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zoom RSS 「エロイカ」(ベートーヴェン)聴き比べ(前編)<PA-013>

<<   作成日時 : 2007/02/12 21:45   >>

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前回の宣言どおり、「エロイカ」についての感想ですが、今後の
方針どおり(笑)、ちょっと短めに感想まとめてみました。
しばらくこの形態でやってみようかなあ。
なんだかんだで長くなったので、前編・後編と分割してみました。

・フルトヴェングラー/ウィーン('44)
 いわゆる「ウラニア盤」
 皮肉にも、ピッチ補正により凄絶さが減退した感はありますが、
 フルトヴェングラーのエロイカの中でも最上の部類であるのは
 変わらないです。
 個人的には'50年盤の次点と考えています。

・フルトヴェングラー/ベルリン('50)
 6/20ライブ
 重厚かつ推進力の強い演奏です。
 うぐいすは知・情・意がうまく絡み合った、フルトヴェングラーの
 ベスト盤と考えます。

・フルトヴェングラー/ベルリン('52)
 12/8ライブ
 かなりの熱演だと思います。しかし、ときどきその情熱が空回
 りしている瞬間を感じてしまいます。完成度で考えると50年盤
 には届かないかなあ。

・フルトヴェングラー/ウィーン('52)
 EMIスタジオ録音。あまりテンポ動かさない、スケール感のある
 演奏。重厚さもある。5番の54年スタジオ録音の様式に近いです。
 うぐいすはその5番は好きですが、それとは違ってこのエロイカは
 あまり魅力を感じないです。どうも緊張感がなくなっているように
 感じてならないのです。世に名高い演奏ではありますが、私には
 この演奏のよさはわからないです(フルトヴェングラーの、上記の
 他の盤とは違うタイプの演奏であり、存在意義はわかるのですが)。

・トスカニーニ/NBC
 リズム感のあるきびきびした演奏。
 しかし、他のトスカニーニによるベートーヴェンと通じるものが
 あり(一本調子・音が硬い)、あまり好みではないですねえ。

・ワルター/コロンビア
 軽い響きのさわやかなエロイカ。小編成のため、音は生々しい。
 テンポはゆっくり目なためスケール感もある。秀演ではあります
 が、刺激があまりないため、聴き進めるうちにちょっとだれてしま
 う感はあります。

・ワルター/シンフォニー・オブ・ジ・エア
 確かに覇気はあるかもしれないです。でも音が薄く、個人的には
 まったく楽しめなかった・・・コロンビア響の方がスケール感が
 ある分、まだまし。
 世評は結構良かったので、期待はずれでした。

さて、こんな感じでまとめてみました。短めに箇条書きにした今回
のやり方もぶつ切り感があり、痛し痒しといったところですね。
でもだらだら書くよりはましかなあ・・・
さて、次回の<PA>は後編です。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
1950.6.20をフルトヴェングラーの英雄ベストと推されますか。確かに良いところはたくさんありますね。
ウラニアやスタジオなど、どのCDで聴かれておられますか?
http://furtoroor.exblog.jp/
orooro
2007/02/14 17:03
コメントありがとうございます。
ウラニアはピッチ補正する前のLPで
WFシリーズ(80年代に出てたもの)、
CDは比較的初期の国内CD(CE28-5746)
です。なので、少々音がこもり気味
です。
最近のフルトヴェングラーは板起し
がブームのようで、いろいろ出てま
すねえ。
スタジオはLP(80年代に出ていたWF
シリーズ) です。
以上のLPは手放してしまったので、
今はカセットテープ(笑)で聴いてます。
板起しにまで手をかける余裕がないの
で静観(放置?)しています。
うぐいす
2007/02/14 23:50
うぐいすさん おはようございます。

今日はこんなところに登場させていただきました。
念願のトスカニーニ(Naxos/28/10/1939)を聴きました。 いろいろ鬱陶しいことが多過ぎる世の中を生きていて、久しぶりに元気を与えられる音楽でした。「英雄」を聴いてこんなに楽しい気持ちになったのは初めてです。

何遍出るねん、ウラニア!を筆頭に私の中では疑心暗鬼を生じていた曲ですが、こんな演奏なら大歓迎です。以前からセルの演奏がいちばん好きだったのですが、役者が違うとはこのことだと感じました。特に終楽章の軽快さはフルトヴェングラー派には目くじらを立てられるでしょうね。もたれず、疲れず毎日聴ける英雄ですね。きっと、うぐいすさんには合わないだろうなあと楽しく思っています(笑)。
ezorisu
2008/10/24 09:42
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

トスカニーニのエロイカは残念ながら1949年盤しか知りません。キビキビはしているものの演奏が硬直化して聴こえて非常に疲れる演奏でした。ご想像の通り楽しい気分にはなれませんでしたよ(笑)。同じキビキビした演奏でも、F.ブッシュの演奏は溌剌としていて好きですねえ。一方、噂では後年の演奏よりも30年代の方が良いとかいうのも聴きますし、曲は違いますが、フィラデルフィア管を振った演奏も良い評判を聞きます。晩年の録音はあのデッドな響きも損をしていたのかもしれませんねえ。しかし、そんな中でもメンデルスゾーンのイタリアやローマ三部作は最高だと思います。未だにベスト演奏だと思っています。

しかしこのエントリー、いろいろと実験的な試みをしていた時期でしたが、もうこんな書き方はできないなあ。題材がもったいなくて(笑)。
うぐいす
2008/10/24 22:55

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