Cla_PA!(クラシックパーキングエリア)

アクセスカウンタ

zoom RSS 「運命」(ベートーヴェン)聴き比べ(前編)<PA-015>

<<   作成日時 : 2007/02/18 23:04   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

さて、またまた日にちがあいてしまいました。
前回エロイカの感想を掲載したので、この勢いでベートーヴェンの
交響曲感想シリーズに突入してみます。
今回はベートーヴェン「運命」の前編です。

・フルトヴェングラー/ベルリン('37)
 推進力はやはり戦後盤よりも大きいです。リズムが生き生きとし
 ていて、なおかつ重厚。'47年盤とくらべるとそこまでの特別な
 緊張感や思い入れはさすがにないですが、重厚さは上。構成・形
 式感も整っています。

・フルトヴェングラー/ベルリン('43)
 録音状態があまりよくないですが、演奏は良いです。'42の第9も
 そうですが、フィルハーモニーザールの残響が凄絶さをあおって
 います。もう少し録音がよければ'37年盤と同等かそれ以上の評
 価してもいいんですが・・・

・フルトヴェングラー/ベルリン('47)
 5/27。戦後の復帰演奏会の2日目の方。
 演奏禁止の解除に伴う、フルトヴェングラーの思いのたけが爆発
 した演奏。
 伸縮自在かつ自然なテンポ、異様なほどの推進力、爆発的な音
 の咆哮。モノラル録音ながらそれを補って余りある程の内容を持っ
 ています。爆演。やはり私にとってはこれがベスト盤。

・フルトヴェングラー/ウィーン('54)
 スタジオ録音。晩年様式の、インテンポを基本とするスケールの
 大きい演奏。音色はきわめて重厚。じっくり身を任せて聴くこと
 のできる名演。
 刺激的でワクワク感を求めるタイプには向かないのではないでし
 ょうか。若者向けではないかも(笑)・・・
 私は結構好き。47年盤の次点です。

・フルトヴェングラー/ベルリン('54)
 晩年ライブのため、'47年盤と'54年スタジオ盤との間に位置しそ
 うな折衷的内容かなあ。

・C.クライバー/ウィーン
 爽快なテンポ・推進力。この人の特色である、音楽がいままさに
 生まれ出でているかのような、まるで即興的にできたフレージン
 グのような歌いまわし。逆に、この演奏からはあまり重厚さは感
 じられないです。軽い。オリジナルズのシリーズになってから、
 ますます音が薄っぺらくなったかも・・・

・E.クライバー/アムステルダム・コンセルトヘボウ
 息子のカルロスはまさにこの人の芸風を引き継いだのだというこ
 とがよくわかります。(上記のような歌いまわしなど)
 ただ、親父さんの方がよりドイツ的な重厚さを持っています。
 それにしても、この当時でこのような演奏をしているのは驚異的。
 あまりこの人が取り上げられないのは、録音が比較的少ないのと、
 同時代人が個性的過ぎて目立たなくなってしまったためかもしれ
 ません。

とりあえず、今回はここまでです。
次回は引き続き「運命」の後編です。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「運命」(ベートーヴェン)聴き比べ(前編)<PA-015> Cla_PA!(クラシックパーキングエリア)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる