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今回はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の話です。 うぐいすは古今東西、数あるヴァイオリン協奏曲の中で、ベートーヴェンとシベリウスのものが一番好きです。 特にベートーヴェンは優美な気品と、どっしりとした構成感をあわせ持ち、他の追随を許さない傑作と思います。 1楽章など特に顕著なわけですが、決して泣きのメロディで魅了したり、奇抜なことをしていたりするわけではなく、むしろメロディやリズムとしては単調で、初めて聴くときはどうにも歯がゆくてピンとこないかもしれません。 というか、実はうぐいすがそうだったわけですが(笑)。初めて聴いたのは確か中学生のころだったかと思いますが、若いころはやはり刺激的な曲が好きだったりしたので、聴いてて結構つらかった記憶があります。 「ダカダカダン、ダン、ダン!」とか「ダカダカダン」の連続で(カタカナで表記してもわかりづらいですねえ)、初めて聴いたときは飽き飽きしてしまったわけです。 しかしなんというか、何回か聴いていると妙に耳に残るのですねえ、あの1楽章の単調なリズムが。 初めて聴いてから数ヶ月後には、FMラジオなどでエアチェックしたものを何種類か聴き比べしてたりしたわけです。 もうあの単調で無骨なリズムから意思の力すら感じるようになってました(笑)。 うぐいすにとっては、まさしく噛めば噛むほど味の出てくるスルメな曲だったわけです。 あらためてどういう曲か考えながら聴いてみたりすると、なかなか不思議な曲です。なんとものんびりした優美な雰囲気があるかと思えば、その曲想はすごく重々しい響きで無骨な趣きもありますし、雄大なスケールの大きさもあります。 すごくシンプルなのですが、一方でなんともつかみどころのない巨大さと意思の強さや優しさが混在しているという感じです。 普通に聴いてるときは別にそんなこと考えて聴いてるわけではないんですが。 上記で、奇抜なことはしていないといいましたが、これだけシンプルでスケール感あるのも、十分奇抜かもしれません。冒頭のティンパニによる開始もなかなか奇抜です。 3楽章あたりになると、もっと自然にリズムにのっていける曲想になりますので、もうちょっと気軽に聴けますね。 カデンツァはやはりクライスラーのものが一番安心して聴けます。 お気に入りな演奏は、何気に定盤なオイストラフ/クリュイタンス/フランス国立管のものです。 オイストラフのヴァイオリンの、たっぷりとした音色やくっきりとした撥音、バックのクリュイタンス/フランス国立管の安定感等、最高の演奏と思います。 他には、ハイフェッツならミュンシュよりもトスカニーニと組んだものが良いです。 以下、印象に残っている演奏について。 スターンはちょっとあっさりしてますね。クレーメルはちょっとカデンツァが斬新なのと、演奏が結構切り込んでくる感じで疲れるかなあ。 パールマンは音色は結構いいんですけど、のんきな感じが随所に感じられるのがどうにも・・・。シゲティははっきり言って普通にはおすすめはできないですが(笑)、ワルターと組んだものは割といいかもしれません。 意外と良かったのがメニューイン/フルトヴェングラーのライブ('47年)ですが、録音が古いのでこれもおすすめはできないですかねえ。 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
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こんにちは、うぐいすさん。 |
ezorisu 2008/01/23 14:50 |
ezorisuさん、こんばんは。 |
うぐいす 2008/01/23 20:38 |
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