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zoom RSS たまには管弦楽作品集(ワーグナー/フルトヴェングラー)

<<   作成日時 : 2007/09/19 00:18   >>

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またワーグナーですが、今回は管弦楽曲集です。
気が向いたので、久しぶりにフルトヴェングラーの話題です。
実は何を隠そう、うぐいすが若い頃は、大層なフルトヴェングラーファンだったのです。これって、フルトヴェングラリアンとでもいうのかなあ?いや、絶対こんな言い回しはしないな(笑)。早口言葉には・・・ならないか。

ファンって言っても、最近よくある、録音状態にもこだわる(板起しというやつですか)ほどマニアックなところまでいってない、薄っぺらいところが、まあうぐいすらしいところでしょうか(笑)。
この盤とこの盤の音質といわれて、実際に聴いてみても違いがよくわからんのですよ・・・

それはそれとして、まあうぐいすも、バカボンのパパの年齢(笑)をちょっと超えてしまったわけですが、今でも、フルトヴェングラーの演奏はベートーヴェン・ブラームスあたりは追随を許さないものがあるなあ、とあいかわらず思います。

しかし、ワーグナーやブルックナーは結構微妙かなあと最近思ってます。
フルトヴェングラーの演奏はその千変万化のテンポや重厚な響き、粘る旋律に魅力があるわけなので、そういう芸風を楽しまなくてはいけないわけですが、たとえばスカラ座のリングあたりは、逆にそういう芸風が、どこかせわしないというか、落ち着きがない感じがしてしまうのです。フラグスタートは凄いですけどね。
まあ、録音状態もあまり良くなくて、聴いててなかなかつらいというのもありますが。

たまに聴く分には結構面白いのですが、頻繁には聴かなくなってしまいました。
逆に、トリスタンとイゾルデ全曲はフルトヴェングラーの、インテンポと重厚な音色を基調とする晩年様式の演奏です。旋律も粘って濃厚な味わいで、非常にすばらしい演奏です。フィルハーモニア管がもっと重厚だと凄かったんですが、まあ、それはないものねだりということで。
(まあ、この演奏でも結構重厚なんですけどね)

つまり、フルトヴェングラーはワーグナーはダメとか言うつもりはなくて、残されている録音によって、うぐいすの好悪の分かれる演奏になっているところが微妙、ということですかね。

脱線しますが、たとえばオペラの中の、とある曲に着目した場合、オペラ全体の流れの中でのOne of Themという位置づけで演奏される場合と、コンサートピースとして演奏される場合では、まるでその位置づけは変わります。
オペラの中では、全体の中でのその音楽が要求されている位置づけを考え、全体を見据えた流れの中で表現されるようバランスも考えて演奏されなければいけませんよね。
一方、コンサートピースで演奏されるものは、取り出されたそのたった数分〜十数分に、自分の思っている解釈を、全精魂をこめて表現しつくすことを要求されます。
つまり、コンサートピースの場合は抜粋された曲だけでひとつのドラマを表現するわけです。

そういう聴き方をすると、フルトヴェングラーのワーグナー全曲オペラは、リングではコンサートピース的なやり方でそれぞれの場面をやってしまってないかなあ、と・・・
逆に、トリスタンではまさに全体を考えたオペラとしての構成を考えたつくりになっているような気がするのです。
考えすぎかなあ・・・

で、なかなか本題に入らないわけですが(笑)、ワーグナーの管弦楽曲集でしたね・・・これは「絶妙」です。

今回取り上げるのは、比較的有名なEMI盤ではなくて、DGから出ているライブの管弦楽曲集です。
なかでもすさまじいのは「ニュルンベルクのマイスタージンガー第1幕への前奏曲」です。
何が凄いって、コーダ!なんというスケールの大きい演奏でしょうか。
それまでも、戦車とか蒸気機関車が突進してくるような、かなり重厚な演奏が展開されるわけですが、最後に向かうに従い、徐々にぐうぅっ〜とテンポを落として、そのままインテンポで堂々と締めくくります。
このテンポ感、まるで大宇宙に投げ出されたような感覚にとらわれます。
惜しむらくは、録音状態がもっと良いと、その感覚がもっと自然に感じられたような気がします。
(大宇宙うんぬんあたりは、うぐいすの脳内補正が入っていると思いますし。)

他、パルジファルの「聖金曜日の不思議」の最初に盛り上がるところの爆発(笑)とか、ジークフリートの葬送行進曲の凄まじさなど、ライブのフルトヴェングラーの凄さを垣間見るような気がします。
うぐいすはこういう管弦楽曲集として聴く場合は、フルトヴェングラーのワーグナー演奏も結構楽しめます。

ちなみに、クナッパーツブッシュのデッカ盤のワーグナー管弦楽曲集も持っているわけですが、これも大好きだったりします(笑)。
ヴォータンの告別と魔の炎の音楽など、感涙ものです。
また機会があったら感想書くかもしれません。
(でも、いろんなブログに語りつくされてる感もありますのでいまさらうぐいすが書くのも微妙ですが)
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