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zoom RSS 弦楽四重奏曲第13番(ショスタコーヴィチ)<PA-049>

<<   作成日時 : 2007/10/13 19:33   >>

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今回は、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲13番です。
この曲はまたまた内省的な方向に戻った曲です。
ちなみに、13番はベートーヴェン四重奏団のヴィオラのボリソフスキーに対して捧げられています。
そのためか、この曲は非常にヴィオラが活躍しますね。

この曲は聴いてるともう、感想なんか書くのがバカらしくなってしまいます。
涅槃の、トンデモない世界に惹き込まれていき、ひたすら曲に身を浸していたくなってしまいます。
これはショスタコーヴィチの四重奏の魅力に惹き込まれた者の特権だとさえ思ってしまいます(笑)。昔の自分がそうだったのですが、この涅槃の世界に入るのにはなかなか敷居が高かったです。
なんて静謐で澄んだ世界なことか!
最後の音の引き伸ばしクレッシェンドが、なんと感動的でしょうか!一緒に我が身を高みに引き上げてくれるかのようです。
・・・なんか、どこかの新興宗教の信者みたいな台詞ですね。
まあ、似たようなものか(笑)。

よく、2部のリズミカルな部分がジャズ風なんていう方もいるようなのですが、うぐいすはあんまりそうは思わなかったですねえ。ジャズはそんなに頻繁には聴かないのでピンとこないだけなのかもしれませんが。
そう言われるとそうも聴こえるかなあ。

さて、演奏についての感想です。
ボロディン(新)ですが、実に素晴らしい!
なんて「イッチャッてる」んでしょうか(笑)!
もう全曲において侘び寂び具合がたまりません。それに録音の響きの良さも相乗効果として働いていると思います。

ボロディン(旧)のは録音のせいもあって、ボロディン(新)よりもさらに冷徹な雰囲気を感じます。
2部の部分なんてノリノリな感じだし、いろいろなところで表現主義的な感じもしますね。これはこれでなかなか魅力的だと思っています。

ただ、13番を聴くためにCDを取り出す時、ボロディン(新)に手が伸びることが多いですね。うぐいすの感覚からすると、ボロディン(旧)のはちょっと刺激的過ぎてしまうきらいがあるのです。どこか、ウェーベルンのような新ウィーン楽派を感じてしまったりします。
気力のあるときはたまに聴きたくなるのですけど、この曲はもうちょっと澄んだ世界に浸らせてほしい感じもするのです。

ベートーヴェンQは、またまた同じ感想になってしまうのですが、本当に暖かくて情熱的です。ボロディン(新)とは違う意味で最高ですね。でも、これも野太い表現がどうも重たく聴こえるときがあるので、いつも聴くとなるとボロディン(新)というのは変わらないですね。
でも前にも述べたとおり、ベートーヴェンQの演奏は8番以降はどれも素直にうぐいすの心に入ってくる演奏で、その音色そのものに心惹かれます。

しかし、この感想シリーズ書いてて思ったのですが、大体にして、ちょっとぜいたくな聴き比べをしているんじゃないかと思ってたりするのです。
上記の3種の聴き比べって、たとえば、相撲の歴代の横綱同士をくらべてその風格とかを論じるとか、長嶋茂雄と王貞治のどちらが素晴らしいのかとか、そんなレベルの話をしてるような気がするわけです。
まあ、ここまで書いてきていまさらそんな事いってもしょうがないんですが(笑)、われながら、ちょっと無茶な比較をし始めたものです。

なんて反省を尻目に、なんと次回は14番の予定となります(笑)。
全曲の感想完結まであと少しです。

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