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zoom RSS 弦楽四重奏曲第2番(ショスタコーヴィチ))<PA-038>

<<   作成日時 : 2007/10/02 20:10   >>

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続いて、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲2番です。
作曲された時期はまさしく戦争中の1944年。それに反して曲は一応長調で、1楽章など明るい曲想ではじまるわけなのですが、この曲もさすがにショスタコーヴィチの作品、やっぱり一筋縄ではいきません。

比較的長めの2楽章は、沈潜とした曲想から始まり、その後錯綜したり、祈るようなメロディが流れ出てきたりと、もう独自の世界ですね。3楽章の不気味なワルツなどや、4楽章の暗かった曲想からいつの間にか明るい曲想になってたかと思うとまた悲劇的な様相に戻ってくるという、その安定しない構成などを聴いているとやはり戦争の影響を感じざるを得ません。
しかし、悲劇的な曲想の一方で、このころの四重奏曲は何かを含んだような、皮肉な視線をあまり感じないです。
4楽章の哀愁漂うロシア風のメロディもなかなかロマンチックだし、その後の悲劇的な曲の閉じ方もあまり刺激的な表現はないので、後味も悪くないですね(笑)。

ボロディン(新)の演奏は相変わらずバランスのとれた、端正な演奏です。
その音響の良さやしっかりした構成感から、うぐいす的にはやはりスタンダードな感じがしますね。最初はこういう演奏から入ると、曲そのものの構成などはわかりやすいと思います。

ボロディン(旧)はボロディン(新)に比べて、その表現が清新な感じがある分、やや悲劇的な色合いは濃いかもしれません。
まあ、要するに表情がある分、曲そのものの特徴がより明確になって劇的になるということなのですが、それがまたこの演奏の特徴でもありますね。
音響的な面をあまり気にしない方なら、曲の本質がわかりやすいのでこの演奏から入るのも良いと思います。

ベートーヴェンQは録音の音がこもっていて、演奏そのものを味わいづらい感じはありますが、彼らの特色はなんとか聴き取れます。
2楽章や4楽章なども、あまり深刻な雰囲気になりすぎず、どこか諭すような優しい響きです。全体としてもそういう雰囲気が漂ってますし、もうちょっと録音が良ければそれがもっと味わえて良いのですが。これは完全に録音で損してますね。
ちょっと他人には薦めづらいですが、好演です。

さて、次回は番号順で3番の予定です。

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