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zoom RSS カザルストリオのシューマン<PA-052>

<<   作成日時 : 2007/10/27 13:14   >>

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久しぶりにカザルストリオのCDを取り出しました。
ちょっとロマン派へ回帰です(笑)。
メンデルスゾーンのピアノトリオを聴くつもりだったのですが、気が変わって普段あまり聴かないカップリングのシューマンの方を聴きました。

この曲、シューマンの精神崩壊の予兆を感じさせる頃に書かれているとのことで、そういう状態が反映されてるなんて話も聞かれます。
確かに1〜3楽章は暗いです(笑)が、まあでも、そんなに精神的に病的な状態がどうのとか、そういう感じには聴こえないですねえ。ましてや、4楽章の明るい曲想を聴いていると、普通にロマンチックな香りの高い曲です。

とはいうものの、暗めの曲想でも華やかな雰囲気のあるピアノ五重奏曲などに比べると、ピアノ三重奏曲はちょっと地味(笑)な感じの曲ではあります。
うぐいすは別に暗い曲だからどうの、というのはないのですが(ショスタコーヴィチ好きですしね)、この曲に関しては、なんとなくロマンチックな曲想がそのまま滔々と流れていってしまうという感じがして、ピンとくるものがなかったのです。

ということで、今までは聴く機会が減っていたのですが、あらためて今回(3、4回くらい)聴いてみて、意外と(笑)いいじゃないかと思い直しました。
1楽章なんて結構情熱的な旋律だし、2楽章もリズムが快活でノリがいいです。3楽章はちょっと暗いですが、なんとも哀愁の漂う旋律で味わい深いです。
4楽章は前までの雰囲気を吹きとばして、秋の陽光を受けて公園を駆け抜けるようなのびのびとした旋律です。
「秋の」というのがミソですが(笑)。シューマンの曲は明るい曲でもどこか重厚なのです。

うぐいすがもっているのは題名のとおり、カザルストリオのものです。メロディの処理の仕方はさすがに古めかしいのですが、それがまた味わいがありますね。ティボーの、ポルタメントは効いていても粋で洒脱な歌、カザルスの奔放さ、コルトーの自在でガラガラと鳴らす豪快さがうまくミックスされて、トリオの醍醐味を味わえます。
カザルスらしきうなり声も聴こえますね(笑)。

カザルストリオって、冷静に考えるとなかなか濃い〜人たちが揃っていて(笑)、個性がぶつかり合って、うまく合わなくなってもおかしくない気がするのですけどねえ。でも、結果としてそのぶつかり合いが曲としてはびっくりするほど成立してしまうのが凄いです。
結構お互いやりたいことやっているように聴こえますが、実はお互いの音を意識しながら自分の表現をうまく出している、好例です。
シューマン:ピアノ三重奏曲(紙)
シューマン:ピアノ三重奏曲(紙)

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