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zoom RSS ショスタコーヴィチ:交響曲第15番<PA-062>

<<   作成日時 : 2007/11/23 18:37   >>

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最近は室内楽を聴いてばかりです。
しかもその曲も、集中的にショスタコーヴィチとバルトークの弦楽四重奏曲ばかりと、かなり偏ってます(笑)。
CDもバルトークの四重奏をハンガリーSQとヴェーグSQ('54)の全集を注文してしまいました。
凛虞さんお薦めのルービンの4番、jsbachさんお薦めのツェートマイヤーの4番はこの3連休中あたりに注文してみようかと。
(できればタートライも。タカーチはもうちょっとあとかな)
なんか、ちょっと一気に買いすぎですかね(笑)。
そろそろベートーヴェンの四重奏あたりに回帰しようと思っているのですが、まだしばらくこの状況は続きそうです。

そんなこんなではあるのですが、まあ本日は3連休中ということもありまして、ちょっと四重奏以外も聴いてみようと思ったのです。
今回はショスタコーヴィチの交響曲です。
(それでもショスタコーヴィチを選んでるのって・・・)

うぐいすはショスタコーヴィチの交響曲は、弦楽四重奏曲と違って偏食気味ですね。
よく聴くのは5・7・10・15番、たまに聴くのは6・9番。それ以外の番号は感心はするのですがめったに聴かないです。
まあ要するに、聴く曲は番号にして半分以下なのです(笑)。

その中でもうぐいすのとくにお気に入りは10番と15番なのですが、今日は15番を聴いています。
13・14番で声楽も取り入れ、構成もなかなか変則的な形だったのですが15番は純粋な器楽のみで4楽章編成に回帰しています。しかしその中身はこれまた特徴的です。
1楽章など、何かおもちゃ箱をひっくり返したような、さまざまな動機が散りばめられているといった風情ですね。目まぐるしく次々と何かを表現しているような、活発なメロディがくるくると現れてきます。さらに2楽章の重い葬送風のメロディ、3楽章の不気味なスケルツォ、そして4楽章の壮重な楽想と続きます。

この曲の特徴はなんと言ってもその思わせぶりな引用の数々でしょうか。
1楽章のウィリアム・テル序曲もそうですが、特に4楽章は引用のオンパレードで、何をいいたいのかいろいろ勘ぐるのには最適な楽章ですね。
ワーグナーの「指環」からの運命の動機や「トリスタンとイゾルデ」、はたまた自作の交響曲第7番「レニングラード」が出てきたかと思うと最後のパーカッション群は交響曲4番からの引用ですね。
特に最後のパーカッションのパートはこの曲の中でもっとも印象的な部分で、いかにも謎めいた雰囲気を残しながら消えていきます。
弦楽四重奏のときの比喩でもときどき使ったのですが、このパーカッションの部分も、賽の河原で子供が石を積んでいるような風情を感じますね。

もっとも、ここに限らずショスタコーヴィチの器楽曲は一般的にパーカッションが特徴的です。グロッケンシュピールやヴィブラフォンもそうですが、うぐいすが特に印象的に感じているのはシロフォン(木琴の1種)ですね。いつもここぞというところで効果的にシロフォンが出てきます。
硬くて乾いた原始的な響きがショスタコーヴィチの曲に良く合うなあ、と思います。

ちなみにこの曲初めて聴いたのは、中学生くらいにFMラジオでだったと思います。
聴き終わったあと「ポカ〜ン」となったのを記憶しています。「あれ?いつの間に終わったの」っていう感じで、変な曲という印象だけでした(笑)。
この曲に再度出会って夢中になったのはムラヴィンスキー/レニングラードのCDを聴いてからですね。
きびきびしたリズム感で他の演奏では感じられなかった緊張感があり、実に冷え冷えとした、冷徹で厳しい表現です。
これを聴いた後だと、他の演奏がヌルく感じてしまいます。

久しぶりに他の交響曲も聴いてみましょうかねえ。

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