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zoom RSS バルトーク:弦楽四重奏全集(その3)〜ヴェーグ四重奏団旧盤('54)〜<PA-075>

<<   作成日時 : 2007/12/22 00:56   >>

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今回はヴェーグ四重奏団の旧盤('54)です。
本当は新盤を買うか迷ったのですが、旧盤の方はこの四重奏団の全盛期の演奏が記録されているそうなので、まずはこっちから買ってみようと思い立ちました。

ネット上では賛否両論で、どんなもんなのかとあまり期待しないで聴いてみたのですが、聴いてみてびっくりしました。腹にずっしりとくる演奏ですね。
斧で木をなぎ倒すような、重厚でダイナミックな切れ味です(笑)。低音が特徴的ですね。

4番の1楽章など、最初こそ幽霊が出そうな(笑)こもった音なのですが、次第にその本領を発揮してきます。全体的に遅めのどっしりとしたテンポで、ここぞと音楽を聴かせる部分になるとテンポを落として、まさしく斧を振りかざして木をなぎ倒すような音の塊を放出してくるのです。

3番のコーダなど圧巻です。遅いテンポでとんでもなく重い音が躍動しています。その表現は、オーケストラでいうならクナッパーツブッシュのようなスケール感を獲得しているんじゃないかとさえ思ってしまいます。
バルトークでこんなタイプの演奏が可能なのかと非常に感心してしまいました。
そうかと思うと、2番の2楽章など、重い響きながらもテンポ設定がなかなか自由奔放です。

この間、タートライ四重奏団の感想を書いたときにハンガリーの血を感じさせるってなんだ?というような話を書きましたが、もしかするとこのヴェーグ四重奏団こそがそういう演奏なのかもしれません。
響きが重くてダイナミック、ある意味泥臭いというか、土の匂いを感じる演奏です。
バーバリズムって、こういうことなのかも・・・
これに比べると、タートライのはもっと洗練されている感じですね。

それにしても、録音状態はあんまり良くないですねえ。音がこもっています。そこが難点なので、人にはあえて他を押しのけてまで薦める演奏ではありませんが、うぐいすは非常に好感が持てて好きな演奏です。

この演奏を聴いたので、新盤('72)にも興味を持ち、買ってしまいました。
次回はその新盤について書いてみようと思います。
B?la Bart?k: Complete String Quartets (The 1954 Mono Cycle)
バルトーク:弦楽四重奏曲全集

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