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zoom RSS メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲1番<PA-072>

<<   作成日時 : 2007/12/16 22:41   >>

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やれやれ、珍しく土曜日は仕事でした。今日もなんとなくいろいろ外出していて、今週末は音楽をゆっくり聴いてませんねえ。
こんなときは久しぶりに軽くロマンチックな曲に手を伸ばしてみます。ということで、メンデルスゾーンの室内楽です。
うぐいすには珍しく、前期ロマン派の曲です。

メンデルスゾーンの曲は有名な曲が多く、どれもこれも美しい旋律で、初めて聴く曲でも大体すぐに引き込まれる類のものばかりです。
しかし、その裏を返すと・・・うぐいすにとっては、どうも取っ付きやすいけど、さめやすい感じなのです。連続して聴いていると飽きてしまうのですよ(苦笑)。
誤解のないよう念を押すと、曲の質が低いとかいうことではないのです。どれも傑作だと思っているのです。
ただ、曲が綺麗過ぎて、一回聴いてしまうとそれで満足してしまうのです。

でも、一日またはそれ以上間を置いてみると、また聴いてみたくなる曲です。
今回取り上げるピアノ三重奏曲もずいぶんと有名な曲で、一貫して非常に綺麗な旋律が次々と現れますね。
どうも、最近はこういう正にクラシックな名曲、みたいなのを聴いてなかったので、久しぶりに聴いたらなかなか新鮮で(笑)楽しめました。
メンデルスゾーンの、メロディメーカーとしての才能が存分に発揮されている名曲です。

今日まず聴いたのはスーク・トリオの'66年録音のものです。
あらためてこの団体の演奏聴いて、音楽のフレーズ表現がすごくうまいなあと感心しました。伸びやかでふくよかな音色で豊かに歌い込んでいきます。
テンポやバランス感覚も素晴らしいし、それでいてしっかり主張もしています。構成的にもしっかりしています。
やはりスークのヴァイオリンが主導権を握っています。その均整の取れた豊かな音色には魅了されますね。
フッフロのチェロはあまり前面に出て主張する感じではありませんが非常にフレーズの歌い方がうまいです。1楽章の冒頭など、控えめな音量で非常に味わい深い歌い方です。全体通してもしっかりアンサンブルを支えています。
パネンカのピアノもさすがにうまいです。技巧的にもすごいですし、フレーズ表現も、特に弱音の表現には舌を巻きます。
同じチェコの団体の、スメタナ四重奏団にも通ずるような、瑞々しく、構成も整った音楽です。まさしくスタンダードな名演です。

続いて、カザルストリオのも聴いてみました。
ほの暗い情熱のほとばしる演奏ですね。まさしく名人芸の領域です。
この曲の情熱的な部分を強調している演奏です。
テンポも自由奔放、チェロのカザルスが結構目立つので、重厚な演奏です。ティボーのヴァイオリンがちょっと引っ込み気味で、コルトーのピアノもガラガラなってるので、その重厚な傾向に輪をかけてますね。力技のような感じで進めてるところもあって(笑)、なかなか劇的ですね。
ただ、こういう曲はちょっとこういう路線だと暑苦しいかも(笑)。

スーク・トリオのはヴァイオリン主導で高音が目立つところもあって、結構清々しいというか、さわやかな雰囲気です。
カザルストリオのはたまに聴く分にはいいかもしれませんが、やっぱりこの曲を聴こうかなあと取り出すのは、大体スークトリオの方です。

さて話は変わりますが、注文しているバルトークの演奏がなかなか届かないですねえ。一通り揃ったら、今まで注文したものとあわせてどこかでバルトークの四重奏特集してみたいと思っていたのですが、なかなか進みません。今の感じだと1月過ぎそうな気配ですね。
もう持ってる演奏からでも軽い感想を書いてみようかなとも思ってもいます。後で書くことがなくなるのがこわいのですけど・・・
もともとそんなに内容のある感想書いてないし(笑)。

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コメント(2件)

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うぐいすさん、こんばんは。
メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番は、古典的な形式美を維持しながらロマンの香り高い、本当に良い曲ですね。私は最近までメンデルスゾーンはそれほど好きな作曲家ではなかったのですが、ヴァイオリン協奏曲とこのピアノ三重奏曲は昔から例外的に好きでいました。
演奏はルービンシュタイン/ハイフェッツ/ピアティゴルスキーとスーク・トリオの2種類を持っていますが、やはり後者で聴くことの方が多いです。スーク・トリオの残した録音の中でも屈指の名演ではないでしょうか。前者は、カザルス・トリオ同様、暑苦しい感があるでしょうね。
アルトゥール
2007/12/17 20:39
アルトゥールさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

スーク・トリオは昔からさまざまなトリオ曲の定番の演奏として取り上げあげられることが多いですよね。確かに、何をやってもスタンダードな名演になっている気がします。
なかでもこのメンデルスゾーンとシューベルト、ベートーヴェン「大公」、ドヴォルザーク「ドゥムキー」は正に屈指の名演とうぐいすは思います。

ルービンシュタイン/ハイフェッツ/ピアティゴルスキーの、いわゆる「百万ドルトリオ」(第2期ですね)の演奏はその昔、友達がビデオを持ってたので見せてもらったことがあります(確か3楽章くらいまで)。でも、ずいぶんと昔のことなのでどんな演奏か詳細は忘れてしまいましたが、結構スマートなスタイルで進めていく感じだったと記憶しています。
ちなみに同じ百万ドルトリオでも、チェロがピアティゴルスキーではなく、フォイアマンと組んだベートーヴェンの「大公」は、カザルス・トリオ、スーク・トリオと並ぶ最高の名演ですね。
うぐいす
2007/12/17 21:18

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