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zoom RSS クレンペラーのシューマン「春」<PA-081>

<<   作成日時 : 2008/01/07 21:59   >>

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さて、今回はこのブログには「非常に」珍しく、シューマンの交響曲第1番「春」です。
本ブログも開設して1年たちまして、つくづく最近思うことは、ホントにこのブログ、取り上げる曲とジャンルが偏っていますね(笑)。もともとベートーヴェンとワーグナーは好きだったのですが、ここまでバルトークとショスタコーヴィチの、しかも室内楽にはまってしまうとは思いも寄りませんでした。
そんな中で、この曲を取り上げるのはちょっと異色とすら思えますね(笑)。

実はこの曲、大学時代に所属していたオーケストラのサークルで演奏したことがあるのですが、オーケストレーションがちょっと変わっていて、本来表に出てくるべき旋律線が伴奏に埋もれやすくなってしまったり、ずいぶんと苦労した記憶があります。
ちなみにこのとき、練習のときだけ指揮してまとめるトレーナーなるものも任されてしまってまして、非常に拙いまとめ方だったため、団員から罵倒される毎日でした(苦笑)。
はっきり言って、この曲にはいい思い出がまったくないのです!(笑)

といいつつ、なんで今回取り上げたかというと、このときコンマスやっていた同級生が昨年、転勤の餞別にくれたCDが目に入りまして・・・
それが、この曲の、クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア盤('66)だったのです。
なんとなく懐かしく思ってしまったので聴いてみたのです。

まあいやなこともありましたが、妙にあの頃の、演奏に夢中になっていた心境もよみがえって来まして、悪くもなかったよなあ、と思えるようにもなってます。
就職してから経験した数々の苦労と比べれば、学生時代につらいと感じたことなど、やはりたいしたことなかったのかもしれませんねえ。
過ぎたことなので言えることかもしれませんが(笑)。

しかしこのクレンペラー盤、あらためて聴いてみると、なかなかの名演です。じっくりと腰を落ち着けて丁寧にフレーズを歌い上げていきます。バーンスタイン/ウィーン盤のような派手さもなく、クーベリック/バイエルン盤のようなさわやかで手堅くまとめている感じでもないのですが、非常に味わい深いです。
なんというか、安心して曲そのものに浸れるような感じなのです。

クレンペラーの指揮はそのスケール感が、時にはやりすぎに聴こえてだれてしまうときもあるのですが(チャイコフスキーの悲愴など)、このシューマンはこの路線がぴったりハマっています。

実はうぐいすはシューマンの交響曲、圧倒的に4番が好みで、この曲はあまり好きではないのです(笑)。しかし、このクレンペラーの演奏なら、たまに聴いてもいいかなあ、という気にさせてくれます。
シューマン:交響曲第1番「春」&第2番
シューマン:交響曲第1番「春」&第2番

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シューマンの交響曲第1番変ロ長調「春」 クレンペラー/ニュー・フィルハーモニア管
立春です。 1月が記録的な暖冬であったので、2月初旬の寒さの方が厳しいです。「春」という感じがしませんが、確実に陽光は春めいてます。 ジョギングで浴びた朝の陽射しの強さは、日焼けしそうな眩しさ。春です。 ...続きを見る
クラシック音楽のひとりごと
2008/01/08 07:55

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。
うぐいすさんは、「春」を演奏された経験があるんですね。楽器が出来る人、羨ましいです。すごいです。
僕はバルトークもショスタコーヴィチも殆ど聴かないんですが、シューマンの交響曲は大好きです。特にこの「春」は好みです。クレンペラーの重厚な演奏、エエですね。
mozart1889
2008/01/08 07:58
うぐいすさま お早うございます。

シューマンの『春』を演奏されたことがあるんですね、私も一度だけ演奏したことがあります。

大学時代にオケストラに入っていましたが、私の入っていた団体は、入っているからといって、演奏会に出演できるかどうかは分からないという素晴らしい(?)不文律で運営されていました。出番がなくても出席を強要されるんですから、今思い出しても、凄い団体でした。今、どうなっているのか、全く知りませんが、爆〜。

シューマンのシンフォニーは、セル・クリーヴランド、それにマエストロ・トスカニーニの演奏しか持っていません。意外にシンフォニーは聴かないからかもしれませんが〜。
クレンペラーのシューマン、聴いたことがありません、爆〜。『大地の歌』は購入したのですが、私には良さがあまり分かりませんでした。ブルックナーの6番も、う〜〜んと唸ってしまって、最後まで聴いていません、爆〜。
グルックの序曲、フンパーディンクの序曲は良いなって思ったんですが〜。
もう少し聴いていかないと、良さが分からないのかもしれません。

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
2008/01/08 08:05
mozart1889さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

楽器の方は最近ご無沙汰で腕も廃れてしまい、ちっともすごくなかったりします(笑)。でも、一時期だけでも実際に楽器を弾いていたことが曲の鑑賞にも役立つときがあって、なかなかいい経験だったと思います。

最近はシューマンでも室内楽の方をよく聴くのですが、たまに管弦楽曲を聴くと、その重厚さにひきこまれてしまいますね(大体聴くのは4番の方だったりするのですが)。このクレンペラーの「春」のCDを聴いてからこの曲に対する印象が変わりまして、けっこう悪くないなあ、と思えるようになりました。
うぐいす
2008/01/08 20:30
rudolf2006さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

セルとトスカニーニですか。どちらもキビキビしたリズムに特徴のある演奏ですよね!クレンペラーの演奏はそれらのどれとも対極にある、重厚でスケール感がある演奏です。でも、クナッパーツブッシュのような巨大さを感じさせるというよりは、もうちょっと自然体でオーケストラにテンポを任せるような風情もありますね。ただ、曲によってはちょっととっつきにくいものもあります。クレンペラーのマーラーはドロドロではなく結構淡々と進めていくところがあるので、確かにピンと来ない感じもありますね。
ただ、部分的に突然、天才的な音楽をかもし出すときもあります。「復活」の4楽章の素晴らしさ、5楽章冒頭の恐ろしいほどの巨大なスケール感は他の演奏では聴いたことがありません。でも、他の楽章はうぐいすはあまり好みでないのですが(笑)。
うぐいす
2008/01/08 20:57

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