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zoom RSS ハイドン・ルネサンス(1)弦楽四重奏曲第79番「ラルゴ」<PA-112>

<<   作成日時 : 2008/03/30 19:39   >>

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さて、凛虞さん主催の「ハイドンのカルテットの日」およびrudolf2006さん主催の「ヨーゼフ・ハイドン」にエントリーです。
本番は明日ですので、本日は前夜祭(笑)です。
この機会に、以前ブログで思いついた、弦楽四重奏のシリーズを連続エントリーしてみようと思い立ちました。
題して「ハイドン・ルネサンス」シリーズです。

というのは、実はハイドンはいろいろ文章を書き溜めてまして、どれかひとつだけエントリー、というのももったいない気がしてきまして(笑)、これから4回連続(4日連続)でハイドンの四重奏についての感想をエントリーしてみようと思います。
今回は発端ということで、またそのうち続編も書くかもしれませんが、まあそれはまた気が向いたらということで(笑)。

その先頭バッター、本番の「前夜祭」を飾る候補としていろいろ考えたのですが、個人的に一番思い入れのある曲を選んでみました。
弦楽四重奏曲第79番です。この曲、「ラルゴ」の副題で呼ばれるときもありますね。

以前書いたのですが、この曲は息子が生まれた早朝に、車で高速に乗って実家に帰ってるときに聴いていた曲のひとつです。
車に乗って最初に流れてきた曲がこれなので、持ってる曲の中で個人的に「一番」印象に残ってるのがこの曲なのです。
実はそれまでこの曲は聴いたことがなくて、その車の中で聴いたのが初めてだったのです。すっかり聴き惚れてしまった記憶があります。

ネーミングの由来は、2楽章「ラルゴ」があまりにも美しいため、曲全体のニックネームになったそうです。
しかしなあ、2楽章確かにいいのですが・・・うぐいすは1楽章と3楽章が一番好きなのですよ。快活な4楽章も好きです。
この曲はどうにも、個人的な感情が大きくてですね〜、なんかメデタイ雰囲気の感情が沸き起こってくるのですよ(苦笑)。

1楽章なんて、やわらかい日差しが差し込んでくる部屋の中で、優しくゆりかごに揺られてるような雰囲気を感じたりするのです。
もっとも、実際に息子が生まれた朝の日は、突き刺すような朝日に向かって高速で突っ走ってる中で聴いてたわけですが(笑)。
でも、そういう思い入れがなかったとしても、何か物事の出発点というか、明るい前途を願ってしまうような、非常に希望を感じてしまう曲想だとも思うのですが、どうなんでしょうねえ?

2楽章は全曲の中で最も長い楽章ですね。ひたすら美しくやわらかい音楽です。たぶん、この曲自分で演奏しても全然音楽にならないんじゃないかと思います。学生時代に弾く機会はなかったのですが、音をさらうのは難しくなさそうです。でも、人に聴かせるようなものには到底できなさそうです。

3楽章冒頭のおおらかな旋律もまたいいですねえ。心の底からウキウキした気分になってしまいます。中間部は少々物悲しい感じではありますが、また喜ばしい冒頭の曲想に戻るという、そのコントラストがすごく効果的に作られてます。

4楽章はとにかく明るくて勢いがあります。
それまでの楽章と違ってかなり動的な曲で、全体を締めくくるのに相応しい内容になっていると思います。

聴くときに取り出す演奏は大体、ウィーン・コンツェルトハウスQのものです。ちなみに、車の中で聴いてたのもこれです。
(このCDの一番最初にこの曲が入っているのです)
曲想にあった暖かい感じと同時に相変わらずしっとりとしたロマン的な要素も入ってますね。
他の団体を聴いた後だとちょっとくどい感じもしますけどね(笑)。

うぐいすはこの曲、「エルデーディ」の中で思い入れは一番あるんですが、どうにも特別すぎてあんまり聴いてないような気がします(苦笑)。むしろ以前から知っていて好きだった「五度」とかの方がコンツェルトハウスQの演奏の中で一番よく聴くという皮肉な結果に(笑)。
まあ、特別な演奏はそれなりに大切に聴くのもいいんじゃないかと思ってます。

さあて、次回は3/31の「本番」です。題材は・・・内緒です。
ヒントは「古楽器」です。って、全然ヒントじゃね〜(笑)。
ハイドン:弦楽四重奏曲集(3)
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コメント(4件)

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うぐいすさん、こんばんは!
前夜祭は、まさにそれに相応しい選曲ですね!うぐいすさんが仰るように、やはりこの曲には「物事の(終わりと)出発点」を想起させるようなものがあると思います。(それ故に、私もこの企画の「お知らせ」に同曲を選んだのかもしれませんw!?)
ところで、「ラルゴ」第2楽章には「mesto(悲しげに)」の表記がありますが、バルトークの第6番とはだいぶ異なりますね(爆)。
それでは、明日の本番、第3夜、第4夜も楽しみにしています!(私はどうも明後日が本番になりそうです… (゚∀゚;
凛虞
2008/03/30 20:55
うぐいすさま こんばんは

ハイドンの曲はどれをとっても、良い曲ばかりで選択に困ってしまいます。
「ラルゴ」はエルデェーディの中の一曲なんですね、Wikipediaで調べました。ブダペストのものを持っていたので、今聴きながら、コメントを書いています。
確かに、2楽章は難しそうですね、何が難しいって、白玉を上手く演奏することほど難しいものがありませんから〜。
そうそう、息子さんのご誕生のときのお話し、このブログで聞かせていただいたように思います。
吉田秀和さんが「ひばり」について書いた文章で、真善美を備えているといった内容を書かれていました、なるほどな、そんな風に言えるかもしれないと思ってしまいました。というか「真善美」という言葉をこの頃読むことがなかったので、新鮮でした。とりとめもないことを書いてしまいました。

ミ(`w´)彡 

rudolf2006
2008/03/30 22:04
凛虞さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

凛虞さんも「ラルゴ」取り上げられてましたし、どうしようかとも思いましたが、まあなにがしか被るのはもうやむなし、と開き直りまして、書き溜めたものを吐き出そうと決心しました。4回中、今回含めて3回は多分、他の方と被ってますね。しかし、明日の本番はなかなか取り上げづらい曲じゃないかと思ってるのですが、さていかに?というところですね(笑)。

ハイドンの「ラルゴ」は聴いててホントに和んでしまいます。実はこの前夜祭はエルデーディから選ぼうとは考えてましたが、「日の出」とどちらを取り上げようかと迷ってたのです。結局思い入れの強い方を選んでみました。1,3楽章が顕著なのですが、明るい希望を感じさせる曲想が好きです。

しかしなるほど、おっしゃるとおり、物事の「終わり」も想起させるものがあるかもしれませんね。卒業式とかで流されると結構涙ものかもしれません(笑)。
うぐいす
2008/03/30 22:35
rudolf2006さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

2楽章はホントに、まともに弾ける自身がないですねえ。弓のホンのちょっとした力加減とスピードでまるで抑揚が変わりますし、腕の運動をフレーズとしての呼吸にうまく変換するのが非常にしんどいです・・・ていうか、そもそも頭の中にどうしたいかわかってないと、腕にも伝えられないわけで(苦笑)。ムズカシ〜!

「真・善・美」ですか。人間が生きていくうえでの大事なものでしたっけ?こりゃまたムズカシ〜(笑)。ギリシャ哲学あたりから言われ続けてるこの言葉、人により解釈も様々ですよね〜。
ハイドンって確かに、ある意味、知・情・意のどれにも偏らず、絶妙なバランスが整った曲と思いますね。
うぐいす
2008/03/30 23:08

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