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zoom RSS シューベルトの弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」<PA-104>

<<   作成日時 : 2008/03/06 21:07   >>

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今回はシューベルトの弦楽四重奏です。
ちと地味めに(笑)、13番「ロザムンデ」です。

シューベルトの四重奏というと、うぐいすは圧倒的に14番「死と乙女」が有名、という印象があります。
まあ、自分が割りと好きだから、というのもあるんですが(笑)。
一方、今回取り上げる13番「ロザムンデ」は、いつも14番「死と乙女」にひっついているオマケみたいな感じでカップリングされていまして、どうにも影に隠れてしまっているような感があります。
「死と乙女」、テーマも曲の構成もやっぱり劇的ですし、日本人の心をくすぐる様な暗めで激情的な曲想で、聴き栄えがしますからねえ。

「ロザムンデ」はというと、確かにうぐいすも「死と乙女」を凌ぐほど好きかというと、さすがにそういう訳ではないかなあと。
でも、なんとなく、気になってしまう曲なのですよ。
なんというのでしょうか、「死と乙女」がまわりから一際目立つエキセントリックで美人な娘とすると、「ロザムンデ」はその傍に一緒にいる、地味でおとなしいけど清楚で品のよい娘みたいな感じというのでしょうか(爆笑)。

「ロザムンデ」の方は、聴いていると結構落ち着くのですよ。
楽しいのは14番の方かもしれませんが、でもいつも一緒にいるなら13番の感じのような娘がいいかなあと。
あれ?そう考えるとこの曲、結構好きかも(笑)。
最近「死と乙女」より「ロザムンデ」の方をよく聴きますし。
今だけかな?(笑)

曲については今更説明する必要もないと思うのですが、とにかく歌謡性に富んでいますね。構成的な面白さを楽しむというよりも、旋律の歌い回しを楽しむ感じですかね。
いわゆる「ロザムンデ」の劇音楽を使っているのは2楽章なんですけど、それよりも1楽章や3楽章の歌謡性が目立ってますね。
1楽章は歌曲「糸を紡ぐグレートヒェン」、3楽章は歌曲「ギリシャの神々」に基づいているらしいです。
ここら辺の楽章などは、この歌曲の旋律をひきたてて、ひたすら抒情的に曲が進行していきます。
全楽章、ホントに始まりから最後まで、シューベルトの歌曲そのものを聴いているような感じです。

1楽章は冒頭どこかで聴いたような感じなんですが・・・ブルックナーの4番か6番あたりに、似たような進行がなかったかな・・・
まあそれはともかく、しっとりとした哀感の漂う旋律です。
2楽章はちょっと暖かくて明るめの、ほっとする楽想です。
3楽章に入ると再び、少女がほの暗い雰囲気の舞踊を踊っているような哀愁がありますね。
4楽章は少し楽しげな旋律になります。あまり騒ぎ立てることもなく、儚げな笑顔を浮かべる清楚な少女のような趣すらあります。
全体通して、なんとも触れるとこわれそうな、もろくて儚い少女のような曲ですね。

うぐいすが聴いている演奏はアルバン・ベルクQとウィーン・コンツェルトハウスQのものです。
さすがに、この曲の場合はウィーン・コンツェルトハウスQのはもたれる感じがしますねえ。あんまりロマンチックにやりすぎちゃうとのめり込めないんですよ。
意外とこういう曲はクールに弾いた演奏でないとダメなんじゃないかと思うのです。

そういう意味では、意外とアルバン・ベルクQのはいいです。強奏するときに「ドーン」とくるのはちょっと興醒めなのですが(笑)、しっとりと聴かせる所はなかなかクールで良いです。
ホントは、アルバン・ベルクQの演奏から「ドーン」とくるのを差っ引いた演奏が良いのですが(笑)。なんか他にも演奏欲しくなってきたぞ(笑)・・・

考えてみたら、うぐいすのブログでシューベルトの弦楽四重奏を取り上げるのは初めてですね。初っ端が「ロザムンデ」か・・・
やっぱり、意外とこの曲好きだったのかも(笑)。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさん、こんばんは!
女性では断然、清楚でそこはかとない翳のある吉永小百合タイプが好みですが(爆)、第13番はどうしてもつかみどころがなくて困惑していました。
しかし、第1楽章冒頭をブルックナー(第6番ですよね)の音階進行に擬似された表現にはハッとしました。今度は中欧の田園風景に触れるような思いで聞いてみます。(ウィーンもリンツも行ったことがありませんが(爆)。)
リクエストにお答えいただきまして、有り難うございますm(_ _)m
凛虞
2008/03/06 21:35
凛虞さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

13番は確かにつかみどころがないですよね〜。なんというか曲の構成が歌そのものというか、滔々と流れていってしまう感じがあります。なので、その流れに身を任せる感じで聴いてます。

1楽章の冒頭、やはり6番でしたか。最近ブルックナーの交響曲も聴いてなくてどの曲かすぐにでてこなかったのですよ(4番の4楽章のノヴァーク版も似たような感じの記憶があったので・・・)。

全然関係ないですが、13,4年ほど前に夫婦でハンガリーのパック旅行を申し込んだことがあったのですが、応募者が集まらずに見事にオジャンになりました(苦笑)。時期をわざわざずらしたのが敗因だったかも。ということでうぐいすも中欧には行った事ないのです。ひたすら写真を見て思いを巡らせてます(笑)。
うぐいす
2008/03/06 22:39
うぐいすさま お早うございます
変な時間に起き上がっています、爆〜

シュベルトの「ロザムンデ」
私は苦手でした、実を言うと〜
ブログにも書いたかもしれません
と、思いながら
今朝は、シネ・ノミネの演奏を小さな音で聴いていて、何とはなしに、スッと入ってくるんですよ。何なんでしょうね〜 
音楽もどんな気分でどんな時間に聴くかで、こうも変わるのかなって思ったりもします。

ハンガリー旅行、残念でしたね
ヴィーンからハンガリーは近いですよね
ヴィーンのハウプト・バーンホフには、ブダペスト行きの列車も来ていますよね、大昔の旅行でのことを思い出しました。
ヴィーンは旅行者には良い街ですよね〜

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
2008/03/07 03:24
うぐいすさん、こんにちは。

シューベルトのロザムンデは以前東京Qとアルバン・ベルクQを持っていました。意外と…と言うと失礼かもしれませんが前者が良かった覚えがあります。うぐいすさんが言われるように、シューベルトにはかけがえのない歌心があって、旋律の随所に現れて来ますね。

ところで、以下前回の補足なのですが…
自宅の棚を探したところ、古いCDでハイドシェックのモーツァルトピアノ協奏曲25番と27番がありました。オケはパリコンサーヴァトーレ〜・指揮はヴァンデルノートです。久しぶりに聴いてみたのですが、フランス風のエスプリ感あふれた非常に美しい演奏です。
特に25番がオケも溌剌としていて良いと思います。
ハイドシェックもフランソワもツボにはまったときの演奏はすばらしいの一言ですね。
ezorisu
2008/03/07 10:31
rudolf2006さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

rudolf2006さんのブログは、ほぼ毎日拝見させていただいてるので、ロザムンデのエントリーも読ませていただいてました。この曲やっぱり歌謡性に偏った感がありますし、人によって好悪もはっきり分かれてしまうんでしょうかねえ。一方、聴くときの気分によっても違うというのも納得です。そもそも、うぐいすもシューベルトはそんなに聴く方ではなかったはずなのですが(笑)、なんとなく無性に聴いてみたくなるときがありますね。

しかしrudolf2006さん、ヨーロッパにも行かれていたとは!ご旅行もいろいろなご体験がありそうですねえ。今年の沖縄旅行も楽しいことがいっぱいあるといいですね!
うぐいす
2008/03/07 21:19
ezorisuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

東京Qはその評判に反して、うぐいすはあんまり聴いてない団体ですね。原田幸一郎からピーター・ウンジャンに変わった頃(って古いですね〜)からあんまり聴かなくなっていました。あれからまたいろいろとメンバー変わってるみたいですが、東京カルテットの全盛期って、今思うと実はウンジャンの時代なんですかね。東京カルテットもぼちぼち聴いてみようかなあと思い始めてます。
うぐいす
2008/03/07 21:32

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