Cla_PA!(クラシックパーキングエリア)

アクセスカウンタ

zoom RSS もう春ですねえ:ラヴェルの「マ・メール・ロワ」<PA-107>

<<   作成日時 : 2008/03/16 20:57   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

昨日と今日はホントに暖かい、いい感じの日です。
外はポカポカ陽気で、だんだん草木や花の匂いがしてきました。
今日は、こんな春を感じさせる日にボーッとできる、幻想的な曲を聴いてみようかと思いました。
ということで、今回はラヴェルの「マ・メール・ロワ」です。
うぐいすのブログの中では、ちょっと一風変わった曲ですかね。
でも、ラヴェルも結構好きなんですよ。

ラヴェルは一生涯独身でしたが、子供は好きだったようです。
でまあ、最初は彼の友人の子供のためにピアノ連弾の曲を作曲し、それを管弦楽組曲版、さらにはバレエ版へと編曲していったのがこの「マ・メール・ロワ」です。
ちなみに、ピアノ連弾曲は友人の子供には難しすぎて弾けなかったというオチがついてますが(笑)。
(ラヴェルとしてはなるべく簡単に書いたようなのですがねえ)

うぐいすも含めて一般的によく聴かれているのは、最後のバレエ版かと思います。
構成は下記のとおりです。

・前奏曲
・第1場 紡車の踊りと情景
・第2場 眠れる森の美女のパヴァーヌ
(間奏)
・第3場 美女と野獣の対話
(間奏)
・第4場 親指小僧
(間奏)
・第5場 パゴダの女王レドロネット
(間奏)
・終曲 妖精の園

上記の中でうぐいすが一番好きなのは「親指小僧」なのです。
イングリッシュホルンなどの木管が抒情的な旋律を奏で、弦楽器がとても切ない感じで盛り上げる、非常に幻想的な曲なのですが、これがとっても好きなのですよ〜!
この手の音楽にすごく弱いのです。
もとになっている話とくらべて音楽が非常に抒情的でロマンチックになりすぎてるきらいがないでもないですが(笑)。

ちなみに、この中に、鳥の鳴き声に模した表現が出てきます。
スコアを片手に聴いてたとき、最初の鳴き声、高音で3音鳴るところがあるのですが、ここを弦楽器で奏でているというのを知ってびっくりした記憶があります。
それまでてっきり管楽器だとばかり思い込んでましたが、確かにグリッサンド使えばそういう音にできるか・・・と妙に納得してしまいました。

次に好きなのは、「パゴダの女王レドロネット」です。
中国風な音楽ですね。このお話の内容はともかく(笑)、音楽は非常にカラフルで陽気でかわいらしく、親しみやすくていいですね。

全曲通してカラフルで抒情的、非常に美しいメルヘンチックな要素満載の曲です。

うぐいすが持っているのはクリュイタンス/パリ音楽院o.と、モントゥー/ロンドン響の演奏です。
モントゥーのも好きなんですが、よく聴くのはクリュイタンス盤です。
なんでかというと、やはりパリ音楽院o.の音色、特に木管の魅力です。

パリ音楽院o.の木管の音色は独特ですね。ラテン系のカラッと明るく軽い音色の中に、なんともいえないボヤっとした色気というか、情緒みたいなものも感じさせる魅力的な音です。正に「エスプリ」というやつですね。
この演奏でうぐいすが特に好きなのは、イングリッシュホルンの音色でして。パリ音楽院o.のイングリッシュホルンって、カラッとしつつなんとも言えない柔らかで官能的な響きです。

この曲聴きながら、窓から入ってくる春の風を楽しんでました。
暦の上ではもう春ですし、今日散歩していたら、街の桜で花が咲き始めた木をみつけました。
本格的な春はもう、目の前ですね。今年も花見が楽しみです。
ラヴェル:「マ・メール・ロア」全曲、他
ラヴェル:マ・メール・ロア全曲、他

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま こんばんは

春が近づいてきている予感がしますね〜
ラヴェル、好きですが、めったに聴きませんね、無性にピアノコンチェルト、左手のためのコンチェルトを聴きたくなるときもありますが〜。

クリュイタンス・パリ音楽院の演奏、私も持っています。あの頃のフランスはまだまだフランス式の楽器を使っていましたから、独特の響きがしますよね。バソン、本当の意味でのフレンチ・ホルン(今は絶滅しています)の甘い音色が、ラヴェルにぴったりですね〜。

最近、そういえば、ラヴェルを買ったなってCDを探しました。マルティノンがシカゴを振って録音したラヴェル集の「マ・メール・ロワ」を聴いています。鳥の声、弦楽器のハーモニックスですね〜。

今さっき、NHKの教育をつけたら、偶然、アンナ・トモワ・シントウさんが、シュトラウスの「4つの最後の歌」を歌っておられるのを見ました。私が握手をしてもらったのは、もう30年以上前、爆〜、老けておられるのは、当然ですよね、私も老けているんでしょうが、爆〜

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
2008/03/16 21:38
rudolf2006さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

考えてみたら、フランスのオケですし、イングリッシュホルンというよりも、コーラングレといった方がいいのですかね。バソンの音色も確かに独特ですよね〜。鳥の声はグリッサンドとハーモニクスの合わせ技でしたっけ。ラヴェルの曲は色彩的なだけに、それだけ技術的にもいろいろ工夫していて、スコアをめくってるとなかなか面白かったです。(ちなみに、スコアは引越しの際に破棄してしまいましたので、今手元にないんですよ・・・)

アンナ・トモワ・シントウといえば、カラヤンの第9やオペラによく出られてましたね。そのイメージが強いので、いつまでも若いイメージがあるのですが、カラヤンが死んで20年弱ですから、老いるはずですよね。気がついたら若い頃知っていた演奏家もだんだんいなくなってます。当たり前のことなのですが、寂しい気もしますね。
うぐいす
2008/03/16 22:48

コメントする help

ニックネーム
本 文
もう春ですねえ:ラヴェルの「マ・メール・ロワ」<PA-107> Cla_PA!(クラシックパーキングエリア)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる