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さて、ハイドン・ルネサンスも3回目です! 今回はハイドンのロシア四重奏曲から一番好きな曲、第37番です。 10年位前に書かれた太陽四重奏曲と比較すると、メロディの展開などが華やかになっていて、聴き応えは出てきていますね。 物の本によると、ハイドン曰く「全く新しい特別な方法で作曲された」とアピールしてるようですが、でもどこがどう新しいかというのはいろいろ読んでも結局よくわからなかったです。 「一種の宣伝文句だったようだ」という解釈をしている学者もいるようです。 また、ロシア四重奏は、前の太陽四重奏のような対位法による構成的にカチッとしたつくりから、和声的に少し自由なのびのびとした雰囲気に変化してきているという話もあります。その分、曲に華やぎが出ているのかなあ、という気はしますね。 そういう意味ではロシア四重奏の方が太陽四重奏よりもとっつきやすいところがあるかもしれません(うぐいすは太陽の方が好きなんですが)。 ちなみにこの曲集は、モーツァルトが「ハイドン・セット」を書くきっかけになった、というエピソードでも有名です。 モーツァルトの特性にも関係あるでしょうが、「ハイドン・セット」が自由闊達で伸びやかな性格なのも、この「ロシア四重奏」があってこそだったかもしれません。気のせいか、今回取り上げる37番の冒頭とかを聴いていると、モーツァルトの14番や18番とか、ハイドン・セットの雰囲気を思い出してしまいます。 旋律が似ているわけではないです。ハイドンのこの曲自体は実にクラシカルというか、彼特有の純粋な美しさがあって、なかなかに個性的な曲なんですが、雰囲気になんとなく同じようなものを感じてしまう瞬間があるのです。 さてロシア四重奏ですが、うぐいすは特にこの37番が好きなのです。 このロシア四重奏には「冗談」「鳥」等、有名な曲が他にもあるわけで、やっぱりこれらニックネーム付の曲の方が知名度的には上かもしれませんね。 うぐいすはこの37番、曲が短調だからというのもあるのですが(笑)、なかなか潤いのある瑞々しい曲想で好きなのです。ハイドンの場合、ニックネームの有無は曲の優劣にはあまり関係ないですね。 1楽章は明るく人懐こい感じもありますが、憂いも含んだ情感溢れる楽章です。2楽章などは少しロマンチックな雰囲気もありますね。 3楽章は落ち着いた雰囲気の曲ですが、続く4楽章で暗めで勢いのある、少し劇的な感じで閉められます。 うぐいすの持っている演奏はヴェラー四重奏団のものです。 この団体、実際の活動期間は短かったため残された演奏は数少ないです。このなかなか瑞々しく水が滴るような情感のこもった演奏を聴いていると、もっといろいろと聴いてみたかったという思いを持ってしまいます。このロシア四重奏は貴重な録音ですね。 その表現はウィーン・コンツェルトハウス四重奏団の路線でそこから「泣き」の歌が抜けて(笑)バランスの良い演奏になっているといった感じでしょうかねえ。 いやあしかしもったいない!指揮に転向してしまい、この四重奏団も解散。その後ヴェラーは指揮者としてのキャリアを積み、それなりに指揮者としても実績を認められているようです。 でもなあ・・・あくまで個人的な印象ですが、ヴァイオリン弾いていた方が歴史に残る人になってたような気がするんですけどねえ。 まあ、こればっかりは、本人の意向の問題ですからね。 そういえばブリュッヘンもリコーダーがいやになって指揮に転向してますね(こちらは指揮者としても大成したかなあとうぐいすは思いますが)。 一流の腕前持っていても、本人がその気がなくなってしまえばそれまでですからねえ。 次回でとりあえずハイドン・ルネサンスの弦楽四重奏シリーズは一旦終了です。作曲年代がグッと遡ります・・・一旦やめようかと思っていた曲ですが、やはりエントリーします! |
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うぐいすさん、こんばんは! |
凛虞 2008/04/01 21:29 |
凛虞さん、こんばんは。 |
うぐいす 2008/04/01 22:49 |
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rudolf2006 2008/04/01 23:05 |
rudolf2006さん、こんばんは。 |
うぐいす 2008/04/02 00:07 |
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