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zoom RSS 元気の出るモーツァルト!ハイフェッツの「トルコ風」<PA-117>

<<   作成日時 : 2008/04/06 12:00   >>

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苦手といいつつ(笑)、またまたモーツァルトです。
といってもちょっと異色の演奏かもしれません。
ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」、ハイフェッツの演奏です。オーケストラは「室内管弦楽団」とあります。
おそらくこの頃によくあった、録音用に集めた団体なのでしょう。1963年のロサンゼルスでの録音です。

この演奏、一般的にはあんまりいい評判は聞かないですね。
うぐいすの知る限りでは、ハイフェッツ好きな方でも評価が分かれるような感じです。
この演奏、いわゆるモーツァルト的なやわらかく優美な音楽ではないです。ハイフェッツの音も線が細いですし、むしろ全体としては軍隊の行進曲のようなキビキビとした推進力を持った斬新な演奏です。
あまり一般的に受け入れられてないのは、まあ当然かもしれません。

しか〜し!
うぐいすはモーツァルトの「トルコ風」といったら、この演奏しか考えられないのです。

実はうぐいすは昔、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲はあんまり好きという訳でもなかったのです。
聴いていて心地は良いかもしれませんが、なんというか、大体どの演奏者のものを聴いてもなんとなくぬるいというか、退屈になってしまうものばかりだったのです。

そんな学生時代のあるときに、ハイフェッツ好きな先輩にこの演奏を聴かされまして、非常に度肝を抜かされたのです。
なんて胸を張った勇ましく雄弁な演奏なことか!
その清新で瑞々しいスピード感・強靭なリズム感。
ハイフェッツをはじめ、バックもそのキビキビとしたアクセントが魅力的です。
おそらくハイフェッツがオケの指揮も行っていると思うのですが、音楽の解釈に対する同質性はかなり高いです。

1楽章、冒頭から目が覚めるようなすごいアクセントです。
元気ハツラツ、颯爽と音楽が進んでいきます。最後、ハイフェッツのソロが終わったあとのコーダ、バックのオケと一緒にハイフェッツが強靭で意志の強い音色で弾いているのが面白いですねえ。
2楽章もハイフェッツの音色は線が細いながらも芯が強く、実に良く考え抜かれているフレージングです。非常にうまく組み合わされた針金細工を思わせるような巧みの妙を感じさせます。
3楽章の中間部のトルコ風の行進曲の部分も、非常にアクセントの効いていて、テンポ・リズムも凄まじいまでの推進力です。

この演奏、やわらかい優美さの代わりに、一緒に前に進んでいこうという元気を与えてくれます。後ろ向きな姿勢になってしまったときに自分を叱咤激励するには最高の演奏です!

P.S.
ブログ開設して1年以上経つわけなのですが、いまだに自分のブログの機能が今ひとつ分かってないことが多いです。昨日初めて、設定によりコメント者のURL欄入れられるのに気がつきました(汗)。今までコメントいただいた方がブログ開設されていたらURLが知りたいなあと思っていたのでこれはちとうれしい発見です。

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番&第5番「トルコ風」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番&第5番「トルコ風」

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コメント(4件)

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うぐいすさん、こんにちは。

少しのご不沙汰でした。京都もすっかり春満開の気配です。
同曲は現在手許にブッシュ盤(またか!)しかありません。しかも、どう聴いてもトルコ風アクセントや溌剌さがありません。当然かも…。たしか、以前オイストラフを持っていて、割合気に入っていました。私にとってのオイストラフは断然メンデルスゾーンです。

以前に言ったかもしれませんが、どうしてもハイフェッツの音に馴染めません。近くの中古店にバッハの協奏曲が出ているのですが食指が動かず。私にはシェリングやグリュミオーのような優しさのある音が合っているのかもしれません。

ところで、ハイドシェック・ヴァンデルノートのモーツァルトピアノ協奏曲20番、23番CDを入手しました。どちらも曲調とはうらはらに春にふさわしい颯爽とした演奏です。
ezorisu
2008/04/06 13:22
うぐいすさま こんにちは

ハイフェッツ 私最近、ハイフェッツボックスを購入し、聴き進んでいますが、何か元気がもらえますね〜。何でなんでしょうか?
モツアルトのヴァイオリン・コンチェルトは、スーク盤、これを高校生のときに聴いて以来の愛聴盤です。どことなく、ハイフェッツの音と、スークの音、似ていませんか?
今ふと思ったんですが〜。

ミ(`w´)彡 
rudolf2006
URL
2008/04/06 14:30
ezorisuさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

ハイフェッツの演奏は個性的なため好悪が分かれるでしょうね。うぐいすは、ハイフェッツの時代を先取りしているような斬新さが結構好きなのですが、曲によってはちときつすぎるものもありますかね。

ブッシュはその時代には珍しいスタイリッシュな面もありますが、それと共に伝統的な音色の豊かさも併せ持っていますね。ちなみにうぐいすはティボーの「トルコ風」も持っていたりするのですが、最近とんと聴いてないです(苦笑)。オイストラフの「トルコ風」も聴いているときはおもしろく聴けるのですが、手に取ることはあまりなくなってます。この曲に関してはほとんどハイフェッツのしか聴いてないです。うぐいすにとっては、この演奏は別格みたいです。
うぐいす
2008/04/06 19:47
rudolf2006さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

ハイフェッツとスークですか・・・その奏法や技巧的なことは置いといて、音色だけで比較した場合のことですよね。確かにスークもハイフェッツもビブラートを効かせてたっぷりと鳴らすというタイプではないですね。あまりこの両者を意識して比較しながら聴いたことなかったのですが、うぐいすには、スークは端正でまじめ、ハイフェッツの方はもっと自由闊達な感じがしまして、それは多少なりとも音色の作り方にも関係しているような気はします。
うぐいす
2008/04/06 20:00

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