|
実はそろそろですね〜、ベートーヴェンのピアノ・ソナタのエントリーはしばらく間隔あけようと思っていたのですよ(苦笑)。弦楽四重奏の次のエントリーも決めていたし。でも、この演奏は今のうちに触れておかずばなるまいと思ったのです。それが、R.ゼルキンの「ハンマークラヴィーア」です。 何が凄いって、これがまたとんでもないスケール感のある演奏ですね!まさに「仰ぎ見るような大きさと言えよう」(笑)という感じです。 (何で某音楽評論家調かは意味ありません) この曲の1楽章って、結構早めの演奏が多かったりします。 ブレンデル・ナット・ポリーニ等々・・・ うぐいすの知る限りでは、1楽章を遅めのテンポでジックリやってるのはギレリスとバックハウス、それと今回取り上げるゼルキンでしょうか。 でも、バックハウスは結構、曲想にあわせてテンポ動かしてます。なので重厚ではありますが、スケール感は思ったほど感じられなかったりします。 ギレリスのスタジオ録音はスケール感の感じられる演奏ですね。 いつものように強打していますが、でも弱音部とかは相変わらず綺麗で、透きとおった響きで流麗な音楽です。なので、スケール感がありダイナミックな力感もありつつ、どこか気品も感じさせます。 それらに対してゼルキンですが・・・この曲に関してはギレリスよりも鋼鉄のピアニストというのが相応しいのではないかと思えるほどのガッシリした演奏です。 音は弱音部も含めて、一貫して硬質で無骨です。強打音も容赦なく打ち込んできます。変に柔らかくなってしまうところはもちろんありません。しかも一貫して遅めのテンポで、あんまり動きません。 一音一音、踏みしめていくような演奏です。 もしかして、クナッパーツブッシュがピアノ弾いたらこんな感じ?とか思ってしまうくらい無骨かつ素朴でスケール感たっぷりの演奏です。 ハンマークラヴィーアでここまで巨大な演奏を聴いたことなかったので、圧倒されました。 続く2楽章がなんとも早めのテンポで鮮やかに曲想を変えてるのがまた心憎いですね。無骨な音はそのままですが。 で続く3楽章、これがまた朴訥な音ですね。他の演奏者は幻想的な曲想にしたり沈み込んでいく感じだったりするのですが、ゼルキンはあくまで素朴です。飾らない感じというのでしょうか。 4楽章も1〜3楽章で書いた内容とほぼ同様です。硬質で素朴に音を紡いでいきます。 全曲通して非常に聴き応えのある演奏です。 うぐいすは特に1楽章にやられてしまいました(笑)。少なくとも1楽章だけはどの演奏よりも圧倒されました。 こりゃすごいですわ。 でも演奏が凄すぎて、いつも聴くのは疲れるかもしれませんね〜。 このゼルキンの演奏を聴いた後にブレンデルの演奏聴いてみたのですが、なんとも耳障りのいい演奏ですねえ! まあ、感動というのとはちょっと違うのですが、いつも何気に聴くならブレンデルのは最適ですね。なんか、「いかにも」というベートーヴェンとは違いますから(笑)。 一方、本腰入れて「ハンマークラヴィーア」聴きたいときはゼルキンですね。 まあ、TPOにあわせて聴いていくということで。 相変わらず、amazon高いなあ・・・ ↓ Beethoven: The Great Piano Sonatas
|
| << 前記事(2008/05/18) | トップへ | 後記事(2008/05/22)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
うぐいすさま お早うございます |
rudolf2006 URL 2008/05/20 04:56 |
うぐいすさま |
アルトゥール 2008/05/20 06:55 |
うぐいすさん、こんにちは。 |
ezorisu 2008/05/20 11:29 |
rudolf2006さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/05/20 21:39 |
アルトゥールさん、こんばんは! |
うぐいす 2008/05/20 21:41 |
ezorisuさん、こんばんは! |
うぐいす 2008/05/20 21:45 |
| << 前記事(2008/05/18) | トップへ | 後記事(2008/05/22)>> |