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zoom RSS 胸を張って歩こう!ハイドンの「ロプコヴィッツ四重奏曲第1番」<PA-137>

<<   作成日時 : 2008/05/22 00:18   >>

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またハイドンの弦楽四重奏に帰ってきました。
ハイドンの「ロプコヴィッツ四重奏第1番」です。
第81番ですね。演奏はクイケンQです。

ある意味、気難しい(苦笑)ベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴き続けた後に久しぶりにハイドンの四重奏を聴いたら、なんとも晴れやかな青空を仰ぎ見るような気分になりますね。思い切り背伸びをしたくなるような感じです。
同じロプコヴィッツ四重奏で、「雲がゆくまで待とう」の副題のついている82番に対して、この81番はまさに、「胸を張って歩こう!」といわんばかりの伸びやかさです。ちなみに誤解があるといけないので書いておきますが、82番と違って、81番にはそんな副題はついてないです(苦笑)。うぐいすが勝手に思ってるだけです。

散歩をしているかのような楽しげな曲想の1楽章や、静謐でゆったりとした2楽章もいいですねえ。
3楽章の舞曲風の音楽も踊り出したくなるような明るさです。
締めの4楽章も非常に活気のある曲です。
1楽章から4楽章まで、「散歩して、休憩して、踊って、騒いで!」といった、非常に楽しげな曲想です。

太陽四重奏とかロシア四重奏は実に素朴な質感で、それに対してエルデーディとか第三トストあたりはなんというか、展開が華やかな雰囲気で、いろいろな意味で野心作的な雰囲気が感じられます。これは決して曲の優劣というのではなく、曲のつくりに対するうぐいすの印象です。

それに対してロプコヴィッツ四重奏って、エルデーディあたりの曲からさらに突き抜けてどこか垢抜けた明るさがありますね。
なんというか、エルデーディとか第三トストに対して、さらに音の絡みとか技巧的に巧緻になっている気がするのですが、聴いた曲想は非常に明るく素朴です。ごちゃごちゃした感じがしないです。
ハイドンらしさは失われてないのですが、よ〜く聴くとなんだか凄いことやってるんですよね〜。うぐいすは1st Vnはおろか、内声部なんか絶対弾けないですわ、これ。

今回聴いているこのクイケン四重奏団の演奏、古楽器独特の素朴な響きです。モダン楽器のように音が響きすぎないこともあって、どこか静謐な雰囲気を感じさせますね。
たとえば第81番の2楽章、非常に美しい音楽です。でもどこか、孤高の寂しげな雰囲気を感じます。
この楽章を聴いてると、曲想こそハイドンですが、何とはなしにシューベルトを思い出してしまうのです(いや、でもこれは極論かな)。
演奏がクイケン四重奏団だからかもしれませんが。

いやあ、久しぶりに清々しい気分になりました。やっぱり聴く曲は軽重織り交ぜて聴いていかないとしんどいですね。
また重いの聴くことになりそうなので(笑)。
ハイドン:ロプコヴィッツ四重奏曲
ハイドン:ロプコヴィッツ四重奏曲

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コメント(6件)

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うぐいすさん、こんばんは!
前回のエントリーで「既に弦楽四重奏曲が決まっている」とお書きになられていましたが、まさかこの曲とは思いませんでした(笑)。(ブログではなくメルマガですが…。)クイケンの演奏は素敵ですね。第82番とあわせると、これまで聞いてきた中では、最も好きな録音です。

さて、私はこの曲に「(老年の)お散歩」をイメージしていましたが、やはり、歳をとっても、背筋を伸ばしてかくしゃくとしていたいものですね(笑)。

胸を張って陽気に歩いていると、そこに事件あり… これに関しては、明晩またお伺いいたします(笑)。
凛虞
URL
2008/05/22 00:30
凛虞さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

老年のお散歩ですか。そう言われるとそうも聴こえますね。クイケンQは結構テンポのよい演奏なので、なんとなく意気揚々に聴こえるのですよ。最近うぐいすは休日となると散歩をよくしてるのですが、この曲を聴いていると陽気に散歩してる気分になります。

ちなみにコメント最後の意味がよくわからなかったのですが、本日になってよ〜くわかりました(笑)。
うぐいす
2008/05/22 21:42
うぐいすさま お早うございます
いつも応援、ありがとうございます。m(_ _)m

ハイドンの後期のカルテットでしょうか?
私、まだ未聴です、爆〜
あまりに数が多すぎて;

最近「胸を張って歩い」ていないような
仕事もしんどいし、邪魔者も多いし、爆〜
オケだけでなく、職場も大変ですよね〜

胸を張って散歩するくらいはできそうです。
ピリオド奏法が私は苦手です、爆〜
お薦め盤をまた教えてくださいね〜

今朝はシュベルトとシェーンベルクです、爆〜
ミ(`w´)彡 
rudolf2006
URL
2008/05/23 05:40
うぐいすさん、おはようございます。

表題の曲は未聴です。クイケンは手許の他盤からは清新な印象があります。
ゼルキン師の32番(最晩年のウィーンライブ)を聴きました。簡単に感動とは言えない深々とした演奏ですね。おおっベートーヴェンの音!
ヴェラーのモーツァルト、ズスケのベートーヴェン(12・13番)も聴きました。前者のウィーン情緒に胸がキュンとしています。デッカの録音も非常に優秀ですね。HMVに感想を投稿してしまいました。後者は純ドイツの音とでも言うのでしょうか。落ち着きと安らぎがありますね。こういうベートーヴェンならお付き合いできそうです(笑)。
本日、遅れてルービンシュタイン・シェリングのブラームスソナタが届きます。こちらも非常に楽しみです。
ezorisu
2008/05/23 09:03
rudolf2006さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

クイケンQの「ロプコヴィッツ」、ハツラツとしていて良いですよ!これ以外の演奏ってよく知らないのですが、rudolf2006さんのお好きなジュリアードQが81番をモノラル時代に録音しているようです。レーベルはテスタメントです。

本日、rudolf2006さんが「新ヴィーン楽派の音楽」のトラコミュ作られているのに気がつきました(気づくの遅いですね)。早速トラックバックさせて頂きました!
うぐいす
2008/05/23 21:13
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

クイケンQは他に「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」を持っていますが、全編緩徐楽章の異色作に対して、正に清新かつ静謐な音楽で、彼らの真骨頂を示した演奏かと思います。

ズスケQ買われたのですね!この演奏いいですよね。クリーヴランドQ共々飽きないんですよ。ベートーヴェンの四重奏はこのところクリーヴランドQとズスケQばかりを聴いています。
うぐいす
2008/05/23 21:24

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