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今回は我ながら自分らしからぬ選曲ですね(笑)。 久しぶりにリヒテルの、かの有名なソフィア・ライブ('58)で聴きました。 うぐいすは普段はラフマニノフってあんまり聴かないのです。 まあ、ピアノ協奏曲2・3番あたりはなんとか聴いてもいいかな〜とは思いますが、それ以外の曲はなかなかどうにも・・・ 交響曲やチェロ・ソナタ、ピアノソナタなど、どの曲もなかなかロマンチックで面白いのですが、逆にそれが曲者で、時々、ロシア的なロマン性が実に「濃厚」で息が詰まりそうになるのですよ。 ピアノ曲になるとそれに加えて超絶的な技巧を披露する曲なども出てきますので、聴いていて疲れてしまうのですよ。 ラフマニノフの「24の前奏曲」は、小品が集まっていることもあって比較的聴きやすいかもしれません。でも、曲によってはなかなかロマンチックでこってりとしてたり、技術的にゴージャスなつくりになっていますし、まあ、曲によりけり、ですね。 この前奏曲集、作品3の2の嬰ハ短調と、作品23、作品32の3つの作品を集めたもので、もともとひとつの作品としてまとめられたものではないのですね。 でも別々でも、24のすべての調性を全24曲に振られています。 まあ、そこら辺は意識して作られているようです。 一番有名なのは作品3の2:嬰ハ短調と、作品23の5:ト短調でしょうか。 作品23の5は演歌調のリズム(笑)ではじまるなかなか濃厚な曲ですね。 しかし、この「ズンチャカチャッチャ、ズンチャ、ズンチャ」というリズム、アシュケナージやギレリスあたりだとずいぶんと洗練されて聴こえますが、本家本元のラフマニノフの演奏はより「演歌」に近い歌い方で、なんとも妙な気持ちになります(笑)。 嫌いではないんですが。 それら前奏曲集中でも、うぐいすが「これは珠玉の名品!」と思う曲が、今回のエントリーの嬰ト短調Op.32-12です。 前置きが長くなりましたねえ(笑)。 この嬰ト短調Op.32-12ですが、あんまり前面に出て「名曲!」てな感じで評判を聞くことはないですね。 確かに、ホロヴィッツとか、アシュケナージなどでこの曲の演奏聴くとなんとも大味な感じがするのです。曲を通してずっと、鐘のように連続で音が鳴り続けるフレーズがあるのですが、そこがガラガラうるさい感じがしてしまうのですよ(苦笑)。ちとくどいんですよね。 今回聴いているのはリヒテルのソフィア・ライブです。 「幻のピアニスト」がヨーロッパに出てベールを脱いだ第一歩ですね。 これを境にリヒテルの西側での活躍が始まります。 このライブはどちらかというと「展覧会の絵」のダイナミックな演奏が有名です。ネットで調べてみると、この演奏会がきっかけで、ムソルグスキーのピアノ原典版が再評価され、ここを境に原典版をみんな弾くようになっていったとか。 それまではラヴェルの管弦楽編曲版が圧倒的に有名で、ピアノ版は弾かれてもリムスキー=コルサコフ版の方を弾かれていたらしいです。ホロヴィッツもラベルの管弦楽編曲版をもとにピアノ編曲したものを弾いてましたし。 で、ラフマニノフの前奏曲ですが、うぐいすは実はこのライブの演奏、今まで聴いてなかったのですよ。聴いてたのはもっぱら「展覧会の絵」ばっかりで(苦笑)。 今回も実は「展覧会の絵」のこと書くつもりでいたのですが、続けて聴いたこの曲がすごく気に入ってしまってエントリーを変えてしまいました(苦笑)。 このライブでのラフマニノフ演奏は、とんでもなく繊細かつ幻想的!!! こんなにチャーミングで水が滴るようなロマンチックで抒情的な曲だったとは!!! 目から鱗が落ちましたよ。 チャイコフスキーの抒情的な雰囲気と結構似てますね。なんとなくチャイコフスキーの「四季」の「舟歌」を思い出してしまいました。 このリヒテルの演奏で初めてこの曲、大好きになりましたね。 リヒテルのラフマニノフは別にCD出てるようなので、入手してみようかなあ。 しかし、今回のエントリー、この演奏の感想よりも他の余談の方が多い気がします。いかに気分で書いているかというのがわかりますねえ(苦笑)。 まあ、スラッと読み流してください(笑)。 ソフィア・リサイタル
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うぐいすさん、こんばんは! |
凛虞 URL 2008/05/31 22:25 |
凛虞さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/05/31 23:17 |
うぐいすさま お早うございます |
rudolf2006 URL 2008/06/01 06:24 |
rudolf2006さん、おはようございます! |
うぐいす 2008/06/01 08:35 |
こんにちは。 |
木曽のあばら屋 URL 2008/06/01 16:42 |
木曽のあばら屋さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/01 21:01 |
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