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さて、シベリウス・チクルスが一段落しましたが、その間にもいろいろCD注文してました(汗)。今回届いたのはギレリスのブリリアント盤と、ヴェネチア・レーベルのショスタコーヴィチ室内楽作品集(2枚組)です。 今回のエントリーはそのショスタコーヴィチの方から、チェロ・ソナタを取り上げてみます。 この室内楽作品集を入手したのは、エアチェックでしか持っていなかったオイストラフ演奏のヴァイオリン・ソナタと、バシュメットがリヒテルと組んだヴィオラ・ソナタがお目当てだったわけです。その中に一緒にチェロ・ソナタも入っていたわけです。 実は恥ずかしながら、うぐいすはショスタコーヴィチのチェロ・ソナタは今まであんまり聴いてなかったので、ちょっと興味津々で聴いてみました。で、その感想・・・ おいおい、これどこのロマン派の曲?って感じです。 最近、CD聴くたびにびっくりしてばかりで(苦笑)、ホント、ブログ書くたびにおんなじ表現ばかりになってます。 でも、この曲にもホントにビックリですわ。 まるでフォーレばりの憂愁の旋律で始まる1楽章冒頭からして、「えっ?」って感じだったわけで。 作曲年代調べてみると、これ1934年で、「ムツェンスク郡のマクベス夫人」と同年代の作品です。いわゆる「プラウダ批判」の前の作品ですね。 結構、自由で先鋭的な作風の頃だったと思うのですが、その中ではこの曲は異色かもしれません。 意外にもロマン派の世界に回帰したような親しみやすい作風です。 まあ、確かに聴いていくとショスタコーヴィチ特有のシニカルな色合いはそこかしこに現れてはいます。1楽章も冒頭からしばらくすると結構独自の色合いが出てきます。でもしっとりとした情感の溢れる曲ですね。 ホントに、ロマン派の気品溢れる一品、といった曲です。 2楽章になるとチェロの上昇下降する音型にのってピアノが舞踊的な旋律を奏でていきます。これがまた、チャイコフスキーやラフマニノフを思わせるような憂愁の旋律です。 3楽章はかなりショスタコーヴィチの世界に近づきますが、旋律自体はやはりかなりロマン的な色合いが濃厚です。沈潜した世界ですね。 4楽章は再びシニカルでユーモラスなリズムとなり、活気が戻ってきます。 ひとしきり激しくピアノが活躍した後、また落ち着いた雰囲気となり、最終楽章にしてはあっけない感じで終わってしまいますね。 この曲は後のピアノ五重奏曲に通じるような明快でロマン的、わかりやすい作風があります。 ピアノ五重奏曲とチェロ・ソナタを一緒にコンサートなどに取り上げると結構、ショスタコーヴィチのファンも増えたりして。 もっとも、そこで興味を持たれた方がどれだけそこから先の世界に進むかはかなり疑問ですが(苦笑)。 うぐいすが購入したCDはロストロポーヴィチのチェロ、作曲者自身のピアノのものです。 ピアノ五重奏の時にも思いましたが、ショスタコーヴィチのピアノはやっぱりうまいですね〜! タッチが明快で音がくっきりとしています。 4楽章のピアノが活躍するところなど、目が覚めるようなタッチですばらしいです。 ロストロポーヴィチのチェロも歌い回しがうまいですねえ。技巧的にも申し分ないです。 でもこの演奏、どちらかというとショスタコーヴィチのピアノに耳がいってしまいます。 この入手した本来の目的であるヴァイオリン/ヴィオラ・ソナタについてはもう、いうまでもない名演ですねえ。 凛虞さんとのコラボの約束もありますし、またどこかで触れるとします。 |
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こんにちは。 |
木曽のあばら屋 URL 2008/06/21 20:29 |
うぐいすさん、こんばんは! |
凛虞 URL 2008/06/21 20:38 |
木曽のあばら屋さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/21 21:09 |
凛虞さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/21 21:39 |
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