|
ここのところ蒸し暑いですねえ〜! 最近、あんまり暑苦しくなるような曲は聴きたくなくなってきました(笑)。 先週まではシベリウス・チクルスやっていたこともあって、なかなかいい感じだったのですが、今週になってどうも涼風感の漂う曲(演奏)がどうにも見つからないのです。 うぐいすはどうにも暑苦しい曲や演奏ばっかり持ってるようです(苦笑)。 で、聴いてみようと思ったのがこの演奏。 ビルスマのバッハ、無伴奏チェロ組曲です。 1回目の、オリジナル楽器による演奏です。 バッハの無伴奏チェロ組曲といえばやはりカザルス・フルニエが筆頭ですかね。でもこの季節、カザルスは熱すぎますし、フルニエのアルヒーフ盤も端正ながらも情熱的な演奏ですね。 ちと、このジメジメした部屋にはつらいです(苦笑)。 っていうか、そもそもバッハの無伴奏っちゅうのもどうかとも思いましたが(苦笑)。 いやあ、でもこのビルスマの演奏いいですわ! この蒸し暑いときこそ、こんな演奏が最適です。 力こぶを作ってこんなに凄い曲だぞ!みたいな気負いみたいなものが全くなくって、語るように音を紡いで行きます。 普段はこの演奏、アーティキュレーションが独特なため、あんまり聴いてなかったんですよ。なんでこの演奏買ったのかも忘れてしまいました(苦笑)。でも、音色を楽しむというよりも、語り口を楽しむといった趣があっていいですねえ。 ホントに、気の知れた友人と何気にしゃべっているといったような感覚でしょうか。 カザルスのダイナミックな音楽やフルニエのおおらかな音色の演奏にくらべて、ビルスマの演奏はよ〜く聴いてみると極めて繊細な表現、フレーズ表現の細やかさに舌を巻きます。 ホント、NHKの日○美○館のBGMあたりに出てきそうな雰囲気です(笑)。 →なぜに伏字? うぐいすは無伴奏チェロ組曲は1番と3番が大好きなのですが、比較的明るくダイナミックな性格もあるこれらの曲が、ビルスマの手にかかると噛んで言い含めるように語られます。しかも音が暑苦しくなくって非常に素朴。 巧みなニュアンスで進めていくかと思うと、時々立ち止まってこちらの反応を覗き見るような表現もあり、子犬が先に走り出したかと思うと足の周りにまとわりついてくるような人懐こい風情もありますねえ。 4番もいいですねえ。全然思わせぶりな演奏じゃなくって。冒頭からさわやかさ全開です。 6番もオリジナルの5弦のチェロ・ピッコロが使用されているようです。 奏法的にはこの方が弾き易いのですかね。そのあたりはよくわかりませんが、高音の音がモダン楽器で弾いているときのような苦しそうな音色ではなくて、結構自然な響きでいいですよ! ちなみに無伴奏チェロ組曲、うぐいすは2番と5番が苦手でして、今回は聴いてないです。 この曲だけは短調作品って苦手なんですよ。無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータは逆で、短調作品しか聴かないんですけどね(笑)。 実はこの演奏、春先にも久しぶりに聴いてみようかな〜、と思いましたが、断念したのです。 春先の頃はもっと明るくおおらかな曲や演奏が聴きたかったので(苦笑)。 今のこの季節だからこそ、この演奏が心に沁み入りますねえ。 この曲を精魂込めて没頭して聴きこみたい、という場合にはこの演奏は不適です(笑)。どちらかというと何気にかけておく、といった聴き方に最適です。湿度が少ないカラッとした音色がいいですよ! もっとも、そういう類の演奏なのでさらっとしてますから、飽きやすいかも(苦笑)。 |
| << 前記事(2008/06/21) | トップへ | 後記事(2008/06/24)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
うぐいすさん、こんばんは! |
凛虞 URL 2008/06/24 22:20 |
凛虞さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/06/24 23:08 |
| << 前記事(2008/06/21) | トップへ | 後記事(2008/06/24)>> |