|
やれやれ・・・前回エントリーから間が空きました・・・最近、忙しくなってきましたよ。 仕事もですが、何よりもうぐいすの妻の仕事が忙しくなってきまして、晩御飯の準備など家事も増えてきました。 といっても、できあいのものしか作らないのであんまり偉そうなことは言えませんが(笑)。 この1週間、ブログ仲間の方のページにも訪問はしていて、魅力的なエントリーがいろいろあったのですが、読むので手一杯な感じでした。 ああ〜、でもやっと休日です(笑)。 今日はなんとか時間できましたので、今回のエントリーは、今週入手したオスモ・ヴァンスカ/ラハティ響のシベリウス交響曲全集です。 以前、サラステのエントリーの時にコメントで書いたのですが、サロネン・サラステ・ヴァンスカは同じパヌラ門下で音楽院では同じクラスにいたそうです。 ヴァンスカは1985年にラハティ交響楽団の首席客演指揮者に就任(1988年からは音楽監督)してから、無名だった同団の実力を飛躍的に引き上げた立役者のようですね。 ちなみに2008年以降はサラステがラハティ響の指揮者を引き継ぐようです。 ところでこのヴァンスカのシベリウス全集、評判がいいですねえ。 実はネット上でこの演奏の悪口をうぐいすは見たことがないのです。 同じ門下のサラステの演奏は最近あまり評判を聞かないのですが、ヴァンスカは事あるごとに名前をよく聞きますので、なんだか興味津々で買ってみました。 聴いてみて思ったのは・・・「参った!」の一言です。 いやあ〜、これはいいですよ。 北欧的な演奏という意味ではこれに勝る演奏はないですね。 どの曲聴いてもまさしくフィンランドの音楽ですよ。 シベリウス好きには必聴の録音じゃないでしょうか。 総体的に、テンポは曲想に応じて変わりますが、非常に自然です。 サラステは比較的早めでサラッと、ベルグルンドは割と中庸な感じで素朴なのですが、ヴァンスカは遅いところなどはとてもじっくりと情感込めて丁寧に歌っていきます。でも粘りはしません。 しかも一律なインテンポではなくて曲想に応じて結構テンポ動かしてますね。フレーズの抑揚もよくこんな考えつくされた表現をするな〜、と思わせる部分が多いです。なかなか絶妙な演奏ですよ。 あと、曲が盛り上がっていってもあまり大仰な感じになりません。 しかもその音色はほの暗くて、真冬のシンシンとした寒い空気の気配が漂っています。 なんというか、フレーズの表現・音の強弱やバランス・テンポなど、シベリウスの音楽についていろいろ考え尽くされている演奏だと思います。 3番の2楽章など、非常に遅いテンポで滔々と歌って行きます。 いいですよ!これ。 4番も1楽章、非常に遅めのテンポでシベリウス好きにはたまらない! この深い音楽表現、その暗さ・・・病んでる、病んでますよ〜! → 一応褒め言葉です(苦笑)。 この雰囲気こそがおそらくはフィンランドでのシベリウスの受け止め方なのかも。 もっとも、2楽章は一変して普通のテンポに戻りますが、これも一律なインテンポではなくて結構テンポ動かしてますね。3楽章の沈潜とした雰囲気も凄いですし、4楽章もその移り変わりの表現が非常にうまいです。 6番のひんやりとした雰囲気もいいですね。この演奏はテンポ比較的早めですね(サラステ程ではないですが)。 サラステのはもうちょっと活気のある明るい感じなのですが、ヴァンスカはあくまで落ち着いた味わいのある演奏です。 7番も圧倒的なスケールです。といっても大上段に構えたものとは全然違います。非常に大自然のおおらかさを感じる名演です。 あと、5番は通常の版と、オリジナルの初稿が一緒に入ってます。 この初稿の曲がまた面白いですね〜。全然別の曲ですよ。やはり初稿の方が晦渋さが上ですね。確かに、このままではあんまり受け入れられなかったかも・・・ 通常版の方の演奏ですが、これはこれでなかなか味わいがありますね。 落ち着いた情感を大切にした演奏です。ただ、この曲にある種、力強い喜びとか圧倒的な迫力を求めていると肩透かしをくらいます。 そういうカタルシスではなくて、純粋に曲の細やかな表現やしっとりとした情感を味わうには最適な演奏かと思います。 1・2番は・・・最近あんまり興味がないのでちゃんと聴いてないです(苦笑)。 ついこの間まで、シベリウス全集はサラステがイチ押しとか言ってましたが、ほんの2週間程度で覆りましたよ(苦笑)。 サラステもいいですが、ヴァンスカ凄いです。 とはいうものの、サラステ盤も魅力が落ちたわけではないのですが。 活気があって非常に聴きやすいシベリウスだと思います。スイスイと聴けますし。 じゃあ、ヴァンスカ盤はどうかというと、こちらも比較的万人向けかと思いますが、「特に」シベリウス好きな人にはイチ押しじゃないかと思うのです。フレーズ表現や音のバランスが絶妙なのですよ。 この演奏のようなフレーズの絶妙で細やかな表現を求めるのか、この演奏にはないダイナミックな迫力を求めるかどうかですね。 シベリウス好きな方はどちらかというと前者が重要かと思うのですが、どうでしょうか。 あと、遅くジックリやっていく曲(3番の2楽章や4番1楽章)をどう感じるかがキーポイントかもしれません。 うぐいすはこの全集、どれも気に入りましたが、特に、沈み込んだ深い味わいのある4番が絶品だと思います。 ついで3番・6番あたりでしょうか。 さて次回あたりから、やっと「ある」特集を組んで見ます。 これはamazonですが、HMVの方が安いです・・・ ↓ |
| << 前記事(2008/06/27) | トップへ | 後記事(2008/07/06)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
うぐいすさま こんにちは |
rudolf2006 URL 2008/07/05 15:22 |
rudolf2006さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/07/05 19:37 |
うぐいすさん、こんばんは! |
凛虞 URL 2008/07/05 21:37 |
凛虞さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/07/05 22:42 |
| << 前記事(2008/06/27) | トップへ | 後記事(2008/07/06)>> |