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今回はなんとかブログ書く時間がとれました。 伸ばし伸ばしになっていた、ショスタコーヴィチのヴァイオリン・ソナタです。 この曲、ほんのちょっと前まではうぐいすのテープライブラリーの中に埋もれていた曲です。積んであっただけとも言う・・・(苦笑) この曲は1968年、ダヴィッド・オイストラフの60歳の誕生日を祝うためにショスタコーヴィチが書いた作品とのことです。 いやあ、しかし・・・確かにオイストラフほどの超一流のヴァイオリニストになれば当たり前かもしれませんが、自分の誕生日を祝って曲を作ってもらえるなんてねえ。しかもショスタコーヴィチにですよ! 初めから違う世界のことと思えば何てことないんですが、冷静に考えると凄いですねえ・・・ うぐいすは誕生日に嫁さんにカレー作ってもらえるだけでうれしいのに。 最近、平日は自分で料理作ってるので(苦笑)。 しかしこの曲、確かに一流ヴァイオリニストのために書いただけあって充実した内容ですね〜。 1楽章と3楽章は全体的に暗めの色調です。ヴィオラ・ソナタほどのイッチャッテル感はないのですが、でもなかなかの諦観の感じられる曲ですね。暗闇の不気味な雰囲気の中を、落ち着き払って、その味わいを噛み締めながら歩いているような風情です。 不気味なのに、恐怖感をあまり感じずに淡々と歩んでいる感じです。 2楽章にいたっては初めこそわかりやすいリズムの旋律ですが、徐々にその狂気のようなものが現れてきますね。 うぐいすはこの曲の中で一番好きなのは2楽章ですね。いつの間にか冒頭のリズムを口ずさんでいるのです。 やはりショスタコーヴィチ晩年の作品、一筋縄ではいかない晦渋な面があります。 でもですね・・・実はショスタコーヴィチの曲にはもっと陰鬱だったり、狂気が溢れている曲があるんですよね・・・ 交響曲13番や14番、15番あたり、なかなかに恐ろしい曲です。 弦楽四重奏でも、11番の3楽章や12番の2楽章、13番などの作品は何気に背筋の凍りそうな恐ろしい部分がありますし。 それに比べると、あんまり暴力的だったり陰鬱な感じがしないのは、だいぶショスタコーヴィチの個性に毒されてしまったせいでしょうか(爆)。 いや、十分晦渋な作品なのですが、うぐいすの耳にはどうも馴染みやすいのですよ。 内省的に沈み込んでいく曲想も凄いのですが、その一方でやはりヴァイオリンの名人芸を堪能できる曲になっていますね。 何回か聴いていて思ったのですが、ヴィオラ・ソナタと比べてもずいぶんと聴きやすいのですよ。 持っている演奏はオイストラフとリヒテルのライブです。 さすがにこの二人、勢いに溺れることなく、地に足のついたがっしりとした構成の演奏です。 豊かな音で迫真の演奏を繰り広げていきますが、造形が決して崩れないのですよ。 沈鬱な曲想の部分などもお手の物ですね。オイストラフの音色がやや太くて豊かなところが、あまり先鋭的になりすぎず、ショスタコーヴィチの芯の強さを表現していて、いいですね! この曲はあんまりそういう現代的な面を強調しすぎない方がいいような気がします。 P.S. ベートーヴェンQのショスタコーヴィチ弦楽四重奏全集(+ピアノ五重奏曲)がVENEZIAレーベルから今月発売されましたね! HMV見てたら、発見してしまいました。 5番以外はマスターテープからの復刻だそうですよ! (5番だけ板起しで音良くないとのこと) 四重奏はDoremi盤、ピアノ五重奏はどのレーベルか忘れましたが(って、調べろよ自分←笑)すでに持ってたりするのですが、思わず買いなおしてしまいそうです・・・ ああ、フィッツウィリアムQも入手してないのに・・・ |
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うぐいすさん、こんばんは! |
凛虞 URL 2008/07/23 22:40 |
凛虞さん、こんばんは! |
うぐいす 2008/07/23 23:03 |
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