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zoom RSS 爆発!カラヤンの「ローエングリン」<PA-202>

<<   作成日時 : 2009/01/11 21:45   >>

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今日は三連休二日目ですね〜。
さて、今回のエントリーは昨日入手した、カラヤンの「ローエングリン」です。
この演奏、いつもお世話になっているNiklaus Vogelさんのお気に入りの一つの演奏ということで入手しようと思った次第なのです。

Niklaus Vogelさんのブログです。
Wagner “Lohengrin” Sawallisch 1962

何のことはありません、サヴァリッシュ盤が入手しづらいからこちらに逃げただけのことです(苦笑)。サヴァリッシュ盤は単品は廃盤中、バイロイトのライブをまとめた33枚組のものには入ってますが、これは重複するのが出てきますので入手はちょっとためらわれまして・・・
まあでも、しつこく中古屋さんを探せば単品に出会えるかもしれません。

カラヤンのを入手しようと思ったのは他に、カラヤンの「指環」が結構好きなので、ちょっと興味があったということもあります。(マイスタージンガーはいまひとつのめり込めませんでしたが)

この演奏、カラヤンとコロの確執で一時中断してしまったことは有名ですね。
曲の大半は1976年には録音できてたのに、完成したのは1981年とすごい間隔が空いてしまってます。しかし、レコード会社もなかなか粘りましたねえ。まあキャストはなかなか豪華ですし、お蔵入りになったら大損害だもんなあ・・・

で、実際聴いてみた感想です。

た・ま・げ・た!

なんちゅう豪華絢爛でゴージャスな演奏!
こんな派手なワーグナーはなかなかないでしょう。
こりゃあ、好悪が分かれるでしょうなあ。

「指環」のときは、ダイナミックな部分もあるものの、基本的には抒情的で繊細な表現で紡いでいくおとぎ話のような演奏に度肝を抜かれたわけです。
「あれっ?いつものカラヤンと違うなあ」と。

一方、この「ローエングリン」、弱音部は繊細ながらも、強音部の爆発力のすさまじいこと!
まさしくこの「ローエングリン」こそ、うぐいすの思うカラヤン全盛期のイメージに近い演奏ですね!
70年代の、強引とも思えるほど派手で、ダイナミックな効果を惜しみなく使い尽くす演奏。この威力は聴いた者に、好悪含めて、なんらかの影響を与えずにはおかないでしょう。

この当時のベルリン・フィルのきらびやかな金管とティンパニの威力はやっぱり凄いなあ・・・まるで戦争映画の効果音楽みたい(苦笑)。
→ 一応、褒め言葉です。
やはりこの演奏はオケの威力を発揮している部分がなんといってもスペクタクルといった感じで聴きどころなんだと思います。

まあでも歌手もいいのですよ。
コロのローエングリンは、若々しく伸びのある声が堪能できますし、ハインリッヒのリッダーブッシュも堂々とした歌いっぷりでいいですねえ。
トモワ・シントウのエルザも好感がもてます。

しかし、この演奏の主役ははっきり言ってカラヤンです。「ローエングリン」を題材にした「カラヤン・サーカス」の興業ですね。コロをもってしても、カラヤン・サーカスの一員となってしまっているのがすごいなあ。

実はうぐいす、「ローエングリン」は全曲はほとんど聴いたことがなくって、事実上今回のCDが初めてなわけですが、この演奏、「ローエングリン」じゃなくて、カラヤンを聴いた感じです。聴いていて楽しかったんですけど。
でも、これを最初に聴いちゃうと、他の演奏じゃ物足りなくなったりして(笑)。
まあとにかく、他の演奏を聴かんとこの演奏を客観的に聴けない気がしますし、「ローエングリン」そのものについては語れないかもしれないので、近いうちに他の演奏探さないといけません・・・

次回はカイルベルトの「オランダ人」に行こうかとも思いますが、本日の朝に聴いた演奏であらためて感心したものがあるので、これをエントリーするかも・・・まあ、どちらにするかは気分次第ということで(笑)。

P.S.
本日はBunkamuraのザ・ミュージアムでやってる「ピカソとクレーの生きた時代」展へ行ってきました。
いつぞやのフェルメール展とは違い、すんなり入れましたよ。
キュビズムとかシュールレアリズムとかあんまり知識がないし、技術的にも難しいことはようわかりませんが、単純に見てて面白かったです。ピカソも面白かったですが、個人的にはクレーの「赤いチョッキ」などの数々の作品や、カンディンスキーの色彩的な習作群が素晴らしかったですねえ。
カンディンスキーの色彩美を見ていると、ストラヴィンスキーの「春の祭典」とかを思い出してしまいます。


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Richard Wagner “Lohengrin” Eine romantische Oper in drei Akten Heinrich der Vogler, deutscher Konig....Franz Crass Lohengrin....Jess Thomas Elsa von Brabant....Anja Silja Friedrich von Telramund, brabantischer Graf....Ramon Vinay Ortrud, seine... ...続きを見る
音楽鑑賞雑記帳
2009/01/11 22:40

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさん、こんばんは。拙エントリーのご紹介、ありがとうございます!
このカラヤンによる演奏、ホントに好悪を分けるでしょうが、これほどこの曲の「麻酔的効果」を露骨に曝け出した演奏も他に類例を見ないと思います。そこがベルリンフィルのベルリンフィルたる所以と思います。
ところで、昨晩の「トリスタン」の件、私がうぐいすさんのエントリーを読み間違えていました(大汗)。うぐいすさんがOpera d'Oroもステレオ盤で入手されたと勘違いしてしまいました。ごめんなさいm(_ _)m
私の所有する1974年Opera d'Oro盤もモノラルです。
Niklaus Vogel
URL
2009/01/11 22:40
Niklaus Vogelさん、こんばんは!
コメントとトラックバック、ありがとうございます。

「麻酔的効果」ですか、なるほど。聴いてると確かにいつの間にか没頭してますね!好悪はおいといても、カラヤンの演奏って実はもともと潜在的にある効果をデフォルメして、それをわかりやすく聴かせてくれてるんですかね(「指環」も)。

この演奏だけでも実は満足してはいるのですが、これだけ音響効果が圧倒的な演奏だと、もちっと普通(笑)のやつも聴いてみようかな?と思うのですよ。まずはカイルベルトか、中古屋でサヴァリッシュあたりかな。

「トリスタン」の件ですが、わかりづらい文章で申し訳ありません・・・そうですか、やはりOpera d'Oro盤はモノラルなのですね。その後さらに調べたら、Opera d'Oro盤とHYPNOS盤はどちらも1974年ですが、録音日が違うという説もあるようで。まあ、これ以上は深追いしてもよくわからないですね〜。
いろいろと振り回してしまい申し訳ありません。貴重な情報、どうもありがとうございました!
うぐいす
2009/01/11 23:49
うぐいすさん、こんにちは。
ワーグナーチクルスですね!(笑)

「ローエングリン」は私もCDをほとんど持っていませんが、ルドルフ・ケンペ指揮ウイーンPO盤は結構気に入っています。録音も新しくなく迫力はイマひとつですが、やはり往年のウイーンPOの澄み切った柔らかい音は私の好みなのですよね〜。ケンペの押し付けがましく無い指揮ぶりもこの曲には相応しいと思っています。
ハルくん
URL
2009/01/12 11:44
ハルくんさん、こんにちは!
いつもコメントをありがとうございます!

ケンペの「ローエングリン」も評判聞きますね。ウィーン・フィルのワーグナーは、重厚さよりも流麗さが目立つ時があって物足りなさを感じる場合もあるのですが、「ローエングリン」なら曲の性格として合いそうな気もしますね〜。他にもヨッフムとかもキャストが凄そうですし、まずはいろいろな候補を音楽資料室あたりで聴いてみたいと思います。
うぐいす
2009/01/12 14:45

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