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zoom RSS カイルベルトの「さまよえるオランダ人」(1955年)<PA-204>

<<   作成日時 : 2009/01/14 22:16   >>

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もう最近はワーグナー熱が加速してます(爆)。
今回のエントリーはカイルベルトの「さまよえるオランダ人」です。

「オランダ人」はながらくベーム/バイロイト盤を愛聴してきました。
年末にもその感想をエントリーしましたが、実は他にも気になってた演奏があったのです。それがカイルベルトのステレオ盤です。なんていったって、ゼンタがヴァルナイですから。

これ、テスタメントからステレオで発売という話が出た時にどうしようかと思ったんですが、結局入手せずにそのままとなってしまいました。
で、これまた中古CD屋さんであるとき見つけてチェックしてたんですよ。カラヤンの「パルジファル」は売れてしまいましたが(苦笑)、これは捕獲できました。

で聴いてみました。ステレオ録音ではありますがやはり音のビリツキや左右のバランスが悪くなるところはありますね。数年前に話題になったカイルベルトのステレオの「指環」('55年)と同様の傾向ですかね。

しかしこの録音、時代を考えたらそんな贅沢を言ってはいけません。
そもそも、50年代のバイロイト録音としては、別格ですね。舞台の臨場感が肌身で感じられ、いい録音だと思います。「指環」と同様、残してくれてただけで感謝ものと言える名演です!

カイルベルトの指揮は重厚かつ熱気が溢れてますねえ!
ベームはグイグイと推進していく感じですが、カイルベルトのはずいぶんと重心が低く、テンポも落して堂々とした貫禄のある演奏です。
序曲からその迫力は圧巻です。
そうかと思うと2幕のダーラント家の居間での女声溢れる華やかな部分とか、生き生きとした華やぎも感じますね。
全体通して、生命力があふれていると言ったらいいんですかね。クライマックスもなかなかのド迫力で終わります。

しかも合唱がまたすばらしい!
なんという熱気と迫力!ヴィルヘルム・ピッツおそるべし!
特にオランダ人側の合唱の迫力と不気味さはすごいですね〜。

あとこの演奏、なんと言っても歌手がいいですわ。特にヴァルナイのところはひたすら繰り返し聴いてます(爆)。

「Johohoe〜!」と歌うヴァルナイの素晴らしい歌声!
ここ、彼女のブリュンヒルデ役の声そのまんまじゃないですか(笑)。
なんだか女神さまのような(苦笑)立派すぎるゼンタのような気がしますが、そんなことはいいのです。
ヴァルナイの素晴らしい歌声が大事なのです(笑)。
う〜ん、やっぱりうぐいすはヴァルナイが好きなのですねえ。
2幕最後のウーデとの二重唱も見事ですね〜。ずっと聴いてくると尻上がりに良くなってくる感もあるかな〜。

ウーデのオランダ人はずいぶんとハンサム風(笑)ですね!
こんなオランダ人だと、ゼンタが初対面で惚れてしまうのも無理はないかも(爆)。
ヴェーバーのダーラントも貫禄があっていいですね〜。
意外と良かったのは、ルスティヒのエリック。なかなか立派なこと。いや、うぐいすはこの歌手、よく知らなかったんですよ。でも調べてみたら、カイルベルトのステレオの「ラインの黄金」に出てるじゃないですか(爆)。しかもローゲ!
カイルベルトの「ラインの黄金」はほとんど聴かないからなあ。自分の持ってるCDに出てるとは思わなかった・・・まあ、すごい個性があるってわけじゃないかもしれませんが、エリックには結構合ってますね。

この曲を一気に聴くならベーム盤が聴きやすいですかね。でもカイルベルト盤もいいなあ。うぐいすはしばらくカイルベルト盤を聴きこみそうですねえ。
なんと言っても、やはり歌手がいい。←またか(笑)。
やっぱり50年代のバイロイトは歌手がいいなあ。
あんまり懐古趣味みたいになるのもなんなのですが、やっぱりいいものはいいんですよ〜。

一応Amazonの貼り付けますが、う〜ん、これもHMVの方が安いですね。


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コメント(4件)

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うぐいすさん、こんばんは!
ワーグナーの沼は深いですよね、帰宅が遅くなっても、翌朝のことを考えずに、ちょっぴりワーグナーを聞いています(笑)。
ヘルマン・ウーデの題名役、ニヒルなチョイ悪オヤジ(死語?w)のようなカッコよさがあってとても好きです。ヴァルナイとピッツの素晴らしさは、もう言わずもがななので割愛します(爆)。
余談ながら、もしデ・ブルゴス指揮によるオルフ「カルミナ・ブラーナ」EMI盤をもしお聞きになられたことがなければ、そこでもピッツの手腕が炸裂していますので、ぜひ…(笑)。
Niklaus Vogel
URL
2009/01/15 22:45
Niklaus Vogelさん、こんばんは!
コメントありがとうございます!

ヘルマン・ウーデのオランダ人、良いですね。チョイ悪オヤジ(死語なんですか?爆)ですかあ、おっしゃる通りですよ。でまた、ジャケットの写真がカッコイイこと!
2幕最後のヴァルナイとの二重唱はほれぼれします。ウーデの声を聴いているとなんとはなしに、シエピの声を連想してしまうのはうぐいすだけですかね(笑)。

デ・ブルゴスの「カルミナ・ブラーナ」ですか。ちょっとチェックしてみますね。CDのご紹介どうもありがとうございます!
うぐいす
2009/01/15 23:59
こんばんは。

カイルベルト盤、もう購入されたのですか。早い!(笑)
やっぱりこれはベーム盤と双璧だと思いますよ。クナのステレオ盤でも出てくれば話はまた変わりますが、その可能性は無いですから。
それにしても「指輪」もそうですが、いわばクナの裏番指揮者がこの演奏ですからね。当時の巨匠の時代がいかに凄かったかということです。カイルベルトもケンペも当時は中の上のクラス。現在生きて居れば「大巨匠」ですよ。中の下だったヴァントが晩年は「神様」扱いですからね。
ハルくん
URL
2009/01/16 00:06
ハルくんさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

鉄は熱いうちに打てということで、購入は積極的にガンガン攻めてみました(笑)。しばらくは購入控えないとダメかも(苦笑)。
「オランダ人」も多くの演奏を知るわけではないのですが、カイルベルト盤もやはりベーム盤と甲乙つけがたい魅力がありますね!おっしゃるとおり、カイルベルトもケンペも今生きていたら「神」扱いだったかもしれませんねえ。今はホントにこの人は絶対聴きたい!という人がいなくなっちゃってます。
うぐいす
2009/01/16 00:33

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