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zoom RSS シリーズテーマ(1)番外編:グールドのベートーヴェン「ピアノソナタ選集」<PA-212>

<<   作成日時 : 2009/02/08 21:19   >>

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この土日はいい天気でしたね!しかし、風が強い!
でも、せっかくの休日に縮こまってるのもどうかと思い、本日は散歩に出てみました。風は強いものの、日向は結構暖かかったですね〜。

で、ついでにいつも寄ってる行きつけの中古CD屋さんにも入ってみたのです。
いや〜中古CD屋さんって、しばらくめぼしいものが入らないなあ・・・なんて思って期待しないで入ると、いきなり「えっ?」ていう感じの掘り出し物が出てきますので楽しいです。

最近は普通に新盤を購入する際は、CD屋さんは在庫があんまりないのでネットが中心なのですよね〜。昔、学生時代はネットなんてありませんでしたから、レコード屋さんに入るのが当たり前。どんなLPレコード(爆)があるが、レコード屋さんに入るときってワクワクしたもんです。

そのワクワク感が最近は普通のCD屋さんではなくって、中古屋さんの方に移ってきました。いかに盤質が保たれていて安いものがあるかとか、もう廃盤になってるものがどれだけあるかなど、「宝探し」的な楽しみもあったりして(笑)。

で本日掘り当てたものが、グールドのベートーヴェンのピアノソナタ選集と、ショスタコーヴィチの「24の前奏曲とフーガ作品87」、ニコラーエワの2回目の全曲録音('87)です。ショスタコーヴィチのはまた後ほど感想書きますが、素晴らしかったです・・・。
今回はベートーヴェンのピアノ・ソナタ:シリーズテーマ(1)の番外編として、グールドの演奏について触れてみます。

このグールドの選集は3枚組ずつでVol.1とVol.2に分かれているもので、全部で6枚。Vol.1とVol.2合わせて4,000円強で入手できましたので、なかなかお得だったです。
新盤としては、輸入盤(Vol.1と2、それぞれ4000円台)は入手困難になってるみたいです。高めの国内盤(Vol.1と2、それぞれ7000円前後)は入手できるようです。

グールドはベートーヴェンのソナタは全部で22曲を録音したようですが、今回入手した6枚には20曲収録。24番と29番だけ別で入手しないとダメみたいなのですが、現役盤にあるみたいなので近いうちに揃えていくことにします。

ベートーヴェンのピアノ・ソナタは「シリーズテーマ(1)」で11番まできてますので、12番以降はグールドのもその中で語っていきます。なので、今回のエントリーは11番まで(残っている録音は1〜3、5〜10番ですね)の演奏を書き記しておきます。
CDでいうと、Vol.1の方になります。

ざっと聴いた感じでは、ずいぶんとユニークな演奏です!
いやあ・・・こりゃあ絶対、ベートーヴェンのピアノ・ソナタを初めて聴く人には薦められない・・・

今までグルダの演奏のことを「天衣無縫」なんて表現してきましたが、その言葉はグールドの演奏にこそ当てはまるのかも・・・

バッハの演奏で駆使してきた歯切れのよいスタッカート的な音の処理をこのベートーヴェンでも駆使してます。スピードもとてつもなく速いものから、とんでもなく遅いものまでさまざまで、自由闊達で型破り極まりないです。

でも、みょ〜に惹かれる演奏だったりするのですよ、これが。
以下、曲ごとに書いてみます。

9番と10番は比較的、曲の性格に合った好演かと思います。
とにかく、速い楽章は快速テンポでドンドン進んでいきます。しかし、どんなに速くても、音の粒がしっかり聴こえてくるのは凄いですよ。余分な響きがないのが功を奏しているのでしょうねえ。
ここまで快速でやられると、小気味がいいですねえ。
一方で9番の2楽章などはしっとりとしていて、表現のひとつひとつが非常に効果的に考え抜かれている、素晴らしい演奏です。
6番もいいですよ。特に沈み込んでいく2楽章と活発な1・3楽章との対比がいいです。

しかし、1番から3番の演奏はとてもユニークで、超スローテンポ。
2番の3楽章や3番の1・4楽章あたりはすごく可愛らしい演奏なのに、他の楽章の遅いこと遅いこと!
2番の1楽章が、なんて沈潜した音楽なことか(爆)!こんな曲だったっけかなあ、なんて思ったり。

逆に5番は超快速なテンポで目まぐるしいです。ここまでやらんでも・・・という感じもするのですが、悲しみの疾走感は感じられるかも?

7番は両端楽章が超絶的な速さです。この曲の持つスケールの大きさが感じられないところがどうかなあ。でも2楽章は遅めでじっくりと聴かせる感じで素晴らしいです。3楽章も音楽の大きさと伸びやかさが表現されていていいです。

8番「悲愴」は1楽章のテンポの序奏部と主部の移り変わりが激しいです。でも、この主部の疾走感は慣れるとなかなか面白いです。2楽章も落ち着いたテンポで聴きやすいですが、3楽章はまたしても快速テンポで駆け抜けていきます。とにかく動的な演奏です。
あとは音が軽くて、重厚な感じがないところをどう感じるかですねえ。

まあ、とにかくおもしろいことはおもしろいです。
6番と9番と10番は良かったですねえ。とりあえず普通に(笑)聴けます。8番も慣れるといい感じかな。この疾走感がたまらないかも(笑)。
他の曲は楽章ごとにうぐいすの好みが分かれてしまいます。
ちなみに、全曲通じてグールドお得意の歌声(笑)が入っています。
ご興味がある方はご購入されてみてはいかがでしょうか。
でも、お好みに合うかどうかは保証いたしません(爆)。

12番以降は今後、シリーズの中で書いていきます。

これも珍しくHMVよりAmazonの方がお安いですね。若干ですが(笑)。


ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ集 I
ソニーレコード
1994-06-22
グールド(グレン)
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