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zoom RSS ビゼーの「カルメン」(カラス/プレートル/パリ国立歌劇場o.)<PA-244>

<<   作成日時 : 2009/06/03 23:30   >>

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う〜ん・・・最近どうも仕事が厳しい・・・
何をやってもうまく行かんので、毎日憂鬱なのですよ。
まさしくブログ仲間のお一人が言っていた「ニーベルハイム」にうぐいすもいるようです(爆)。さながら「ニーベルハイム」のミーメ状態ですかね〜。
今までもその感じはあったのですが(笑)、最近特に厳しいなあ。

どこかからジークフリートを見つけてこなければいけません。
ん?それでは、自分が殺されてしまうがな(爆)。却下。

音楽を聴く気力はあるのでまだマシかな?ほんとに参ってるときは音楽も聴けませんし。
まあとにかく、自分のできることをやるしかないわけで。
なんとかしのぎましょう。

さてさて、今回のエントリーです。ビゼーの「カルメン」です。
ここ1か月くらい、車でドライブするたびに全曲繰り返し聴いていました。
演奏はかの有名な、カルメン:マリア・カラス、ジョルジュ・プレートル指揮のパリ国立歌劇場o.の演奏です。

カルメンの曲のことは今更紹介するまでもないですかね。
ということで(笑)、さっそく演奏についてです。

なんと言ってもプレートル/パリ国立歌劇場o.の音色にラテン的な明晰さがあふれているのがいいですね!しかも軽妙なリズムで覇気があります。
非常に快活で生き生きしてるのです。旋律ものびのびと歌ってます。
ホルンの軽い音色にかかるヴィブラート、これがまたフランス的で粋ですね!

全体として、技術的には完ぺきではないんですけど、音楽が生きていると言うんですかね。なかなかこの生命力はいいですね。

さて、カルメンを歌っているカラスですが、実は実際の舞台では一度もこの「カルメン」を歌ったことがないそうです。しかし、コンサートでのアリア抜粋やこの全曲盤録音でカラスの代表的なレパートリーとして「カルメン」があげられるようになったようです。

この歌は独特です。なんというか、どこか力強く語りかけるような歌で、音楽として楽しむというよりもキャラクターとして楽しむ方に近いです。まあ、カラスの場合は「カルメン」に限った話ではなくって、たとえばプッチーニの「トスカ」でもそういう面があるのですが。
とにかくアクは強いです。ビブラートもちょっと耳につく感じもあります。
しかし、やはりこのキャラクター表現は認めざるを得ない説得力があるのです。
ゲッダのドン・ホセもいいですね。若々しく伸びのあるテノールです。

しかし、この録音に出ている歌手、カラスとゲッダくらいしか知ってる人がいなかったりして(笑)。
でも他の人もいいですよ。
ミカエラを歌うアンドレア・ギオーも、非常に誠実で可憐な歌ですし。

この録音はうぐいす的には、劇としての楽しみ方に嗜好が寄っている感じです。
音楽としての芸術性というよりは、演劇の観点からの音楽の表現として最高なんじゃないかと思うのです。

う〜ん、どうも言い方が良くないかな?・・・劇としての臨場感が素晴らしいのです。音楽が劇の特性とうまくマッチしている、という方がいいのかな?音楽表現も素晴らしいのですよ。

そんな言い方をしているのは、別のとある演奏が頭にあって、それと比較して聴いているところがあるためです。
そのとある演奏とは・・・カラヤン/ベルリン・フィル盤(1982年録音)です。

カラヤン/ベルリン・フィル盤は楽譜をアルコーア版を使用。セリフが入っていて、それだけで言えばなかなかアングラ的(笑)で演劇的な味わいはあります。
一方で、出てくる音楽は80年代カラヤン特有の遅めのテンポでじっくりとレガート奏法で歌っていく手法で、完成度は高いです。

しかし・・・オペラとして聴いた場合、どうかな〜?と。うぐいすはあんまり面白くないと思ってるんですよねえ。
音楽が重くって。
「カルメン」にはビゼー特有の抒情性や劇的な展開と同時に覇気のあるリズムとカラッとした明晰な音色が欲しいのです。
カラヤンのはそれとは遠いところにある演奏かなあ、と。
音楽としては非常に完成度が高く、芸術的ともいえるので、全体を聴くというよりは部分的に抜き出して聴くにはなかなか楽しめるのですが、「カルメン」という「オペラ」として全体を聴く場合、退屈でしょうがないのです。
70年代以前のカラヤンのオペラにはいいのがいっぱいあるんですがね!
プッチーニとか、R.シュトラウスとか、変わってるけどワーグナーも・・・
「カルメン」もあったようですが、これは聴いたことがないので何とも言えません。

一方で、今回のプレートル/パリ国立歌劇場o.の「カルメン」は音楽が生き生きしてて、聴いてて飽きないんです。
車の中で何回もリピートして聴いてます。

もっとも、カラスの歌い方はすごくクセがありますので、これがどうにも受け付けない、という場合は聴き続けるのはちょっと無理かもしれません。

うぐいすもカラスはどちらかというと、歌というよりはセリフのような歌い回しの妙みたいのを味わうために聴いてますね。

ホントのところはもちっと各場面毎の感想を書きたい気もするのですが、「ニーベルハイム」での痛手が大きいので(苦笑)、今日はここまでにしときます。



ビゼー:歌劇「カルメン」全曲
EMIミュージック・ジャパン
2007-05-09
カラス(マリア)
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさん、お疲れさまです!!
たまにリーゼンハイムに帰ってみると…あ、噂されてる(爆)。
うぐいすさん、ミーメですか、いいなぁ名前がクレジットされて。私はアルベリッヒに脅されて「うぁ〜」と叫ぶニーベルハイムの輩の一人に過ぎませんから(爆)。←「ラインの黄金」で叫ぶこの人たち、録音では全く名前がクレジットされませんね。
さて、プレートルの「カルメン」ですが、若き日には全く他を寄せつけない名盤と思いました。しかし、一時期からどうしてもかのカラスの発声がどーにもこーにも趣向に合わなくなってしまって…(汗)。
そういえば、昨日はビゼーの命日でしたね。
凛虞
URL
2009/06/04 21:05
凛虞さん、こんばんは!いやあ、お久しぶりですね。
コメントありがとうございます。

え〜っ、ミーメいいかなあ?衆目の中で上司に集中砲火されてる様は、隠れ兜を早く作れとおしおきされて「オヘッオヘッ」と言ってる情景そのものなのですが(爆)。怒られるときは名前をクレジットされたくないなあ。むしろその他大勢になりたい〜(笑)。

確かにカラスの発声は独特ですね!音楽の表現としては結構クセがあるんですけど、歌い回しとかキャラクター表現と言う点では、他の追随を許さないのではないでしょうか。その個性的なところが好悪を分けそうですね。

しかしさすが凛虞さん、このエントリーをビゼーの命日に合わせたことに気づいて・・・って、ええっ!そうなんですか!→わざとらし過ぎ(爆)
ネットで調べたら、確かにそうでした。いや、でもホントに知らなかったですわ。いやあ、偶然とは言え、面白いもんです。それでは、貴重なリーゼンハイムを楽しんでください(笑)。
うぐいす
2009/06/04 22:37

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