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zoom RSS メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」<PA-256>

<<   作成日時 : 2009/07/06 23:13   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 4

本日は学生の頃、これまたすごく好きだった曲の一つを。
メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」です。

1か月くらい前にクレンペラー指揮の劇付随音楽「夏の夜の夢」をエントリーしたわけですが、そのCDに入っていて久しぶりに聴いたのですが、やっぱりいいですね〜。

高校時代、よ〜く聴いたんですよ、この曲。
まず、「フィンガルの洞窟」っていうネーミングがいいじゃないですか。
「フィンガル」なんて異国情緒のある名前に、しかもその「洞窟」なんて、なんかファンタジックで、実に想像力をかきたてられるのです(笑)。

そう言えば、ワーグナーがこの作品を聴いてメンデルスゾーンのことを「第一級の風景画家」と絶賛してたのは有名ですね。
(メンデルスゾーンのことは嫌いだったようですが・・・)

確かに、この曲聴いてるとスコットランド沖の荒波や海鳥の鳴き声が聞こえてきそうです。
もっとも、ここには実際に海鳥がいるかどうか知らないんですが(爆)。

ちなみに、うぐいすは最後の盛り上がりの部分が特に好きなのですよ。
弦楽器のパート間で、激しく寄せては返す音階と旋律の受け渡しの様子を聴いていると、荒波がぶつかり合い、水しぶきや渦を巻いているような情景が目に浮かんでくるのです。

この曲、作曲されたのは1830年で、その後改訂が1832年にされてます。
ってえことは、メンデルスゾーン21〜3歳の頃ですね。
そもそもこの曲の開始の主題を書き下ろしたのはメンデルスゾーンが初めてイギリスを訪れた20歳のときなわけで・・・
うぐいすはこの歳の頃は学生だったわけですが、毎日ビール飲んでウダウダしてた頃でした(苦笑)。天才と凡人の差をヒシヒシと感じますね〜。

聴いた演奏はクレンペラー/フィルハーモニアO.です。
クレンペラーの演奏って、ベートーヴェンの7番のイメージが強くって、なんとなくスケールの大きい遅めのスタイルの演奏っていうイメージがあるのですが、今までブログエントリーしたマーラーの「復活」やメンデルスゾーンの「夏の夜の夢」などを聴き直してみると結構自然な感じですっと進んでいく部分もありますし、一概には言えないことがわかりますね。
今回の「フィンガルの洞窟」も、雄大なスケール感はありますが、そんなに遅くはなくって、実に自然なテンポ感です。

しかも、実に荒々しい厳しい情景が刻み込まれた、実に立派な演奏ですねえ。
まさしくスコットランド沖の荒々しい波間や厳しく吹き荒ぶ海風が感じられる演奏です。
フィルハーモニアO.の演奏、その厳しい造形の表情が絶妙で実にいいのです。

たとえば、カラヤン/ベルリン・フィルのように、磨き抜かれた抒情溢れる音色と重厚な分厚さを持った演奏もいいのですが、一方で、クレンペラーのようなゴツゴツした感触のある演奏の方が聴いていて飽きないのです。

最近またこの曲にハマっていて、携帯電話に入れて会社帰りの電車の中で聴いてるのです。



メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟
EMIミュージック・ジャパン
2006-08-23
クレンペラー(オットー)
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コメント(4件)

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うぐいすさん、こんばんは!
一昨日、バルトークのエントリーにコメントをしつつ、それを書き終えることなく眠ってしまいました(爆)。
要は、カルテットの第4番と第5番の間にピアノ協奏曲第2番を配置するとは巧い!と申したかったのです。次は、「44のバイオリン二重奏曲」、そして第5弦楽四重奏曲とくれば作曲年代順になりますから(笑)。
さらに、「弦チェレ」は飛ばして、「ディヴェルティメント」とくれば、第5弦楽四重奏曲との近似性に焦点が合わさりますね。
さて、今回の「フィンガルの洞窟」、私は一時期からこの曲をもってメンデルスゾーンの最高傑作と思うようになりました。「真夏の夜の夢」は少年期に聞きすぎて飽きたこともありますが、「フィンガルの洞窟」はいつ聞いても新鮮さを保っています。
唯一の難点は、ワーグナーが賞賛したことがあまりに有名で、それに迎合していると思われることが嫌なだけです(苦笑)。
凛虞
URL
2009/07/07 00:25
うぐいすさま お早うございます〜

メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」何度か演奏したことがあります。メロディーは実に美しいですし、和音も美しいですよね。
本当に早熟の天才の筆になるものですよね〜。
クレンペラーはあまり聴いていません、どうしてなのか、分からないのですが〜。

ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2009/07/07 08:25
凛虞さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

バルトークの話、意識せずにまるで偶然でそういう順番になってるわけですが(笑)、そこまで言われると「44のバイオリン二重奏曲」についても触れたくなってしまいますねえ。そう言えばカルメンの感想書いたときがビゼーの誕生日だったっていうのも結構驚きました。天然ボケ(笑)というか、意識せずに何がしかの縁があるようなことをしているようですねえ。

「フィンガルの洞窟」は学生時代ホントに好きで、何回もリピートして聴いたもんでした。そのころよく聴いたのはエントリーで軽く触れたカラヤン/ベルリン・フィルと、セル/クリーヴランドO.の非常にガチっとした演奏でした。特にセルの演奏は曲の構成を勉強するのにはとてもわかりやすくておもしろかったです。非常に楽器間の分離が明確で構成が手に取るようにわかる演奏でした。今現在よく聴くのは今回エントリーのクレンペラーなのです。
うぐいす
2009/07/07 21:44
rudolf2006さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

「フィンガルの洞窟」を演奏されたとはうらやましい!しかし、これすごく弦が難しそうなのでうぐいすにはちと無理かも(苦笑)。rudolf2006さんはどの演奏を聴かれてたんでしょうか(やはりオーマンディ師でしょうか?)。うぐいすは、この曲自体が結構好きなので、わりとどんな演奏も受け入れてしまうのですよ。
うぐいす
2009/07/07 21:50

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