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zoom RSS ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(ホロヴィッツ/ライナー)<PA-257>

<<   作成日時 : 2009/07/10 00:07   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 4

なんとなく聴きたくなったので、今日はこの曲。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番です。

世の中では辻井伸行さんがヴァン・クライバーン・ピアノコンクール優勝ということで、彼のラフマニノフの2番が話題になってたりしましたので、なんとなくラフマニノフを聴きたくなりました。
しかし、実際に聴くのは2番ではなくって3番というところがまた、うぐいすがいかにひねくれ者であるかがうかがわれるかと(笑)。

ちなみに以前、ラフマニノフの自作自演の3番について書いたことがあるので、曲の詳細については省きます。本日はホロヴィッツのピアノ、ライナー/RCAヴィクター交響楽団の1951年録音を聴きました。

普段はこの曲あんまし聴かないのですが、たまに取り出すのは同じホロヴィッツでも、オーマンディ/ニューヨーク・フィルと組んだライヴ録音です。
さすがに若い頃の凄味とか完璧さは薄れてますが、ライヴ特有の緊張感がすごいですね。曲が盛り上がっていくときの力強さは往年を思わせるものがあります。

また、アルゲリッチ/シャイーの演奏も3楽章だけを時々聴いたりします。
これはまさしく快刀乱麻といった感じです。YOUTUBEにも動画がアップされてますね。
ちょっとあっさりと弾き切ってしまうきらいもありますが、やっぱりうまいなあと思います。

世評の高いアシュケナージ盤も普通に曲を楽しむ分にはいいですね。でも、なんとなく聴くことが少ないんだよな〜。アシュケナージのラフマニノフ。なんでかな〜、ピアノうまいんだけどな〜・・・やっぱりうぐいすはアクの強い演奏が好きなのかもしれません(笑)。

で、本日聴いたホロヴィッツ/ライナーですが、まさしくこれこそホロヴィッツの真骨頂じゃないかと思われる演奏です。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が好きでこの演奏を聴いたことのない方には一聴の価値あり!です。

曲全体に冴えわたるテクニック!技術的にはもちろん不足がありませんし、とにかくダイナミックな力感と安定感のある演奏です。
晩年のある種ライヴ演奏特有の熱っぽさはないのですが、この難曲を全く危なげない安定感を持って弾き切って行きます。作曲者をして「私よりうまくこの曲を演奏する」と言わしめたとおりのテクニックの冴えと、申し分のない迫力の備わった、絶頂期のホロヴィッツが聴けます。

そう言えば、この3番をネットで検索してたら、こんなおもしろい話がありました。
ラフマニノフがオーマンディとこの曲をリハーサルしていた時、「ホロヴィッツならこんなふうに弾くかな? ホロヴィッツならどう弾くだろう? もっと速く弾くだろうか? もっと遅くかな?」とか、そんなことばかり尋ねていたとか。
あと、ラフマニノフ自身がこの曲はホロヴィッツのもの、とも言ってたみたいです。

自作自演の3番の演奏は録音状態がひどく悪いんですけど、演奏そのものはホロヴィッツとは違ったサッパリ感とかダンディな味わいがあって、あれはあれでいいと思うんだけどなあ。
ピアノ協奏曲第2番を作曲するときの逸話を読んだりして、繊細な神経の持ち主なのは知ってましたが、これほどとは(笑)。

まあ確かに、うぐいすもこのホロヴィッツ/ライナー盤はたまに取り出すと圧倒されて、何回も聴いてしまうんですが。
飽きないんだよな〜。

ただ、技巧的な安定感や冴えよりも、ロマンチックな潤いとかライヴの熱気が好き、という方は後年のオーマンディと組んだものの方が良いかもしれませんね。



ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
BMGビクター
1994-10-21
ホロヴィッツ(ウラジミール)
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま ハイサイ〜〜

沖縄からコメントです。
ラフマニノフの逸話、面白いですね、やはり若いホロヴィッツは、ラフマニノフとは同郷ですし、ライヴァル意識もあったのかもしれませんね〜。

iPodにこの曲はないので、思い出しながら書いています。
私はホロヴィッツの晩年のオーマンディ師との競演盤が懐かしいですね〜、やはり〜。ライヴであれだけの演奏、やはりホロヴィッツは凄いです。それに、何事もなく(?)合わせているオーマンディ師も凄いと思うのですが(日本では評価はされないと思いますが、爆〜)。
ライナー盤もあったのですね〜
検索しておきます

沖縄は真夏です、朝から暑いですよ〜。ミ(`w´彡)
rudolf2006 in Okinaw...
URL
2009/07/10 08:12
うぐいすさん こんばんは

結石は排出されましたか?(笑)お大事に。

現在、私の手許にはオーマンディとアルゲリッチ盤があります。オーマンディ盤はスリル満点ですがピアノの音が遠いのが玉に瑕だと思います。それを差し置いても第3楽章の熱気は凄まじいですね。アルゲリッチの演奏は例によって直情型でラフマニノフに求めたい屈折感が薄いのが残念です。同じライヴですが、おそらく併録のコンドラシンとのチャイコフスキーのほうが第3楽章の追い込み感があふれていておもしろいと思います。

ライナー盤は未聴です。ルービンシュタインとの第2番が期待外れだったので、ライナーの伴奏には躊躇してしまいます。うぐいすさんのご感想に従ってホロヴィッツを聴くためなら良いかなと思います。

ちなみに、ラフマニノフではヴォカリーズが好きです。オーマンディの演奏が忘れられません。
ezorisu
2009/07/10 19:45
rudolf2006さん、ハイサイです!
コメントありがとうございます。
沖縄いいですね〜〜〜!うぐいすもそろそろどこか旅行に行きたいです。さぞかし夏の日差しが強いことでしょうね!目一杯お楽しみください。

晩年のオーマンディと組んだものはホロヴィッツもいいのですが、バックも好サポートですね!ラフマニノフのロマンチックでロシア音楽としての特質が味わえるのはこちらの方だと思います。

ホロヴィッツとラフマニノフは親交があったようですが、それにしてもラフマニノフのホロヴィッツに対するリスペクトはすごいですね(笑)。もう完全に一ファンみたいな言い方してるし。まあ確かにこの3番が人気曲となるのにホロヴィッツの功績は多大だったですし、「英雄、英雄を知る」という感じでしょうか。

ブログにお邪魔したら、さっそく写真が載ってましたね!しばらく、沖縄の写真を楽しみにしております!
うぐいす
2009/07/10 20:39
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

結石の症状がいま一つ、思わしくないんですよね〜。尿管から出たのかすらよく分からないので、また明日お医者さんに行こうと思ってるのですよ。水は毎日1.5リットル以上は飲んでるんですが。

アルゲリッチはテンポ速めで勢いに乗って弾き切っていく感じなのでヴィルトゥオジティは感じますが、粘っこさがないのが難点ですかねえ。嫌いではないんですけど。

それから、今回のブログエントリーしたライナーとの演奏ですが、ライナーはルービンシュタインと組んだ2番ほど違和感(笑)はないと思います(うぐいすもあの演奏はあんまり好きではないのです)。わかりやすく言うと、ホロヴィッツがトスカニーニと組んだチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の演奏に近いかもしれません(あれほど顕著ではないですが)。なので、晩年のオーマンディと組んだもののようなロマン的な潤いのある演奏がお好みなら期待外れかもしれません。一方で、純粋にホロヴィッツの若い時の凄さを味わいたいなら最高の一品です。
うぐいす
2009/07/10 20:59

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