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zoom RSS ターリヒQのベートーヴェン弦楽四重奏曲第13番<PA-269>

<<   作成日時 : 2009/08/30 01:06   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 4

今日は午前中暑いな〜、と思っていたら午後は急に土砂降りになりました。
まあ天気予報の通りではあったんですけどね〜。午前中はホントに午後雨降るのかな?と思うくらい天気がよかったので、午後の変わり具合が劇的(笑)で驚いてしまいましたよ。

さて、今日は前回の続き、というわけではないんですがベートーヴェンの弦楽四重奏曲です。今回は13番、演奏はターリヒQです。

いやあ、実はこのターリヒQのベートーヴェン弦楽四重奏曲全集、1年前に入手していたのですが、何の因果か、1回も聴かずにすっかり忘れ去って放置してました(爆)。
なんでかな〜・・・まあ、忘れてたのはともかく、せっかく入手したんだから聴かなきゃもったいない。

でまあ、どこから聴いたもんか・・・と思いあぐねていたのですが、ちょうど前回エントリーのラサールQの12番を聴いていた時、ついでに13番も聴いてまして、じゃあ13番を聴こうかな?と思ったのです。

1楽章を聴き始めて、出てきた音色がずいぶんと今まで聴いていた団体と違うな〜、なんて思ったのですよ。
なんかおとなしめの響きで、それでいて発言力がないわけではなくってそれなりに楽器は鳴らしてる部分もあるんですが、なんというか、小さくこじんまりした感じだな〜と思いながら聴いていたのです。
なんか、ピンとこなかったんですね。

で、2楽章になったわけですが、ここで「ハッ!」としてしまいました。


なに?この囁くようなスケルツォは?


今まで聴いてきた演奏って、ベートーヴェン特有の力強さを持ちながら、軽快なスピード感を強調していたり、スケルツォ楽章としてのメロディの動きの面白さを楽しむ感じだったのです。

一方このターリヒQの演奏ですが、2楽章の冒頭からもういきなり肩すかしをくらってしまいました。つぶやくような歌い回し、あまり力強さを強調しすぎないこじんまりとした響きではありますが、アンサンブルが実にうまく小さくまとまっているのです。

これで、うぐいすなりにこの団体に対する聴き方を理解したような気がしたのです。
この演奏、いわゆる強い意志の力や雄弁な表現とかスケールの大きな世界を期待して聴くもんじゃなくって、この小さくまとまった、幸せな閉じた空間で展開される音楽を楽しみ、愛でるような気分で聴くといいかな〜、と。

そう聴いていくと、最初聴いた1楽章や、2楽章に続く3楽章以降もパァ〜ッと楽しみ方が広がったような気がしたのです。
そうなったらしめたもので、他の曲も同じノリで面白く聴けてしまいました。
5楽章カヴァティーナは今まですごく深遠な曲だと思ってましたが、こんなに人懐こく親近感の湧く音楽に仕上げている演奏は他にないかも?

このターリヒQを聴いた後だと、ズスケQはこじゃれたカフェで上品な貴婦人を愛でてるような感じでしょうか?
ターリヒQのは自分の部屋で女友達と話してるような感じかな。
相変わらず、思いつきで書いてるんですけど(笑)。
(他人様のブログコメントで、庭の草花を愛でてるような感じとか、愛娘を愛でてるとかこれまた適当なこと書いてしまいましたが:爆)。

まあなんにせよ、どっちも基本的には柔らかい音楽なんですが、受けるイメージは違うんです。

ちなみに、ラサールQやブダペストQ、ジュリアードQあたりはそれぞれ傾向は違えどずいぶんと男性的な逞しさを感じる世界ですね(笑)。クリーヴランドQは若々しい青年を思わせます。

このターリヒQは元々ブログ仲間の方からのご紹介でしたが、おそらくそれがなければターリヒQ自体も知らなかったし、買ってなかったと思います。
この演奏、ベートーヴェンの雄弁な音楽を楽しみたい方にはあまり合わないかもしれません。でも、味わい方のコツがわかるとすごく魅力的な部分が見えてくる演奏かなあと思います。
変化球かもしれませんが、ご興味があればいかがかと思います。

ちなみに、うぐいすの入手した全集は今は廃盤のようです。
分売も、初期の1〜6番はHMVでは入手できないみたいです。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま お早うございます〜

私も去年以来、久しぶりにターリッヒ四重奏団の演奏を聴いています。去年、確か購入したのだと思います。ブログでも少し書いたように思うのですが、全曲は聴いていなかったような、爆〜。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=588903
廃盤になっていますね〜、サイトはまだありますが、廃盤として載っています。

この13番も、聴いた記憶があまりありません。うぐいすさんのコメント、なるほどな〜と感心しています。まさに室内楽なのかもしれませんね。ズスケ、ジュリアード、スメタナなどは、大きなホールを想定した演奏と言えるかもしれませんね〜。
このターリッヒの演奏は、箱庭風ではないかな(うぐいすさんのコメントにかなり影響を受けていますが〜)と思ったりもします。箱庭ですが、そこにすべての世界が表現されている感じもします。
どうでしょうか?
久しぶりに、まとめて聴いてみようかとも思っています。

ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2009/08/30 07:53
うぐいすさん、こんばんは!
皆さまズスケ四重奏団の演奏の表現が巧いですね。うぐいすさんの「こじゃれたカフェで上品な貴婦人を愛でてるような感じ」に対し、アルトゥールさんはかつて「うまい天ぷらを食べるよう」とおっしゃっていましたが、お二人に共通するのは、凛虞にとってはいくぶん身分不相応(爆)。
「『自分の部屋で女友達と話してるような感じ」って、巧い!」と言ったら、横から鋭い視線を感じたので…「ばあちゃんの家でひじきご飯に山菜を食べるような感じ」としたいと思います(笑)。
凛虞
URL
2009/08/30 19:30
rudolf2006さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

確か昨年、最初は凛虞さんにご紹介いただき、rudolf2006さんのブログで取り上げられていたのを見て入手したんだと記憶してます。ジャケットの絵が「天地創造」という題名だったんでしたよね(笑)。

この演奏聴いた時は最初、「ん?」という感じで、次に「ほ〜・・・」と納得しました。ってよくわからないコメントですが(笑)。うぐいすは今まで、rudolf2006さんのおっしゃる、大きなホールを想定した演奏を中心に聴いていた感がありますね〜。「箱庭風」というのもすごく納得してしまう表現です!全集が廃盤になっているのは残念ですが、こういうタイプの演奏はやっぱり変化球なんでしょうね〜。でもある意味、この魅力に気づくと何気に聴きやすいので何回も聴いてしまうのですよ。演奏の優劣とは違う意味で、ラサールQの厳しい演奏よりは繰り返し聴ける演奏ですね(笑)。
うぐいす
2009/08/30 19:38
凛虞さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

この演奏、凛虞さんのご紹介がなければおそらく存在すら知らなかったと思います。とても面白い演奏をご紹介いただき、ありがとうございます。ちなみにこじゃれたカフェなどうぐいすも行ったことはなく、まさしく経験がないが故の妄想力の賜物ですね(爆)。お恥ずかしい限りです。

ひじきご飯に山菜とは実に家庭的な温かさ満載ですね!これもうまいですね〜。横からの視線が厳しければ、「女友達」を「妻」「恋人」に変えても結構いけるかもしれません。ただ、ある程度年数を経て気兼ねのない関係といった雰囲気に近いような気もしますが(笑)。
うぐいす
2009/08/30 19:56

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