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zoom RSS モーツァルトの弦楽四重奏曲第15番:ターリヒQ<PA-272>

<<   作成日時 : 2009/09/13 21:07   >>

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関東にいる大学時代の友人が東海地方へ転勤するという話を聞いて、昨日、関東にいる昔の仲間3人で飲みに行きました。
うぐいすは2年半くらい前、逆に東海地方から東京へ転勤してきましたので、この友人とは入れ替わりになってしまいました。
昔からの知り合いとまた離れてしまうのも名残惜しいですね・・・引越しの準備など、これからいろいろと大変だと思うのですが、ぜひとも頑張ってほしいですね!

てなわけで、昨日は昔話に花を咲かせてしまい、少々食べ過ぎてしまいました(苦笑)が、なんとか復活しています。

さて、今回はまたモーツァルトの弦楽四重奏曲で、第15番を聴きました。演奏はターリヒQです。

ターリヒQ、ちょっと前にベートーヴェンの弦楽四重奏についてエントリーしましたが、その時にブログ仲間の方からモーツァルトの弦楽四重奏曲についても紹介いただき、入手してしまいました。
「ひなびた味わい」というコメントに惹かれてしまったのですよ(笑)。

今回15番を聴いて、ベートーヴェン同様そのこじんまりとした響きの味わいに聴き惚れてしまいました。

この演奏聴いていて「はっ!」としてしまったのは、第3楽章と第4楽章です!

例の囁き、呟き節が炸裂しています(笑)。
今まで聴いてきたモーツァルトの15番の3楽章というと、どこの団体も物悲しい曲想を生かして、いかに劇的に悲劇性を表出するかというところに苦心しているように聴こえちゃうんですが、ターリヒQはちっとも劇的じゃないです。っていうか、なんて可憐でせつない演奏なんでしょうか!

なんていうか・・・昔とても悲しくつらい体験をした方が、物静かに淡々と「昔こんなことがあったんですよ」と語りかけてくるような、せつない感じがします。
第二次大戦で戦死したおじいさんのことを遠い目で語るおばあさんのような雰囲気というと大げさすぎでしょうか?
若いころに死に別れた恋人を思い出しながら静かに語っているという風情?いや、これも重すぎるか(爆)。

そういう方の囁くようにトーンを抑えた話って、何とも言えない凄みを感じてしまったりするときがありますよね。もし自分だったら激情的・感情に訴えて話してしまうようなことを、この人は全てを悟ってこんなにも淡々、切々と語っている、という人生経験の凄みみたいなものを感じてしまいます。
人間の芯の強さ、みたいなものを感じてしまうのと似ているのです。

なんか、今回は自分の妄想に泣けてきてしまいました(爆)。
実際はそんな情景を思わせるような演奏ではないかも?妄想が過ぎたかもしれません。

とにかくこのターリヒQの15番、ややもすると、ほかの激高して歌うような演奏を「ちょっと表面的なんじゃないか?」とか思わせてしまう、そんな不思議な演奏です。
とにかく控えめで可憐な、一輪の花、といったモーツァルトです。
まあ、変化球には違いないかもしれませんので、ちょっと変わったモーツァルトを聴いてみたい、という方にはお薦めかもしれません。

↓今回はHMVなので画像がでかいです。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさん、こんばんは!
ターリッヒ四重奏団の独特の奏法と表現は、なかなか他に得難いものがあり、いいですよね(^-^)
いったんその魅力にとり憑かれると、モーツァルトもベートーヴェンも最も身近に置いておきたいセットとなっています。

うぐいすさんの比喩もよく分かります(^-^) ターリッヒ四重奏団の演奏は淡々とはしているものの、それが決して"借り物"ではなく、自らの言葉になってますよね。

> 昔とても悲しくつらい体験をした方が […]
ターリッヒ四重奏団とはいくぶん異なりますが、このような演奏を、後日ピ○ノ四重○曲第1番で聞く予定にしています(^-^)/ (「いくぶん異なる」のは、その方々がホントに悲しく辛い体験をされているからでしょうか…(゜-Å)
凛虞
URL
2009/09/13 23:20
凛虞さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

今回のエントリーは比喩があさっての方向に飛びました(汗)。それはともかく、ターリヒQのこの淡々とした風情は格別なものがありますね。しかも響きがこじんまりしているため、凛虞さんのおっしゃる「ひなびた味わい」が心に迫ってきます。絶叫型の演奏よりも、むしろこういうアプローチの方が曲の悲劇性というか、物悲しさが感じられますね。最近はターリヒQの演奏をよく聴くようになってます。いい演奏をご紹介いただき、感謝しております。

さて、凛虞さんの「秋のBシリーズ」も始まったようですね。エントリーを楽しみにしつつ、うぐいすも何かちらほらと「B」のエントリーをしてみようと思っています。
うぐいす
2009/09/14 21:30

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