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zoom RSS 久しぶりにブラームスのピアノ五重奏曲<PA-274>

<<   作成日時 : 2009/09/19 21:37   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 8

やった!今日から五連休です。
今週はそれだけを楽しみに過ごしてきたと言っても過言ではありません(笑)。
とはいうものの、ちょっとした用事もありますし、部屋の片づけもしときたいので、遊びは日帰りで少しだけ出かけようかな〜、と思ってます。お金もないし(苦笑)。

さて、今回もブラームスです。
うぐいすにしては珍しく、ブラームスの室内楽を聴きこんでます。
今日はピアノ五重奏曲です。

うぐいすはこの曲、実は変則的な聴き方してるのですよ。
大体、1楽章と3楽章だけ飛ばし聴きしてます(爆)。

いや・・・実はこの曲、偶数楽章が苦手なのですよ。
2楽章は茫洋とした感じがして掴みどころがないんですよね・・・
一方、4楽章は好きではあるんですが、ほの暗い情熱に満ちた曲想が劇的に展開されていく様が、精神的に疲れているときには結構つらいのですよ。

それに比べると、1楽章と3楽章は曲が派手というか、どこか華やかさも感じる作りになっているので、まだ気楽に聴けるのです。

最近はブラームスの室内楽をあんまり聴くことがなくなっていて、この曲も久しぶりに聴きました。
前に聴いたのは、R.ゼルキン/ブダペストQ。堅固な作りと渋さの極みで有名な演奏です。で、今回も聴いてます。
それともう一つ、今回実に久しぶりに聴いたのは、ポリーニ/イタリアQの演奏です。

いやあ〜、このポリーニ/イタリアQの演奏、若いころにはよく聴きました。
ポリーニの若々しい打鍵、イタリアQのさわやかで清々しくフレッシュな響き。若いころはほとんどこの演奏ばっかり聴いてましたよ。

学生時代の当時、オケの仲間内でもこの演奏の評判が良かったですね〜。
R.ゼルキン/ブダペストQの演奏は当時は渋すぎるとあんまり評判良くなかったです。まあ、若い時はポリーニ/イタリアQのような流麗でフレッシュ、快活な演奏のほうが取っつきやすいですから。
かく言ううぐいすはR.ゼルキン/ブダペストQのも結構好きではありましたが、ポリーニ/イタリアQの方を聴くことが多かったのです。

歳を経て、ずいぶんと嗜好が変わりました。今はブダペストQの渋さの極みが心に沁みますね。
とはいうものの、頻繁に聴くのはつらいですけど。

一方、久しぶりにポリーニの演奏を聴くと、懐かしさと同時に、またいろいろと再認識したことがありました。
この演奏、記憶に残っていたイメージ以上に、結構ポリーニのピアノが前面に出てました。
最近R.ゼルキンの演奏に慣れてきてたせいもあるのでしょう。こちらはブダペストQの音が結構前面に出てますが、ポリーニ/イタリアQの方は、主導権はポリーニが握ってますね。
若いころのポリーニらしい、明るくダイナミックながらも、堅いというか、カチッとした響きが基本で、それに柔らかく瑞々しいイタリアQがのっかっている感じです。

なんちゅ〜か、まさしく明るく流麗、ラテン風のブラームスっていう感じですね。
でもポリーニのカチッとした感じがわりと心地よくって、決してこの曲にあってないわけでもないのです。

あと、イタリアQの演奏、実はこの演奏でうぐいすは彼らの演奏を初めて知ったのですよ。
根明ではあるもの、流麗で瑞々しくフレッシュな響き。「いやあ、素晴らしいな〜」と思ったのですよ。

この後、このような演奏を期待してハイドンとかベートーヴェンを聴いたわけですが、「えっ?」とか思ってしまったりして(爆)。流麗ではありますがなんつ〜耽美的な演奏!とか思ってしまったのです(笑)。
いや、悪くはないのですが、そのギャップに驚いてしまったのですよ。

ポリーニも、カチッとはしているものの、ベートーヴェンの後期ピアノ・ソナタ集(28〜32番)で感じた息苦しさ見たいのがなくって、どちらかというと伸び伸びやってる風にも聴こえます。

やはり、このピアノ五重奏のときはポリーニとイタリアQがお互いの相乗効果でいい感じで清々しく伸びやかな演奏になったのかもしれませんね。

一方、今回またR.ゼルキン/ブダペストQの演奏聴いてこちらも再認識したことがありまして・・・、
今まで1楽章ばかり聴いてたので気がつかなかったのですが、1楽章よりも4楽章の方がブダペストQの個性が感じられる演奏になってるな〜、と思ったのです。

なんというか、1楽章は渋くて堅固な演奏なのですが、聴くときによっては、たま〜にどこかよそよそしさみたいなものを感じたりするのです。
なんというか・・・もともと持っているブダペストQの演歌調の響きがあんまり感じられなかったりするのです。

面白いことに、彼らの演奏、このブラームスのピアノ五重奏曲の1楽章よりも、モーツァルトの弦楽五重奏曲第4番の方がブラームス的に聴こえてしまうのは私だけですかね(笑)?ブダペストQの演歌調の渋い響きがモーツァルトでは
全開なのですが、ブラームスの1楽章は逆に抑えられているような気がしてしまいまして。

一方で、4楽章は、曲そのものがブダペストQのがっちりした構成と渋い響きがすごくマッチする作りになっているように聴こえます。
4楽章の序奏が終わった後、チェロで主題が出てくるのですが、ここの音色の渋さ、「おおっ、いつもの調子がやっとでてきたか(笑)」とか思ってしまいまして。その後のロイスマンの響きも絶好調です。
R.ゼルキンのピアノもブダペストQよりも前面に出すぎず、がっちりとサポートしてます。

まあなんにせよ、ここまでブラームスのピアノ五重奏曲を聴きこんだのは久しぶりです。
たまにはこの渋い憂愁な世界に浸るのもいいですね〜(笑)。



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String Quartets
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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま お早うございます〜

ブラームスの室内楽、なかなか取っつきにくいところもありますね。でも、初期の曲は、まだ聴きやすいところもあるのではないかな、と思ったりもしています。

「ピアノ五重奏曲」確か、うぐいすさんのお薦めで聴きだしたように思います。ゼルキン・ブダペスト盤、ゼルキン・ブッシュ盤、デームス・ウィーン・コンツェルト・ハウス盤、カーゾン・アマデウス盤などを聴いてきています。珍しく色々な演奏を聴いているなと思っているところです。ですが、ポリーニ盤はまだ聴いていません。うぐいすさんのブログを読み、聴きたくなってきていますが〜。

うぐいすさんのこのブログを読み、もう一度、ブダペスト盤、ブッシュ盤を聴き直そうかと思っています。

連休だそうですね、ゆっくり愉しんでくださいね〜
ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2009/09/20 08:35
rudolf2006さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

今回エントリーしたもの以外では、デームス/ウィーン・コンツェルトハウスQのも持っています。これはウィーン・コンツェルトハウスQのロマン的で柔らかい音色が魅力の一品ですね。デームスのピアノはちょっと奥に引っ込んじゃってる感じにいろいろと意見があるみたいですが、うぐいすは好サポートだと思っています。若いころのポリーニはどこかガチガチになりすぎて息苦しくなってしまう演奏もありましたが、この演奏に関しては意外と(笑)イケますよ。ご興味があればお試し(笑)ください。本エントリーのAmazonリンクよりもHMVの方に安いのあるようです(そちらは4点買えば1000円以下になっているようです)。

R.ゼルキン/ブダペストQの演奏をまた聴きなおしてみましたが、実は彼らのモーツァルトの弦楽五重奏曲第4番と比べるからイケないのかも(笑)。モーツァルトの方が曲自体に泣きが入ってますし(笑)。ブダペストQの1楽章もそれなりにいつもの演歌調ではあります。あと、ゼルキン師のピアノが入ることにより、演奏が引き締まってる感じになってるのも大きいですね。この演奏もやはり名演だと思います。

まだまだ連休はこれからですので、普段聴けない曲をゆっくりいろいろ聴いてみようと思います!
うぐいす
2009/09/20 18:21
うぐいすさん、こんにちは。
ご無沙汰しました。5連休を音楽三昧でお過ごしの様子ですね。

ブラームスのピアノ5重奏曲は良い曲ですよ〜。ブラームジアーナーにとってはクラ5に肩を並べるほどの名曲だと思っています。ということで4楽章とも好きなので飛ばし聴きはしません。(笑)

Wコンツエルトハウスには来日時にスタジオ録音したステレオ盤CDが新星堂から出ていています。ピアノはPバドゥラ・スコダで、デムスには劣りますが弦が素晴らしいですよ。ポリーニ/イタリアSQ盤もとても良い演奏ですね。ただ個人的にはやはり渋さに優るゼルキン/ブダペストSQが一番です。
いつも同じようなコメントですみません。(笑)
ハルくん
URL
2009/09/23 08:24
うぐいすさん こんにちは

ご不沙汰をいたしました。私事ですが生活環境の変化に忙殺されています。浅草のお話しも興味深く、どちらに書かせていただこうかと迷いながら、ブラームスに惹かれてこちらへ…。

私にとってポリーニはほとんどダメですがこの演奏だけは唯一の例外です。私の感想もお書きのとおりですが、何よりもポリーニ特有のでしゃばり感が少ないのが良いと思います(笑)。イタリア人同士の連帯感が幸いしたのかもしれませんね(笑)。

私の同曲のベストはゼルキン/ブッシュ組です。若い頃はあまりに渋すぎると思っていた演奏が、最近では座右の宝に近く感じられます。

私も連休中はHMVを漁っています。そろそろカート内の品定めをしなくては…。

ezorisu
2009/09/23 11:04
ハルくんさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

ブラームスの室内楽はどれも名曲ですね〜。ただ、うぐいすは最近ブラームスは重く感じることが多くなってしまい、聴く頻度はかなり少なくなっちゃってます。ブラームジアーナーには程遠いレベルですわ(苦笑)。

最近、秋ということもあって集中的に聴いてますが、あっさり系とか、明るい爽やか系ばかり聴いてる気がします(笑)。ますますもって、ブラームジアーナーにはとても・・・

とはいうものの、R.ゼルキン/ブダペストQの渋さは格別なものがありますね。ウィーン・コンツェルトハウスQの泣きの入った音色も代えがたい魅力があります。この秋はブラームスの他の曲も聴いてみようと思ってます。
うぐいす
2009/09/23 21:04
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
いろいろとご多忙のようですが、お体は壊さぬよう、お気をつけくださいね。

ポリーニ/イタリアQの演奏は彼らの個性がいい方向にいった好演ですね!特にポリーニですが、この若い頃のいつもの調子だともっとガチガチで息苦しさが出てくるのですが、この演奏はそれがあまり感じられない、伸び伸びした演奏になっていて聴きやすいですね。ゼルキンというとうぐいすはブダペストQと組んだものしか知らないですが、ブッシュQのも厳しい演奏になっているのでしょうね。この連休中はいろいろ買いすぎた感じもありますので(苦笑)、しばらく入手した演奏に没頭しようかとも思ってます。まあ、喉元過ぎれば熱さを忘れるとは思いますが(爆)。
うぐいす
2009/09/23 21:05
こんにちは。
私もブラームスのピアノ五重奏曲では
ポリーニ/イタリア四重奏団の演奏が大好きです。
それほどたくさんは聴いてませんが・・・。
木曽のあばら屋
URL
2009/09/25 19:49
木曽のあばら屋さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

ポリーニ/イタリアQの演奏、やはりお好きな方が多いんですね。流麗でカラッとさわやかなブラームスでありながら、ワクというか、形を崩さずかちっとした構成感もあって、いいですよね!個人的にはブダペストQの方が最近は聴く会が多いですが、やはりポリーニ盤はスタンダード足りえる演奏だと思います。
うぐいす
2009/09/25 22:45

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