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zoom RSS こんなにロマンチックだったとは!ショスタコーヴィチ自作自演:ピアノ協奏曲第2番<PA-280>

<<   作成日時 : 2009/10/11 22:04   >>

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この三連休、また目的地のそばまで電車に乗って、散歩してきました(苦笑)。
昨日は西荻窪駅で降りて、善福寺公園まで歩いてきました。
善福寺川の源流ですね。
それと今日は吉祥寺駅で降りて井の頭公園に行ってきました。

善福寺公園の方は、先週行った善福寺川緑地からは結構離れてますので、続けて散歩するのはつらかったので、先週と今週で2回に分けました。緑が多くて結構落ち着きましたよ。
この善福寺川、ずっと下っていくとかぐや姫の歌で有名な神田川に合流します。

本日はその神田川の源流、井の頭公園に行ってきました。人が多かったですね〜。快晴の下、噴水が舞い、白鳥(?)ボートが泳ぐ池の周りを散策してきました。気持ちよかったですよ〜。

さて、その後、吉祥寺のディスク・ユニオンに寄りました。そこでの戦利品が今回のエントリーです。
ショスタコーヴィチ(DSCH)の自作自演のピアノ協奏曲、今回は第2番をエントリーします。

さて、このDSCHのピアノ協奏曲第2番ですが、1957年に息子のマクシムのために書かれて彼に献呈されています。初演も息子のピアノで行われています。

この曲、実はうぐいすはあんまり知らなかったのですよ。
ディズニーのアニメ「ファンタジア2000」で第1楽章が使われてまして、さわりをちょっとだけ見たことがあるのですが、あまり強い印象は残ってなかったのです(爆)。
記憶も薄れてしまってますが、確か音楽に合わせたアニメの表現には感心したものの、レヴァイン/シカゴ響の演奏がいまひとつ生温い感じで音楽自体にはちっともピンと来ずにそのままになってしまいました。
「へ〜っ、こういう曲なの」って感じで終わってしまったような・・・

今回入手した演奏は作曲者自身のピアノ、クリュイタンス指揮フランス国立管弦楽団です。1958年の録音なので、作曲・初演の翌年の録音になりますね。この演奏を聴くと、第1楽章からかなり早めの演奏で、メリハリのある、すごくパンチの効いた演奏です。
いやあ、これはすごいですね!
こんなにいい曲だったんなら、もっと早く聴いとくべきだった!

それでまあ、あらためて「ファンタジア2000」の動画を探してみて聴きなおしたんですが、レヴァイン/シカゴ響の演奏がどうもパンチがないですね。
こりゃ、印象残らんでもしょうがないか?などと自分を納得させながら(笑)今DSCHの自作自演を聴いてます。

実はこのCDはDSCH自作自演の「24の前奏曲とフーガ」からの抜粋が目的で買ったんですが、一緒についていたピアノ協奏曲があまりにもおもしろかったので、こっちをエントリーしてしまったのですよ。

で、1楽章や3楽章もすごくおもしろいんですが、この曲(と演奏)の白眉はやっぱり2楽章かと思いました。
いや〜、ピアノ協奏曲を聴いて涙を流したのはもしかして初めてかも(苦笑)。
だって・・・2楽章があまりにも感傷的で美しいのですよ。
えぇ〜っ、DSCHって、こんなにも感傷的な曲が書けたのかと(爆)。シニカルなところが一片もない!
(もっとも、チェロ・ソナタのときも同じようなこと感じたんですけどね)

この演奏の2分00秒あたりとか、3分46秒あたりなんか特に泣かせてくれます。
ドイツ・ロマン派の曲とか言って聴かせられたら、ホントにそう思ってしまうかも。

いやあ、2楽章だけ何回も聴いてしまいました。
さすがに繰り返し聴くと泣けなくなりますが(爆)、それでもやはり素晴らしいです。いいものを入手できました。

ちなみに、本来の目的の「24の前奏曲とフーガ」も名演ですね。うぐいすは特に4番が大好きなのですが、純粋に音楽に浸れるニコラーエワとはまた違う、作曲者自身の思い入れみたいなものが感じられますね。




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うぐいすさん、こんばんは!
アイロニカルなDSCHの天才性が遺憾なく発揮されたピアノ協奏曲第1番は、トランペット独奏を伴うというハンデがあるにもかかわらず演奏頻度が高いにもかかわらず、第2番の評価がイマイチであることを残念に思っています。第2協奏曲は交響曲第11番と第12番という姉妹作の中間に書かれていることもあり、その攻撃性の強い曲から安らぎを得るような趣がとても好きです。
ところで、かねてよりDSCH「24の前奏曲とフーガ」にコメントしようとしつつ、随分と月日が経ってしまいました(汗)。最初に聞いたニコラーエワのHyperion盤はあまりに鼻息が煩くて馴染めず、キース・ジャレットは雰囲気に依存しているようなこともあり、その後10年以上放置していましたが、ここ数年でニコラーエワの2回目(Venezia盤)、シチェルバコフ、ルバツキーデ、アシュケナージとことごとく粉砕しました…どれも「綺麗ごと」で終止していて、DSCH独特の恐怖と表裏一体化したリリシズムが感じられないからです…。全曲にかんしては名盤どころかリファレンスさえ存在していません(涙)。
凛虞
URL
2009/10/11 23:15
凛虞さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

やはり2番より1番の方が評価は高いのですかね〜。
まあ、確かに1番の方がDSCHらしい、という感じはしますね。DSCHのことが好きな人は快活で軽快だったり、メロドラマ風でロマンチックな曲をDSCHには求めないでしょうからね〜(といいつつ、1番もかなり親しみやすい曲想なのですけど)。うぐいすは2番の方が普段はよく聴くことになるんじゃないかな〜と思います。

「24の前奏曲とフーガ」ですが、うぐいすはこの曲を聴くときは、弦楽四重奏曲や交響曲を聴くときみたいに「恐怖と一体化したリリシズム」を求めてないですね〜。この曲はなんというか、J.S.バッハの「平均律」を聴くノリに近いですね。なので、ニコラーエワの2回目のはうぐいすは結構好きなのです。ただひたすら純音楽的に弾いてますので(「綺麗ごと」と言われる意味もわかります)。今回DSCH自作自演の抜粋を聴いてみて、名演と思いつつ、いつも聴くのはしんどいな〜とも思いました。そこは各人の聴くツボ、好みとかがあるでしょうし、難しいところですね。
うぐいす
2009/10/12 00:04

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