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zoom RSS 戻ってまいりました!:ケンプのシューベルトのピアノソナタ全集<PA-305>

<<   作成日時 : 2010/02/06 20:55   >>

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みなさま、お久しぶりでございます。
実は引越しをしまして、ゴタゴタしてました。まあ、引越しとはいってもいままでと同じ市内ですし、チョコチョコと自分で荷物移動もできたりしたので、少しは余裕あるだろうと思ったのですが、やっぱり甘くなかった・・・
特に、引越しの前後1週間は怒涛の日々でした(苦笑)。ブログ書く余裕なかったですよ・・・

まあなんとか生活も少し落ち着きましたので、ここらでブログエントリーに戻ろうと思います。
それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、それで再開の一発目です。
一応、怒涛の引越し期間でも音楽は聴いてましたし、CD購入もしてたりしたので(笑)、どれをネタにしようか迷いましたが、やはり一番印象が深かったものを取り上げようと思います。
で、今回はシューベルトのピアノソナタです。
ケンプのシューベルト:ピアノソナタ全集を入手したのですよ。

実はうぐいすはシューベルトは好きではあるものの、のめりこめるかというと、どこか一歩退いた感じで接していた作曲家でした。
歌謡性に富む魅力的な旋律ながらも、あの独特な孤独感というか、澄み切った寂寥感に怖さを感じてしまう瞬間がありまして(笑)。

とはいうものの、やはり魅力的な音楽も多いですから、ピアノ三重奏曲とか弦楽五重奏曲とか、よく聴くものも多いのです。

その中でも、シューベルトのピアノソナタはちと縁遠い感じではありました。
晩年の三曲、19番以降(D.958〜960)の曲はわりと聴いてたんですが、それ以外ってほとんど聴いたことなかったんですよ。

最近、ブログ仲間の方たちがシューベルトのピアノソナタを取り上げるのをよく目にしましたので、ここはひとつ一念発起(?)して、シューベルトの全集を入手しようと思い立ちました。
で、お仲間のお一人が絶賛してました、ケンプのものを入手しようと思ったのです。うぐいすもケンプはベートーヴェンのいくつかのピアノソナタに非常に感心しましたので、これはシューベルトも期待できそうだな〜と思ったのです。

まあ、そもそもシューベルトのピアノソナタは初めて聴く曲がほとんどだったりするので、ケンプの演奏そのものに関してあんまり書けなかったりしますが(苦笑)、それでもこの全集を一通り聴いて思ったのは、「シューベルトのピアノソナタは珠玉の名品の宝庫!」ということでしょうか。

なんというか、どれもこれも傑作ぞろいというよりも、いろいろな粒の大きさの、キラキラと光る宝石がいっぱい散らばっている、という感じでしょうかね〜。
実に歌謡的で伸びやかな曲想だったり感傷的なメロディだったり、はたまた実に深い瞑想の世界だったりと、いろいろな光を放つ作品群です。しかし、一貫してシューベルト特有の孤高の世界というか、寂寥感みたいなものは感じますね〜。

いろいろな伝記とか読んだりして彼について知っている話としては、とにかく次々とメロディが頭に浮かんでくる天才肌の人だったようですね。

その一方で、シューベルトのピアノソナタって、ほとんど未完成のものばかりなんですなあ〜・・・
ピアノソナタはあんまり完成させる意思を持って作ってたというよりは、あふれ出てくる曲想をとにかく書きとめるところで終わっちゃってたのかもしれませんね〜。

でも、そうやって残された未完成の曲たちもひとつひとつを聴いてみるとなんと魅力的なことか!
初期の作品、曲としては未完成ではあっても、それぞれの楽章の美しさには舌を巻いてしまいますね。

初期の作品もすごくいいのがいっぱいあるのですが、やはり曲としてまとまってないこともポピュラーにならない原因の一端でしょうか。
ポピュラーなのかそうでないのか自体はどうでもいいのですが、それ故に自分がその曲と接する機会を失ってしまうのは大きな損失です。
やっぱりいろいろとそういった情報のアンテナをうまくはっとかないといけませんね〜。

4番(D.537)とか6番(D.566)とかの感傷的なメロディにはすっかり聴き惚れてしまいました。
13番(D.664)ののびやかさも素晴らしいです。
それから、16番(D.845)の1楽章の、何とも言えない孤独感もたまらんですね。
そういえば、この曲って「のだめカンタービレ」に出てたんですね。漫画読んでるときって、ストーリーを追うことに専念していて、出てくる曲については結構飛ばし読み(爆)してるので気がつかなかった・・・

特に初期の作品に言えるんですけど、これは傑作だと感心しながら聴くというよりも、何気にキラキラ輝く曲の魅力を堪能する感じの聴き方がいいかもしれません。

あと、このケンプの全集、いちおう全集と言いながらも「21曲として番号がついてるもの」全部という意味では入ってないのですね。
っていうか、シューベルトのピアノソナタっていまだにうまく整理がついてないようで、何をどういう風にまとめるかって難しいみたいですが。
全集と一口で言っても、ピアニストの感性でまとめ方が違うのかもしれません。

いや〜それでも、シューベルトのピアノソナタ、いいですわ〜。
ベートーヴェンのシリーズも途中なのに、ここ最近はすっかりシューベルトばっかり聴いてます(苦笑)。

ちょっと思ったんですが、実はこれって、シューベルトの曲というよりも、ケンプの魅力に惹かれてしまっているのかもしれませんかね?その検証も含めて、これから、一曲一曲、じっくりと聴いて、曲単位でブログエントリーしてみようとも思いますし、ブログ仲間の方たちのエントリーも見ながら、他のピアニストのお薦めもチェックしてみようと思います。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま お早うございます〜

お帰りなさいです〜
1ヶ月ぶりくらいでしょうか〜
お引っ越しだったんですね、あれは疲れますから、引っ越しを最近はしていません、爆〜

ケンプの全集、注文していたと勝手に思いこんでいたんですが、まだ注文していませんでした。2枚組のシュベルト集、私が思っていた以上に素晴らしい演奏でした。
見直しました、爆〜。
ケンプフの演奏を聴くのはLP時代以来ですから、何十年か振りです。
これから、ケンプフの演奏も聴いていこうと思っています。

ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2010/02/07 07:50
うぐいすさん
おはようございます。
ケンプのシューベルト全集が気に入って頂いて、たいへん嬉しいです。
御指摘のようにシューベルトの初期の作品は、作曲技法の観点からは問題が多いのかもしれませんが、少なくともメロディという面では魅力的な作品が多いと思います。これはピアノ曲だけでなく室内楽作品にも言えることだと思いますが…。
ところで、私もここ数週間、仕事が忙しく、音楽を聴く時間をほとんど持つことができず、ブログのログインさえしない日があったほどでした。今日は久しぶりに音楽を聴く時間が持てそうです。
アルトゥール
URL
2010/02/07 09:58
rudolf2006さん、こんばんは!
ご無沙汰しておりました。
コメントありがとうございます。

やっと引越し落ち着きまして、生活も通常モードになってまいりました。やっぱり疲れますね〜。これでしばらくは引越しはないと思うのですが、もうあんまりしたくないですね〜。

ケンプの全集を何回か聴き直してるんですけど、これはいいですよ!うぐいすは19番以降の曲は今までも他の演奏者のものを聴いていましたが、それと比べてすごく滋味深い演奏です。21番など、涅槃に到達してしまったかのような達観した澄み切った世界を表出しています。これは買ってよかったですよ!もし入手されましたら、またご感想をお聞かせください!
うぐいす
2010/02/07 22:25
アルトゥールさん、こんばんは!
ご無沙汰しておりました。
コメントありがとうございます。

何を隠そう、このケンプのシューベルトを買おうと思い立ったのは、アルトゥールさんのブログを読んだことがきっかけでした。いや〜、この全集、とても気に入っております。ご紹介ありがとうございました。特に後期の澄み切った世界にぴったりの滋味深い演奏は聴いていて心が洗われるようです。初期の曲に関しては演奏そのものについてはなんとも言えないですが、この全集によってとてもきれいな曲を知ることができたのは大きな収穫でした。構成はともかく、数々の魅力的なメロディを味わうことができました。

アルトゥールさんもいろいろとお忙しかったのですね!本日は久しぶりの貴重なお時間、ごゆるりと音楽をご堪能ください!
うぐいす
2010/02/07 22:26

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