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zoom RSS やっぱり基本です:ワルターのマーラー「巨人」<PA-311>

<<   作成日時 : 2010/04/11 22:07   >>

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久しぶりの更新です。
仕事はまだまだ落ち着いてないですけど、音楽はぼちぼち聴いてるので、たまにはエントリーしますよ!

最近はマーラーを頻繁に聴いてます。
特にどの曲、というわけでもなく、交響曲の1番から9番までまんべんなくですね。
(前々回のエントリーの影響で、やや6番の「アンダンテ」を聴くことが多いかも)

本日は久しぶりに1番「巨人」を聴きました。
ワルター/コロンビアSOの演奏です。
この曲は、うぐいすの「巨人」の刷り込み演奏なのです。
学生時代にそれはもう何度も繰り返し聴きこんだ演奏です。

この演奏、テンポ設定とかデュナーミクなど変に誇張するところは少なく、とてもオーソドックスな演奏かと思います。
なんと言うか、まさにベートーヴェンを演奏するようにとてもクラシカルに曲の構造をくっきりと浮かび上がらせてくれる名演で、とても安心して聴ける演奏です。

逆に若いころはその安定感故に、もっと刺激的な演奏を求めたりもしてました。ちょっと物足りない感じも持ってたのも事実です。

でまあ、バーンスタインをはじめ、とても個性的な数々の演奏を聴いてきたりしたのですが、なんだかんだ言って各演奏を聴いた後に最後は必ずこのワルター/コロンビアSOに戻ってきています。

本日ワルター盤を聴いてみて、あらためてこの演奏のすごさを実感しました。
聴いていてホントに安定感があるのです。
変にテンポを揺らさないのがいいですね。でまた、そのテンポもほどよい速さで遅すぎず、速すぎず、聴いていて心地が良いのです。

1楽章の最後の方とか、どんどんテンポアップしていって、頂点を築いて終わる演奏が多いんですけど、そういう演奏ってせわしないというか、スケールが小さく感じられてしまうことも多いです。
ワルターは最後のティンパニのあたりをちょっとテンポをいじるものの、総体的には変にテンポをあおることなく、じっくりと進めていきます。
久しぶりに聴いたら、「そうそう、コレコレ!こうですよ!」と頷いてしまいました(笑)。

2楽章もとってもノリのいい、適度なテンポ感です。
ここのところをとても遅くやってたり、はたまた変に遅くしたり速くしたりと、結構いじってる演奏が多いんですけど、「もっと普通にやれよ!」と思ってしまいますね(笑)。
ホルンのゲシュトップ奏法の音もやりすぎず心地よい(笑)です。

3楽章は白眉ですね。
何といっても、冒頭のベースがうまく聴こえないのがイイ!(笑)
いや、まじめにそう思います。
冒頭のベースの演奏、美音でうまかったりするのが多いんですが、これだとここの部分があっさりと通り過ぎてしまってつまんないですね。
このワルター盤のベースみたいに、少し音程やリズムが不安定気味でよろめく感じで始まると、この楽章の不安げで葬送風な曲調がすごく引き立つように思います。

4楽章、今日は全部聴きましたが、実はうぐいすの苦手な楽章なんで飛ばして最後のコーダの方だけ聴いたりしてることが多いんです(爆)。でもワルター盤は必要以上に鳴らし過ぎたりしてないので聴きやすいです。とっても安定感のある、堂々とした演奏です。

コロンビアSOの音の厚さとか音色の魅力とかに難があったりもするんですが、でもワルターの指揮・解釈が素晴らしいので、うぐいすにとって、第1番「巨人」の中では基本の演奏になってます。

若者向けではないかもしれませんが(笑)、一通りいろいろと聴いた後、最後にあらためて聴いてみると素晴らしさが実感できる演奏です。
やっぱり後世に残る名演じゃないでしょうか。

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マーラー:交響曲第1番「巨人」
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2008-11-19
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま こんにちは

マーラーの1番、一番聴かないんですよ、それに、前に演奏したときに、指揮者に虐められて、爆〜 余計に〜

ヴァルターの演奏、私も最初に聴いたものだと思います。やはり良い演奏だと思いますね〜。
オケストラも色々と言われますが、かなり上手いと私は思うんですが〜。

私は4楽章の静かなところがありますよね〜、あの部分が一番好きですね〜 あそこは憧れに満ちた感じがします〜

ミ(`w´彡)
rudolf2006
URL
2010/04/13 12:25
rudolf2006さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

「巨人」はうぐいすもあんまり聴かない方ですね〜。4楽章がちょっと騒々しい感じがしてしまいまして、つい敬遠してしまうことが多いです。でも確かに中間部の静かな部分はいいですね〜。

ワルターの演奏はすごくオーソドックスな感じで、いつも安心して聴くことができるのです。4楽章の最後の方とかも変にテンポを揺らさず遅めのテンポで堂々と終わるのがとっても好きなのです。贅沢をいえばコロンビアSOがもっと重厚な響きだとよかったんですが、これはないものねだりですね(笑)。
うぐいす
2010/04/13 22:25
うぐいすさん、こんばんは。

ブルックナーもいいですが、マーラーもやっぱりいいですよ。そしてワルターの1番は正に「古典」の演奏ですね。これを聴かずしてマーラーは語れません。オケの物理的な音は確かに薄いはずなのですが、この音楽の内容の厚みって一体何なのでしょうね。本当に素晴らしいです。
1番ではあとはテンシュテットとのライブものも絶対に外せませんね。
ハルくん
URL
2010/04/16 23:56
ハルくんさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

そうですね、ワルターの1番はやはり「古典」かなと思います。テンポを崩さず、すみずみまで丁寧にバランス良く表現されているため曲の構造がよくわかりますし、それが故に曲の魅力がくっきりと浮かび上がってきているように思います。音は薄いはずだが音楽的には厚みがあるというコメントも納得です。

テンシュテットはやはりライヴですね。スタジオ録音の全集もうぐいすは好きなんですけど、ライヴは鬼気迫る情念がこもってて凄いです。そのくせ粘らないので結構聴くことが多いです。
うぐいす
2010/04/17 09:36

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