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zoom RSS 閑話休題:バルトークの弦楽四重奏曲第4番で涼しげな演奏はある?

<<   作成日時 : 2010/07/24 23:55   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

いつまでも暑い暑いばっかり言ってちゃあいかんなあ〜、と思い、ちょっと散歩してみました。しかし!5分で断念して帰ってきました(爆)。
ダメだこりゃ。今年の夏は暑すぎですよ。
午後はエアコンつけてずっと寝てました(笑)。
まあ、たまの休日くらいクーラーに浸ってぐうたらしてもいいじゃあないですか。

さて、閑話休題です。
思うままにつづってみますが、今回はバルトークの弦楽四重奏曲第4番。
なんだか、先週くらいから無性に聴きたくなり、時間が空いたら何気に聴きこんでたのです。

このくそ暑いのに、なんでまた暑くるしくなりそうな曲を聴きたくなったか?我ながら、いまだもってわからないのですが(笑)、最近バルトークをきいてないな〜と思って久しぶりに聴いたのが運のツキでした。
気が付いたら持ってる演奏を全て聴きつくしていました(笑)。
(そう言えば、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲も最近聴いてないな・・・)

でまあ、バルトークの弦楽四重奏曲第4番ですが、持ってるCDをあらためて数えてみたら14種類(そのうち12種類は全集)。

・ヴェーグQ(旧・'54)
・ヴェーグQ(新・'71)
・ハンガリーQ
・タートライQ
・ジュリアードQ(1回目・'50)
・ジュリアードQ(2回目・'63)
・東京Q(旧)
・アルバン・ベルクQ
・エマーソンQ
・タカーチQ(旧・'83)
・タカーチQ(新・'96)
・ケラーQ
(全集はここまで)
・ルービンQ('98、全集じゃないもの)
・ツェートマイヤーQ

バルトークってあんまり持ってないんだよな〜・・・と思いながらも、まあいつの間にかこのくらいにはなってたんだ・・・
それでもマニアの人とくらべればそんなに持ってないかも。

そう言えばベルチャQもまだ入手してなかったな〜。
あと、バルトークQのCDが廃盤になってるのが痛い・・・新盤の録音を上野文化会館の音楽資料室で聴いたときは結構気に入ったので、ぜひとも入手したいんですが、こればっかりはレコード会社がなんとかしてくれんとね〜。

さて、涼しげな・・・っていうやつですが、やっぱりいろいろな演奏聴いてるとあらためて思ったのは、少々暑苦しくても大好きな演奏は大好きなのです(笑)。

その代表格は70年代以前のハンガリーの団体の録音、ヴェーグQ、ハンガリーQ、タートライQです。これを第1のグループとしましょうか。
やっぱりこの頃のハンガリーの団体は曲に対する共感が違うのです。
ハンガリー特有の情緒というか、なんかしっくりハマってる感じでいいんですよ。
バーバリズムがとても心地よく聴けるのです。
その中でも一番しっくりくるのがヴェーグQ新盤。

その対極にある第2のグループがジュリアードQに代表される表現主義的で先鋭的な演奏。
そのジュリアードQの演奏に、さらに情念をプラスしたものが東京Qやアルバン・ベルクQあたりになりますかね。
エマーソンQはやや機能的な方向に走っちゃってますが、よく聴くと結構情念的な部分も。ツェートマイヤーQはもうやりたい放題です。
タカーチQの新盤も分類としてはこの第2グループに入るかな?
このグループの中ではなんといってもジュリアードQの演奏がやはり一番好きです。
1回目も2回目もいいです。
しかし・・・このグループ、ジュリアードQ以外の演奏は普段聴くのはちょっと遠慮したいかな〜。うぐいすにはちょっと、どこか違うな〜、やりすぎだな〜という感があるのですよ。

上記のグループに入らない第3のグループがタカーチQ旧盤とルービンQ、ケラーQです。
いや、趣としては現代的なグループなのですが、どちらかというとあまり先鋭的過ぎず、ましてや情念的な部分もあまりない。すっきりとまとまってます。

表現主義的なグループに入れるには少しおとなしいんじゃない?って感じですね。
また、第1のグループのようにハンガリーの土着的な共感ってところもちょっと薄い。
この文章だけみると中途半端な演奏のように聞こえるかもしれません。
しかし!これが意外と普段聴くには聴きやすかったりするのです。
曲そのものを楽しむにはこういう演奏が実は一番いいのかも。いわゆる、リファレンスの演奏というのにふさわしいのではないかと思ったりしてます。

で、実はこの第3のグループが実は涼しげなバルトークの代表格じゃないかと思うのです。
この中で特にうぐいすのお気に入りはタカーチQの旧盤です。
実は何気に聴く回数が多いのがこの演奏なのですよ。
4番に限らず、タカーチQ旧盤はどれもすっきりしてますし、でもなかなか主張もしてます。
ファースト・チョイス、初めて聴くにはこういう演奏がお薦めだと思うのです。

バルトークがイマイチよくわからん・・・とおっしゃる方は第2のグループから入っちゃってる方が多くないですかね?
入るのなら、第1のグループの方がまだ入りやすいと思うのです。バルトーク独特の土着的な情緒が感じられますし。
でも、初心者がもっとも入りやすいのは、リズム感もしっかりしていて曲の構造も把握しやすくすっきりした雰囲気の第3のグループが一番ではないかと思います。

まあ、バルトークに馴染めないと思われている方は、この第3のグループの演奏を一度お試しください。
ここでうぐいすの決まり文句ですが・・・保証はいたしません(笑)。

タカーチQ旧盤はAmazonにはないみたいなので、今回はHMVのみ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさん
お久しぶりです。
私の持っているバルトーク全集は次の5種類です。

ハンガリーQ
バルトークQ新(91年)
アルバン・ベルクQ
ジュリアード2回目
ケラーQ

貴記事の分類によると、ハンガリーとバルトークが第1グループ、ジュリアードとABQが第2グループ、ケラーが第3グループに当たりますね。この中では、自分の趣味に合わなかったABQ(笑)を除く4種類は、どれも好んで聴いています。
貴記事を拝読していると、今後はヴェーグ新とタカーチ旧が今後注目ですね。特にタカーチ旧は、私がタカーチを初めて聴いたのが第1vnがドゥシンベルに交代した後だったせいで、タカーチ時代のタカーチQはあまり聴いたことがないので、注目したいと思います。

今回の貴記事はたいへん参考になりました。今後とも宜しくお願い申し上げます。
アルトゥール
2010/08/01 08:15
アルトゥールさん、こんばんは!
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

ヴェーグQ新盤はヴェーグに技巧的な衰えが少々見えますしあまりスマートな演奏でもありませんが、逆に、バルトークに対する共感が非常によくわかる演奏です。タカーチQの旧盤は技巧的に安定感があり、とげとげしくならずスッキリとした雰囲気の感じられる演奏です。表現主義的な演奏もバルトークの音楽の一面を表しているわけですが、そこを強調しすぎるとバルトークの他の本質面が見えにくくなってしまわないかな〜と感じてしまうのです。とはいうものの、まあ単純に個人的な好みと合わない、っていうだけなんでしょうけど(笑)。

バルトークQ新盤はアルトゥールさんのご紹介で知った演奏なのです。これは90年代の録音ですが、すごくハンガリー土着の共感みたいなのが感じられて面白かったです。再発を熱烈に希望している演奏の一つですね〜。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします!
うぐいす
2010/08/01 22:27

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