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zoom RSS ケンペ/チューリヒ・トーンハレのブルックナー:交響曲第8番<PA-332>

<<   作成日時 : 2010/12/21 21:10   >>

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やれやれ、最近は月イチのブログ更新になり果てています(苦笑)。
なかなか落ち着かない毎日が続いてしまっていますよ。
まあ、月イチでも続けていられるだけマシということで、前向きに考えて、本日も更新してみます。

さて、今回はケンペのブルックナー、交響曲第8番です。
演奏はチューリヒ・トーンハレ管弦楽団。
1971年のスタジオ録音です。

ブルックナーの交響曲第8番と言えば、うぐいすの愛聴盤はクナッパーツブッシュ/ミュンヘン・フィルとシューリヒト/ウィーン・フィル、チェリビダッケのリスボンライヴ、ヨッフムならコンセルトヘボウ('84)か、バンベルク響('82)との来日公演になります。
ヴァントの演奏は北ドイツ放送響('87・'93)、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィル(2000年)と持っていますが、最近あんまり聴かないですね。

中でもよく聴くのは、曲に没頭したいときはチェリビダッケのリスボン・ライヴ、会社の電車通勤時にはヨッフム/コンセルトヘボウの演奏と言った感じで聴き分けてます。
家でじっくり聴く時間がある時はやはりリスボン・ライヴがいいのですが、電車の中などではかったるくなってしまう(笑)ので、ヨッフム/コンセルトヘボウのような音の響きがふくよか、かつ聴きやすいテンポの演奏が最適なのです。

ヨッフム/コンセルトヘボウの演奏は残響が多めで包み込まれるような柔らかな感じがたまらなく魅力的です。特に3楽章は天国にいるかのような錯覚にとらわれそうな夢心地の響きの瞬間があります。
しかしこの演奏、最初の方の楽章がいまひとつで、縦の線が結構あってない部分があります。そこがまた聴きどころの部分だったりするので、結構気になってしまうのですよ。そのせいで音楽に没頭できないことが多いのです。

ヨッフム/バンベルク響の来日公演も結構好きなのですが、こちらは結構豪快な演奏で、響きが直接的にド〜ンとくるところが魅力でもあるのですが、聴くときによってはちょっと落ち着かない感じもするのです。

最近は大体、チェリのリスボン・ライヴかヨッフム/コンセルトヘボウで満足してたのですが、上記の理由もあってそろそろ他の演奏もちょっと開拓してみたいなあと思っていました。

そんな中で、実は以前からど〜も気になっている演奏がありました。
それが今回のケンペ/チューリヒ・トーンハレの演奏なのです。

ケンペ/ミュンヘン・フィルのブルックナーは5番を持っているのですが、大仰ではない、堅実かつ素朴な味わいのある名演で結構好きなのです。で、この組み合わせでの8番も聴きたいな〜と思ったのですが、残念ながら録音は残されていませんでした。

で、そもそもケンペのブル8ってないのかな〜?と探してみたところ、数年前にこのチューリヒ・トーンハレ盤を見つけました。

実はLP時代にこの演奏出てたらしいのですが、権利の関係でなかなかCD化が実現できてなかったが、10年前くらいにやっとCD化が実現したという、いわくつきの録音だったのです。
(音源の権利保有者がスイスの団体なのですが、契約しようとするとかなりお金をふっかけてきたとのこと。)

そんなこんなで気になっていた演奏ではあったのですが、今の今まで入手はしておりませんでした。

で、ついこの間、中古CD屋さんを何気に見ていたらブルックナーのコーナーに700円くらいでこれがおいてありました。まあ、これくらいの値段ならハズレでもあきらめもつくかな〜と思いまして、入手してみました。

聴いてみて、これはまじめにびっくりしました。
とても良かったです、この演奏。

何がいいかというと、やはり外連味のないところでしょうか。
テンポ感がとても自然で、聴いていてとても落ち着いて聴けるのです。
まあ、部分的には結構テンポ動かしたり妙に豪快だったりするところもあるのですが、それがそんなに嫌味に聴こえないのがいいです。

考えてみるに、ブルックナーの8番で名演と呼ばれてる演奏の中で、たとえばクナッパーツブッシュとかヴァントやチェリビダッケなどは、あんまり頻繁に聴く演奏じゃあないような気がします。
シューリヒトも非常に面白いけど、非常に個性的で、いつもは聴く気がしません。

一方、ヨッフムやケンペの演奏はすごく聴きやすいですね。
テンポも遅すぎず早すぎず、インテンポではなく結構動いたりもするのですが、ブルックナーの本質はとらえているので聴いていて違和感はあまり感じません。
(まあ、じっくり聴きたいときは気になる時もあるのですが)
坐禅するような気分(笑)で没頭するのはチェリのリスボン・ライヴが最適ですが、普段気軽に聴くのはこのケンペ/チューリヒ・トーンハレ管のような演奏がいいですね。
うぐいすはこの演奏好きですね〜。
録音状態はちょっとこもった感じがあるのが少し難ですが、聴いてるうちにあんまり気にならなくなりました。

ブルックナーの8番がお好きでこの演奏を聴いたことのない方は、ぜひ一度お聴きになってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、HMVでは廃盤扱いです。TowerRecordでは入手できそうですね。Amazonでもページは公開されてますが、入手できるかな?(Amazonに1〜3週間以内に発送って書いてあるものは意外とクセもので届かない時もあるのですよ)

↓ここではAmazonをリンク。

Symphony No 8 in C Minor
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2005-10-01
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コメント(2件)

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うぐいすさん こんにちは。

ご紹介の曲を聴きました。久しぶりに出かけた中古店で入手できました。うぐいすさんよりも若干高い値段でしたが、本来の定価は高かったのですね。同時に入手したパールマンのバッハ無伴奏ソナタ集も6,000円の表記でしたが、1,000円でした。ともに良い買い物が出来ました。

これまで、シューリヒト、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュという有名どころを聴いたことがあたのですが、耳の中には音が残っていません。もう一度聴き直すには時間と気力が足りなさ過ぎるので、せめてヨッフムを聴いてからにしようと思ったのですが、先ずは取り急ぎ感想を申し上げます。

すばらしいCDです!このオーケストラは初めて聴きましたが、太く厚い音が出ていて、時々に「豪快」なところも録音状態も私には気になりませんでした。第3楽章を聴いていて、ずっと以前にこの部分が好きだったことを思い出しました。たぶん、ブルックナーとしては起伏のある演奏だと思いますが、このぐらいやってもらわないと聴いていて寝てしまうかもしれませんね。私たち同様に中古店でみつかると思いますので、みなさんにオススメですね。ザンデルリンクについてはまた書かせていただきます。
ezorisu
2011/02/10 08:01
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

ケンペのブル8を入手されましたか!これは良い買い物をされましたね〜!このCD、お目にかかる機会も少なくあまり話題にもなってないのですが、演奏はとても素晴らしいと思います。このケンペ/チューリヒ・トーンハレ管の演奏を入手して以来、ブル8はこの演奏しか聴いてないです。他の演奏は聴いていて気疲れしてしまうのですが、ケンペの演奏はとても自然で、聴きやすくていいですね!豪快なところもすっと心に響いてきて、全然不自然じゃないのが良いです。

ヨッフム/コンセルトヘボウ('84)は全体を通してもアンサンブルが今一つな感じではありますが、第三楽章は圧倒的な名演と思いました。オケの響きが素晴らしいです。結局ヨッフムの中でブル8を選ぶとすると、やはりこの演奏になるのかな〜と思います。
うぐいす
2011/02/10 20:10

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