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zoom RSS 素晴らしい躍動感!C.クライバーの「魔弾の射手」全曲<PA-338>

<<   作成日時 : 2011/01/30 22:20   >>

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本日、ブログ更新します。
最近は週一ペースでブログを書く余裕がちょっと出てきました。
いつまでつづくかな〜。

さて、本日のエントリーはウェーバーの歌劇「魔弾の射手」です。
これ最近、結構聴いてるのですよ〜。
大体1日に1幕ずつ聴いてるので、三日のローテーションですね。
聴いてるのは、C.クライバー/シュターツカペレ・ドレスデンの演奏です。
1973年の、C.クライバーのデビュー録音盤ですね。

ウェーバーの「魔弾の射手」は、いまさらうぐいすがいうまでもなく、ドイツ・ロマン主義を確立した超有名なオペラですね。後にワーグナーにも影響を与えています。

このオペラ、1幕最初や3幕の「狩人の合唱」などのワイワイにぎやかにやっているところも好きなんですけど、何といっても、2幕の最後、狼谷で魔弾を作るところのあたりは圧巻ですね〜。
深夜、ドイツの森深くにある不気味な谷で、「eins」「zwei」「drei」・・・と魔弾ができあがっていくにつれ、徐々に緊迫感が増していくところは聴いていてゾクゾクします。

最後、カスパルの

「Samiel! Samiel!」「Hilf-Sieben!」

マックスの

「ザ〜〜ミエ〜〜〜〜ル!」

の叫びで曲はすでに最高潮。それにこたえるザミエルの

「Hier bin ich」

の返答。鐘がカ〜ンと鳴り、7つの魔弾が完成。

もうこのあたり、鳥肌ものですね。

あと、このオペラはジングシュピールの形式をとっているため、レチタティーヴォはなく、セリフが入ります。

モーツァルトの「魔笛」もそうなんですが、このジングシュピールという形は舞台で見ている場合はともかく、CDで聴く際にはうぐいすにとっては結構曲者で、セリフのところになると音楽が切れてしまう感じがあって緊張感が途切れてしまうのですよ。
なので、全曲を通して聴かせてくれるような演奏っていうのになかなか巡り合うのが難しかったりします。

その点、C.クライバーの演奏は、とにかくイキイキとした躍動感がスゴくて、他の演奏と比べてもその点において一線を画してます!
なので、一気呵成に聴きとおせてしまう勢いがあるので、このオペラはC.クライバーの演奏を聴くことが多いです。

また、シュターツカペレ・ドレスデンの深い森を思わせるような響きが素晴らしいですね!

セリフは歌手の方ではなくって俳優(声優?)さんがやってるみたいですね。
演技がこれまたリアルですね!
狼谷の最後のところのセリフは歌手の方なのか、俳優の方かわからないんですが、ここの叫びがまたリアルですね〜。演奏も曲をドンドン追い込んでいく様が圧巻です。
「狩人の合唱」のホルンや合唱の躍動感もスゴイです。

ただ、欲を言うとたった一つ、狼谷の最後のザミエルの例のセリフ「Hier bin ich」ですが、どうも管弦楽に埋もれてしまってよく聞こえないのですよ。
ここのところはもっと前面にでて聴こえてほしかったかな〜。
クーベリック/バイエルン放送響の演奏だと、このザミエルのセリフがド〜ンと出てくるので鳥肌もんだったのですが、そこがC.クライバー盤の唯一の不満でしょうか。
まあ、些細な点ですけど。

でもこの演奏はやはり一番のお薦めの録音ということになりますね。
他の演奏は途中で聴くのやめちゃうことが多いんですが、C.クライバー盤は全曲を一気に聴かせてしまう勢いがあります。
「魔弾の射手」は序曲しか聴かない、という方でも、初めて全曲聴くときはこの演奏なら聴きとおせてしまうんじゃないでしょうか。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
これはひきしまった素晴らしい「魔弾の射手」ですね。
これや「椿姫」を聴いて思うのですが、
クライバーは歌劇を「声楽付きの交響詩」として
演奏しているんじゃないかという気がします。
それほど管弦楽が雄弁で、歌手もコントロールされ、
どこにも隙がないように聴こえます。
木曽のあばら屋
URL
2011/01/30 23:28
木曽のあばら屋さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

クライバーの魔弾の演奏ですが、おっしゃる通り、冗長だったり音楽が弛緩したりすることがなく、ホントに隙がないですね。クライバーの指揮する音楽はどれもフレーズの動きがダイナミックなので、音楽がイキイキとしていますね。逆に雄大なスケール感などは後退しているわけですが、そこは曲によって合う合わないが分かれますし、好みもありますね。この「魔弾」に関しては、クライバーの解釈と曲の特質がまさにハマった演奏じゃないかと思います。
うぐいす
2011/01/31 21:20
こんばんは

クライバーの指揮は颯爽として、一気呵成に最後まで
聴いてしまいます。
評価が固まったあとに聴きましたが、クライバー以前
の演奏になれた方が、このデビュー盤を聴いたらさぞ
衝撃的だったと思います。
メタボパパ
URL
2011/02/01 23:47
メタボパパさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
最近ネットチェックしてなくて返事が遅くなりまして、申し訳ありません。

「魔弾の射手」全曲を聴こうと思った時にはすでにこのC.クライバー盤の評価が固まってはいましたが、結局、うぐいすが初めて聴いたのはクーベリック盤でした。なので、その後にC.クライバー盤を聴いたときはやっぱり衝撃的でした。わかっているようですけども、実際にこういう演奏を聴くと、同じ曲でも指揮者の力でずいぶんと違うものだと実感してしまいますね。
うぐいす
2011/02/03 21:20

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