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zoom RSS ハイドンの弦楽四重奏曲第27番Op.17-3:シリーズテーマ(2)<PA-350>

<<   作成日時 : 2011/06/02 22:25   >>

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今日は雨でした。
6月に入ったというのにまだまだ肌寒いですね。そのくせ電車の中は妙にムシムシしていて、汗かいたりひいたりと体の温度調節が忙しないですなあ。

さて、かけるときに書いとかないと、一昨日みたいに更新できなくなってしまうかもしれないので、続けてエントリーしてみます。
今日もシリーズテーマ(2)でハイドンの弦楽四重奏曲、前回から引き続き作品17のシリーズです。

前回、うぐいすの知識整理を兼ねまして、ハイドンの生きていた時代の音楽史的なおさらいしてみました。
そのうえで、ハイドンの弦楽四重奏曲を聴くとやはりその時代の変遷が見えてきてなかなか興味深いものがあります。

作品1や2の頃はまだソナタ形式もちゃんと確立されていなくて、楽章も5つ、形式もいろいろなものが寄せ集められていて、どちらかというとディヴェルティメント的な作風に聴こえます。作品1と2は1755年頃の作曲です。

一方、今回の27番を含む作品17の6曲は1771年に作曲されてまして、その前の作品9(19番〜24番)と同時期であります。
なので、やはりかなり形式的にも良く似て聴こえます。
かなりソナタ形式がとりいれられている楽章が増えてますし。

この作品2と9の間、15年くらいあいてますが、この間にずいぶんと形式が確立してきたことが分かりますねえ。

もっとも、作品1と17を聴き比べた場合、形式は格段に違いますが、聴感はあまり変わらないというか、もうすでにハイドンはハイドン、ということで音楽自体は作品1の段階で確立されてしまっているかのようにも感じます。
逆に作品1の音楽としての完成度に驚きを感じてしまうのですよ。

さて、今回のエントリーは第27番、作品17-3です。

第1楽章:四分の二拍子のアンダンテ・グラチオーソ
第2楽章:四分の三拍子のメヌエット
第3楽章:四分の三拍子のアダージョ
第4楽章:四分の四拍子のアレグロ・ディ・モルト

この作品、やはり特筆すべきところは第1楽章でしょうか。
第1楽章がいきなり変奏曲形式になっているのですよ。

これはやはりまだ楽章の形式の配置も確立していなくて、ということになるのでしょうね。しかし、これはこれでなかなか、おもしろく聴けますね。
変奏の様子は、後の作品と比べればちょっと単純な感じに聴こえなくもないですが、曲自体はやはりハイドンです。伸び伸びとテーマが変奏されていく様が聴き取れます。

あとは2,3楽章の優雅さも秀逸ですが、4楽章の、踊りながらかけ足をしているような、楽しげなトリルが目立つメロディもいいですねえ!

聴いた演奏は、いつもの2つの全集、エンジェルスQとコダーイQです。
この曲、コダーイQの柔らかな音楽もいいですが、すっきりとキビキビと進んでいくエンジェルスQの方が聴きやすいかもしれません。

さて、お次はこの作品17の中でもっとも大好きな、28番です。

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