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zoom RSS 好きなんです!ハイドンの弦楽四重奏曲第28番Op.17-4:シリーズテーマ(2)<PA-351>

<<   作成日時 : 2011/06/04 22:42   >>

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今日はいい天気でした。いやあ、暑かったですねえ!
しかも今日は中学三年になった息子の運動会だったので、ちょっとのぞきにいきました。うぐいすの年代の感覚だと、中学生になっていまさら親が運動会を見に行くってのもないだろ・・・と思っていた(少なくとも昔のうちの実家の辺りではそんな感じでした)のですが、イマドキは中学生の子供の運動会でも意外と親が見に来るんですねえ。
で、息子の活躍(?)を見た後、またディスクユニオンにも行ってきました。
(こんなときでも行くんですなあ・・・我ながら呆れてしまいますが)

さて、今回のエントリーは第28番、作品17-4です。
この曲は作品17の中ではうぐいすがもっとも好きな曲です。

作品9-4(22番)も好きだったんですが、そちらはどちらかというとしっとりと歌い上げる感じだったんですが、28番は哀愁に満ちた旋律がが疾走していく、といった趣きでしょうか。

あらためて思うのですが、この曲よりも前の段階から既にそうなのですが、1st Vn主導型の曲なのは間違いないですけど、一方で他の楽器でも旋律線を受け渡しをしていたりして、ホントの初期の頃(作品1あたり)と比べてかなり各パート間の役割も変わってきているのがわかりますねえ。

しかしそれにしてもこの曲、もっと聴かれてもいいんじゃないかと思うくらい、いい曲なんですがねえ・・・
後期の曲に比べるといまひとつ衝撃的な効果というか、インパクトに欠けるのかもしれません。
でも、相変わらずハイドンらしく、安心して聴ける曲です。

第1楽章:四分の四拍子のモデラート
第2楽章:四分の三拍子のメヌエット・アレグレット
第3楽章:四分の三拍子のアダージョ・カンタービレ
第4楽章:二分の二拍子のアレグロ

哀愁に満ちた第1楽章、いいですねえ。
なんというか、音楽的にはすでに晩年の短調作品とすでに遜色がないんじゃないかと思うくらいに魅力的です。
1st Vnの仄暗いメロディが伴奏の刻みに乗って疾走していくように聴こえますね。

2楽章は優しい舞曲風のメヌエット。中間部でまたもやフッと短調の陰りがさしこんでくるところがまた魅力的です。
次の、3楽章穏やかなアダージョ楽章もゆったりと木漏れ日でうつらうつらとまどろむような雰囲気がいいですね。

4楽章はアレグロなんですが、1楽章のような疾走感は感じられなくて、どちらかというと舞台の上で踊っている踊り子を見ているような雰囲気ですねえ。
やはり1st Vnが主に動きが激しく、伴奏はそれを下支えしている趣きが強いのでそういう感じがするのかもしれません。
この楽章も憂いを帯びた旋律が印象的です。

聴いた演奏は、またまた、エンジェルスQとコダーイQです。
この曲は、どちらの演奏もいいですなあ。すっきりとキビキビと進んでいくエンジェルスQの方は実に爽快!スピーディーで疾走感があって聴きやすいですね。
かといって、コダーイQのようにふくよかに歌い上げる演奏もこの曲にはマッチしています。
これは聴くときの気分や、各人の好み次第じゃないでしょうか。

さて、この作品17も後半に入ってきましたが、お次は29番です。

今日はコダーイQの方をリンクしときます。
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コメント(4件)

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うぎいすさん おはようございます。

最近の中学校ではどんな種目が行われているのでしょうか?言わずもがなですが、お子さんは来年が受験ですね。何かお考えのところはありますか?

先日のカラヤンではついつい長々と書いてしまいました。失礼をいたしました。演奏は評価しているのですが、生き方と音楽性が許せない…何だか、昔、同じクラスで気の強い女子生徒と言い合いをしたような気分です(笑)。

ご紹介のハイドンのシリーズですが、私の手許にはプロアルテQのCDがあります。抜粋ながら大半の曲が入っています。世界初録音ですが、古さの中になかなかの風情が感じられます。これは骨董の領域ですね。

今更ながらですが、ハイドンは難しいですね。先日から幾つかの交響曲をいろいろな演奏で聴いていますが、絶対にコレ!というのがありません。ひとまず、ビーチャムがいいかなという感じです。四重奏についても同様で、どの曲も良いという演奏が少ないように思います。そのあたりがハイドンの個性でしょうか。

頻繁に(笑)ディスクユニオンにお出かけになれて、羨ましい限りです。こちらで中古CDが揃っているのは、京都と大阪にそれぞれ1軒程度になってしまいました。HMVやAmazonには重宝していますが、思いがけない出会いを期待できるのが、店頭の良いところですね。
ezorisu
2011/06/05 08:58
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

うちの息子はあんまり走るのも速くないので、全員リレーとかムカデ競走などに出てましたね。彼なりに頑張って走ってました。この調子で受験もなんとか乗り切ってほしいですが、どうもまだエンジンがかかってないようです。親としてはもどかしくても、基本的にはあんまり口を出さないようにした方がいいかな?と静観してます。自分からこうしたい、と言ってきたら協力してやるつもりです。

ハイドンはベスト盤が難しいというのはおっしゃる通りかもしれません。まあ、曲数が曲数ですから、すべてに満足できる演奏なんて不可能でしょうが、逆にホントにイマイチな演奏っていうのもあんまりないかもしれません。曲がいろいろな演奏を許容してくれてるような気もします。
うぐいす
2011/06/05 22:19
ハイドンの弦楽四重奏曲17−4はこんなに傑作なのに、なぜ大騒ぎされない(大騒ぎではなくても、正当な評価)のかと常々思っていて、検索していたら、うぐいすさんの記事を見つけてうれしくなりました。特に第一楽章はしびれますよねぇ。私は「死とはハイドンが聴けなくなること」だと思うほどハイドンを熱愛しています。世の中ではモーツァルトのほうが何百倍も人気がありますが、ハイドンの天才性は軽視されていて、残念の極みです。17−4を愛しておられるうぐいすさんのブログを読んで、とても幸せになりました。ほかにも弦楽四重奏曲の名曲は数限りなく(20−2、33−3、50−2など、思いつくままに)一生に一度はこの曲を生で聴いてみたいものです。
ハイドン狂
2014/01/12 23:33
ハイドン狂さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
すっかり返事が遅くなってしまい申し訳ありません。(最近もうすっかりブログから遠ざかってしまって、気づくのが遅くなってしまいました・・・)

ハイドンの弦楽四重奏は初期のものも後期のものもほとんど違和感がなく、傑作として聴くことができると思います。特にこの17-4と9-4はうぐいすのお気に入りの曲です。あと、コメントであげられている太陽四重奏の20-2もいいですし、めぼしい曲をあげていくときりがないくらいで、まさしく宝の山ですね。その割に人気がないのは、古典派としての曲の完成度が高すぎて、実は凄いところが何気なく流れて行ってしまうので、聞き流してしまうのかもなあ、とも思ってしまいます。あまり刺激的なものを聴きたくないときはハイドンの四重奏を聴くとほっとしますね。
うぐいす
2014/01/27 22:36

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