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zoom RSS シネ・ノミネQのシューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」<PA-354>

<<   作成日時 : 2011/06/12 23:01   >>

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今日の東京は曇り空でした。
夕方に少しパラっと雨が降ったようですが、あんまり本降りにはなりませんでした。でも今晩あたりからまた降るようです。
実はうぐいすは雨はそんなに嫌いではないんですよ。家の中にいる場合に限ってですが(笑)。休日に家の中から、しとしと降っている雨を眺めるのって、意外と風情があるなあと思うのです。
そのかわり、洗濯物が乾かないのでそこが悩ましいところなんですが・・・

さて、最近はまた弦楽四重奏を中心に聴いてるんですが、このところのマイブームは、先日までエントリーしていたハイドンともうひとつ、「シューベルト」なのです。

実はうぐいすは、シューベルトはつい数年前までは嫌いではないものの、そんなに夢中になって聴く作曲家ではなかったのです。
シューベルトの音楽はあまりに美しく、どこか涅槃の世界を思わせるような次元が違うものを感じてしまい、なかなか入って行けなかったのです。

しかし、ケンプの演奏した、飾らない素朴なスタイルのピアノ・ソナタを聴きまして、逆にその天国的な世界に惹きこまれてしまいました。
それがきっかけで、そこから他の曲へだんだん興味が広がってきたのですよ。

で、彼の弦楽四重奏については、昔からほとんど12番以降の曲しか聴いてなかったのですが、ちょっと他の曲もまじめに聴いてみようかと思いだしたのが最近です。

そうは言うものの、今までもウィーン・コンツェルトハウスQの全集はある程度聴いてはいました。でも他に違う演奏も聴いてみたいと思って、数週間ほど前にディスクユニオンで漁ってたところ、二種類の全集を見つけました。
それが、メロスQとシネ・ノミネQでした。

どっちを買うか相当悩んだんですが、シネ・ノミネQにしました。
理由は簡単、値段が安かったからです(笑)。
表示価格でメロスQは3,100円、シネ・ノミネQは1,600円だったのですよ。
・・・最終的に店の割引で1,100円で買えました。

ちなみに後で知ったのですが、シネ・ノミネQはメロスQのお弟子さんだったんですなあ。
名前の意味は、「名もなき」四重奏団ということのようです。

まずは14番「死と乙女」から聴き始めました。

いや〜、たまげました。
すごく良かったですよ。期待してなかった分、その衝撃は凄かったです。

実は今まで、シューベルトの弦楽四重奏曲は正直、心底、納得できる演奏があんまりなかったです。

たとえば、ウィーン・コンツェルトハウスQ、ウィーン情緒溢れる素晴らしい演奏です。1st Vnのカンパーの泣きの入る甘い音色がとてもいいですね。
あと、ウィーンSQの演奏も情緒的ではありますが、端正でバランスが良くいい演奏でした。
でも・・・これらを聴いていると、時々「もっとど〜んとメリハリのある演奏も聴きたいなあ」とも思ってしまうのですよ。

で、アルバン・ベルクQの演奏やジュリアードQ('59)の演奏などを聴いたりもしました。これらも聴いてると、「これはちょっとメリハリがありすぎるか?もうちょっと歌ってる演奏がいいかも・・・」とか、真逆のことを考えてしまいます(爆)。

あと、昔よく聴いたスメタナQのライヴ録音ですが、リズムが結構キビキビしていて好きだったんですが、これも今聴くとちょっと音色がいまひとつ痩せて聴こえます・・・

などなど、どうもベストな演奏がなかったんですわ。

で、今回のシネ・ノミネQの演奏です。
傾向としては、やや現代的なメリハリのある方向に寄っています。音楽に対する切り込みは意外と厳しい感じもします。ここらへんはお師匠さんのメロスQ譲りなのかもしれません。

ただし、お師匠さんと違うのは、音色自体はとても豊かです。録音の良さもあいまって、とてもふくよかに広がる音色です。メロスQの音色は、時折ヒステリックに感じる瞬間がありますが、このシネ・ノミネQにはそういうところは全然ありません。楽器を豊かによく鳴らし切ってるなあ・・・という感触です。

なんか、ここらのバランスがとてもうぐいすにはぴったりでしたね。

ということで、うぐいすの今のところの「死と乙女」のベスト盤はシネ・ノミネQになりました。
ネット上では、全集としては評価されてるように見えますが、個別の曲、しかも超有名曲の「死と乙女」に対してベスト盤に挙げてる評はあんまりないみたいですね(苦笑)。

まあ、ベスト盤は人によりけりでしょうが、シネ・ノミネQの演奏は、少なくとも一聴の価値はあると思いますよ!シューベルトの弦楽四重奏がお好きな方にはお薦めできると思います。

シューベルトの弦楽四重奏は、これから徐々に初期の曲もシネ・ノミネQとウィーン・コンツェルトハウスQで聴いてみようと思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
全集としては、シネ・ノミネ盤は素敵ですね。同じ指向性でのブラームス五重奏曲集もお気に入りです(確かブラームス室内楽特集を延々と記した際のアンカーで取りあげた記憶があります)。
なお、「死と乙女」ならばケラー、後期ならばメロスの再録音(ハルモニア・ムンディ)がシネ・ノミネ路線でその上を行く『白い虚無感』にどっぷり浸ることができて好きです。
凛虞
2011/06/13 01:15
凛虞さん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

シネ・ノミネQ、例のブラームス特集で拝見したのを覚えています。でもこの団体、レコーディングの数が少ないんですねえ。調べてみたらベートーヴェンの中期もあるようですね。あと、ケラーQの「死と乙女」やメロスQの後期も聴いてみたいですが、最近CD(中古ですが)を毎週買い漁ってますのでそろそろ買わない月間を作ろうと思っているところなんですよね〜(笑)。さてさて、どうしましょうか・・・

それではまた、よろしくお願いいたします!


うぐいす
2011/06/13 23:16

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