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zoom RSS メロスQのシューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」('89)<PA-356>

<<   作成日時 : 2011/06/22 23:21   >>

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今日は暑かった・・・
と言っても、一日の大半は事務所の中ですが(笑)。でも出勤・退勤時だけでも汗まみれになってしまいました。
まだ梅雨の合間ではありますが、晴れたらもうすっかり夏日になってしまうんですねえ。これで梅雨が本格的に明けたらと思うと少しうんざりですが、負けずに過ごさねば・・・
そう言えば、今日は夏至だったようですね。あとで「夏の夜の夢」でも聴きましょうか。

さて、今回はまたまたシューベルトの「死と乙女」です。
メロスQの新盤('89)です。
実は一緒に1970年代に録音したメロスQのシューベルトの弦楽四重奏曲全集の「死と乙女」も併せて聴いてみました。

旧盤はかなり線が細くて攻撃的な音色ですが、それでいていろいろとフレーズのニュアンスに変化を与えています。念押しをするようにテンポを変化させたり、なかなか個性的な演奏です。
録音状態がかなりデッドな響きということもあり、ずいぶんと厳しい音楽の作りになってますね〜。

一方、新盤の方も現代的・先鋭的な響きは変わらないんですが、ずいぶんと音楽がこなれた感があります。
録音状態が違うから、というのもありますね。ちょっと残響が多くなってる分、音楽のアタックに少し和らぎがある感じもあります。
でもそれだけではなく、旧盤に比べて歌う感じが強くなってる気もします。
あと、変にテンポを変化させたりとか、恣意的なものは少しなくなってきていて、「以前よりは」自然な音楽の作りになっています。

でも、やはり音楽の作りは厳しめの演奏ですね。
うぐいすがメロスQのベートーヴェンやモーツァルト演奏でよく知っている響きです。シネ・ノミネQから響きの豊かさを削ぎ取ってキツクした感じでしょうか。
メルヒャーの、時々ヒステリックになってる音色がちとキツイな〜。
響きの先鋭さにおいてはもしかするとアルバン・ベルクQの上を行く演奏かもしれません。

後半の3・4楽章は旧盤よりも速めのテンポで進んでいきます。
特に4楽章は突きさすような響きで猛烈なスピードで走っていく、この疾走感はなんとも、有無を言わさぬ説得力があります。

ただ、これもまた、ある意味シューベルトの本質を突いている演奏かな?とも思います。孤高の厳寒の山上に立っているような趣がありますね。
しかし、なかなかこれはいつも聴くのは厳しい演奏です。

今のところ、「死と乙女」はターリヒQのが聴きやすくて一番好きですね。
最近はシネ・ノミネQよりもターリヒQの方をよく聴くようになってきました。


ちなみに、1970年代録音のメロスQ:シューベルト弦楽四重奏曲全集ですが、後期の曲は、曲自体がかなり厳しいうえにさらにメロスQの厳しい演奏の相乗効果で聴くのがつらいのですが、1〜11番の演奏は意外とこのメリハリの付いた演奏がハマってるところもあって、なかなか味わいがあります。
メロスQの演奏でも、初期の曲は意外とキツク聴こえなかったのですよ。
⇒もっとも、これは個人差があるとは思いますが。

少々キツメの響きが苦手な方は、全集を入手するなら最初はシネ・ノミネQの方がいいかもしれません。
あっ、もっと甘美なウィーン・コンツェルトハウスQという手もありますが・・・
あと、現代的な演奏がお好きで、初期の曲を特に聴いてみたいと思っている方はメロスQでもよいと思います。

メロスQの新盤をリンクします。
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