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zoom RSS リヒター=ハーザー/カラヤンのブラームスのピアノ協奏曲第2番<PA-360>

<<   作成日時 : 2011/07/31 17:23   >>

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最近、仕事が立て込んでいて、ど〜もブログを更新する気持ちのゆとりがなかったですなあ・・・
この間の金曜日で少し落ち着きましたが、また新しい仕事が入ってきそうですので、ブログエントリーはこれからもボチボチといったところでしょうか。

おまけに今週は天気が中途半端でした。
なんだか、降ってるんだか、降ってないんだかよくわからない雨だったり、そうかと思えば土砂降りになりだすし、傾向が読めません。
そういえば、新潟の方はとんでもない豪雨になったみたいですね。
来週はスカッと天気が回復して欲しいもんです。もっとも、そうなるとまた暑くなるんでしょうけど、やっぱり夏は夏らしくなってくれた方がいいですわ。

さて、前回に引き続きブラームスのピアノ協奏曲ですが、今回は2番です。
前回バックハウス/ベームの2番に関して、元々は好きでしたがバックハウスのピアノにメリハリがなくて好みではなくなってしまった旨を書きました。
聴かなくなり始めた頃、バックハウス/ベーム盤のウィーンフィルのような音色で、ピアノにもっとメリハリがある演奏があればいいんだけど、他の演奏はどうかな、と思い、とりあえず手にとってみたのがギレリス/ヨッフム盤でした。

ギレリス/ヨッフム盤、最初聴いたときはテンポが遅めで、ずいぶんと力強い演奏だな、という感じでした。なんというか、ピカピカに光っているとても近代的で巨大なビルとかの建築物を仰ぎ見るようなイメージですかね。
これは1番にも共通して言える印象なのですけど、まあ、とっても立派な演奏ではありますね。

でも、うぐいすの感想はというと一言。

「癒されない!」

スケール感というよりは強烈な圧迫感を感じる演奏です。
遅いテンポで硬質な音楽がずっと鳴り響いているという意味ではメリハリがあんまり感じられないのです。ある意味一本調子ですかね。
バックハウス/ベーム盤とはまるで違う方向なんですけど、これはちと聴き続けるのはつらいですなあ・・・
やはり2番特有の牧歌的な癒しの響きは欲しいのですよ。

てなわけで、上記の2種の演奏を聴いた段階で他の演奏に食指が動くこともなく、なんとなくピアノ協奏曲第2番を聴くこともなくなっていた時期がありました。

数年前に「あれ?この演奏、結構面白いなあ」と思い、再びこの曲を聴き始めるきっかけになったのが、ポリーニ/アバドのウィーンフィル盤(1976年)でした。
ポリーニとアバドの若々しくメリハリのあるフレキシブルな音楽で、しかもウィーンフィルの豊かな音色が、長らくこの曲を聴いてなかったうぐいすの耳に心地よく響いてきたのです。で、この演奏を聴くようになりました。

でも、たま〜に気疲れしているときにこれを聴くとしんどい時があります。
部分によってはけっこう「ど〜ん」という轟音がきますので、この演奏は、やはり体力・気力の充実してるときに聴く若者の音楽のような感じなのかな〜、とも思ったりして。

そんな、癒しも欲しいけどドイツ的な重厚さとメリハリも欲しいな〜、と思うときに聴くのが今回の演奏、ハンス・リヒター=ハーザー/カラヤンのベルリンフィル盤です。
これもポリーニ/アバド('76)盤を聴いた直後くらいに知った録音です。

最初に名前を聞いたときに、「リヒター=ハーザー?どんなピアニスト?」って感じでした。
実はドイツではかなり有名な人みたいですね。

いやあ、このピアノはいいですわ。タッチがとても明確で、聴いていてとっても心地よいです。しかも音楽にメリハリもありますし。
変に「ど〜ん」と轟音を鳴らすこともしませんし、フレーズの抑揚のバランスもいいですね。
何気に、R.ゼルキンの響きに近いかな〜とも思いますが、それよりももうちょっとエレガントな感じかな。

バックのカラヤンですが、「いつもよりは」自己主張してないなあ、という感じ。
いや、もちろんカラヤン独特のレガート奏法も健在ですし、鳴らすところは鳴らしてるんですが、この演奏に関してはあんまり嫌味に聴こえない、というか結構あってますねえ。メリハリのある明快なピアノに柔らかなバックの響き、といった風情に聴こえます。さすがにウィーンフィルのような音色は望むべくもありませんが、でも相当に良い感じです。録音の録られ方にも関係してるかもしれませんが。
ギレリスのときの、硬質な音色一辺倒のベルリンフィルとは違います。

ということでブラームスのピアノ協奏曲第2番、うぐいすの好きな演奏はポリーニ/アバド('76)とリヒター=ハーザー/カラヤン盤です。
とくにリヒター=ハーザー/カラヤン盤はお気に入りなのですが・・・ど〜も、今は入手困難な状態のようですね。
かろうしてAmazonでは入手できそうですが。

これも、ぜひとも発売して欲しいと切に思う演奏のひとつです。


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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは

この演奏を聴いたとき、初めてこの曲の良さが分かった気がしました。
それから機会があるごとにR=ハーザーのレコードを買いましたが、この演奏がベストだと思います。
ブログで彼の記事を見かけないので、ちょっとうれしくなりました。
メタボパパ
URL
2011/08/01 23:07
メタボパパさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

リヒター=ハーザーの演奏は音の粒がクリアでいいですね。うぐいすにとってもこの2番のベスト盤になりました。彼の録音は今ではもうあまり現役盤がないみたいで寂しい限りですが、まだなんとかベートーヴェンのソナタなどが発売されているようですね。実は彼のベートーヴェンはまだ持ってないのです。今回ブログエントリーしたことだし、これを機会にCD入手してみたいと思っています。
うぐいす
2011/08/02 22:35
うぐいすさん こんばんは

いよいよ夏真っ盛りですね。今日の午後は屋外での仕事があり、くらくらしました。

リヒター=ハーザーは以前から気になっていました。HMVの割引でジュリーニとのベートーヴェンの協奏曲集が出ていて手が出そうだったのですが、どうしても指揮者が合わないので諦めました。

ブラームスの協奏曲では1番もあるようですね。湧々堂さんが激賞されていました。高い!

何度も繰り返して申し訳ありませんが、私はアンチ・カラヤンながらも協奏曲の伴奏にかけては抜群の巧さを感じています。良いものは仕方がありません。ご紹介のCDはカップリングも非常に魅力的なので、9月に購入します。実は未聴のCDがたまり過ぎて、8月はひとまず消化月間です。

お元気で!
ezorisu
2011/08/03 20:20
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

関東はどうにもはっきりしない天気でした。朝は晴れ間が見えたなあと思ったら、帰りは土砂降り。電車の中はムシムシでしたし、参りましたよ。

さて、リヒター=ハーザーのブラームスのピアノ協奏曲2番ですが、これはなかなか素晴らしいですよ!ピアノのタッチが明確で聴いていて気持ちいいです。なんというか、巨匠然としてないところが聴きやすいのですわ。バックに関してはやはりウィーンフィルの音色の方が好みなのですが、カラヤン/ベルリンフィルの演奏も音色が柔らかくてなかなか良いですね。
ちなみに、このリヒター=ハーザーのブラームスはAmazonにはたまたまありましたが、基本的には廃盤のはずですから早めの購入が安心かと思います。

あと、リヒター=ハーザーのベートーヴェンは協奏曲というよりはソナタを目的に買おうかな〜と思っています。どんな演奏なのかちょっと楽しみなのです。
うぐいす
2011/08/03 23:01
うぐいすさん こんばんは

ご紹介の曲が手に入りました。日本盤の協奏曲集ではなくて、EMIのKARAJAN EDITIONの1枚です。想像していたよりもスッキリとしていて、お書きのとおりエレガントな演奏ですね。カラヤンもアンダ盤のようにでしゃばっていなくて聴きやすいと思います。

これまで同曲で聴いて来たのはは重たいものや豪快なものが多かったのですが、この演奏はバランスが取れていて、私もオススメだと思います。私のベストはカラヤン・バックハウス盤です。第4楽章がこれぞブラームス!ふたつのウィーン盤は吹っ飛んで行きます(笑)が、こちらも入手困難なのが残念です。

朝晩冷えて来ましたが、お風邪などお気をつけください。
ezorisu
2011/11/23 19:49
ezorisuさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
最近もう仕事がゴタゴタしていてあんまりブログ関係を見てないものですから、返事が遅くなってしまいまして申し訳ありません。

リヒター=ハーザーのブラームスをお聴きになられましたか!お気に召されたようでなによりです。おっしゃる通り、この演奏はあまり重厚になりすぎてないところがこの曲に合っているように思います。なんというか、エレガントでもあり、響きが拡がっていくようなスケール感もあっていいですね。ここ数年この曲聴いてなかったんですけど、このブログエントリーした後からわりと聴くようになりました。

何度も書きますけど、バックハウス/ベーム盤はバックのベーム/ウィーン・フィルは結構好きなんですよ。でもバックハウスも年代によって随分と演奏スタイルが違いますし、ご紹介のカラヤン盤をどこかで見かけたら入手してみたいと思います。
うぐいす
2011/11/26 11:26

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