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zoom RSS グリュミオーのJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ<PA-368>

<<   作成日時 : 2012/03/23 22:32   >>

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昨日に引き続き、ブログエントリーです。
さて、この2カ月ほどブログを書いてない間に、身の回りにもいろいろと変化がありました。息子はなんとか都立高校に合格しまして、約束のスマホを購入してやったのですが、家族割とかにしたくて、ついでにうぐいすもスマホに変えました。
最近は通勤の行き帰りにいじり倒してる(爆)感じですね。
今度、保護用のケースカバーを購入しようと思ってます。

さて、今回はグリュミオーのバッハ、無伴奏ヴァイオリンです。

うぐいすはグリュミオーというヴァイオリニストはあんまり縁がないというか、意外と聴く機会の少なかった演奏家です。
昔聴いたモーツァルトのヴァイオリンソナタの印象から美音家というイメージが強くて、それ以上なんとなく印象が残らなかったので、そのままになってしまっていました。

今回入手したのもテーマが「普通に聴ける無伴奏」というスタンスだったので(笑)、昔聴かせてもらったときに美しい演奏だった印象が強かったこともあり、なんとなく入手してみた、というのがきっかけなわけです。

今回聴いてみてあらためて思いました。
いやいや・・・確かに音は相変わらず美しいのですが、なかなかどうして、結構力強くヴァイオリンを鳴らし切っている演奏じゃないですか。

1番のソナタの1曲目、アダージョを聴いていて感じたのは、そのリズム感の確かさですかね。
このアダージョってけっこう曲者というか、他の演奏を聴いていると演奏者の感情の揺れとかで、平気でリズムが揺れてるんですね。
しかし、グリュミオーの演奏はとってもリズムが楽譜に書いてあるのに近いのです。「そうそう、ここはホントはこういうリズムなんだよな〜」っていうところが結構ありまして、聴いていて曲のリズムや構造がわかりやすいな〜、と感心したのですよ。

続く2曲目のフーガでも、他の演奏では重音の連続となるような奏法を駆使している部分とかでも、グリュミオーは重音の低音部分はフレーズの最初だけにして弾いてるところがあって、ここもまた感心しました。
低音部を最初だけにすると、低音の部分が杭を打つように響き渡って、逆に印象に残りやすくなって聴こえるので、これがまた新鮮でしたね。

他、どの曲を聴いても瑞々しい音色で端正な曲作り、しかも情感も感じられますし、聴いていてとっても幸せな気分になるのです。

何と言っても収穫だったのは、ミルシテインとグリュミオーの2種の演奏で初めて3番のソナタとパルティータを聴きとおすことができるようになったことでしょうか。
実はシゲティの演奏って、ほとんど短調の曲しか聴いてなくって、3番は聴いていてあんまり魅力を感じなかったんです。
それだけでもこれらの演奏を入手して正解でした。

グリュミオーの演奏、ネット上では人によっては退屈な演奏なんて書いてあったし、どんなもんかと思ったんですが、退屈どころか、これも一気呵成に聴けてしまいました。
好みは人それぞれということで、まったく人の感想は当てにならんですね・・・
いまのうぐいすにはこういう演奏がいいみたいですな。

同じ美しい演奏でも、ミルシテインはやや硬質で逞しい感じですけど、グリュミオーは瑞々しさが感じられる演奏ですかね。

まあミルシテインにも通じますが、確かにシゲティみたいに感涙にむせぶような演奏じゃないかもしれません。グリュミオーの場合は非常に流麗で音色も瑞々しいです。しかし、シェリングのように構造重視で情念の感じられなくなっている演奏とは違って、なかなか情熱的で魂のこもった立派な演奏だと思います。
シェリング盤よりもグリュミオー盤の方が音楽を感じることができますね。

ということでバッハの無伴奏、ミルシテイン盤とグリュミオー盤はここ1,2カ月は毎日のように聴いてます。
昨日書いたように同時に入手したのは4種の演奏なのですが、他の2種の演奏はその2種の合間に聴いてる感じですかね。それらも結構好きな演奏なのですが、これもまた後ほどエントリーしてみます。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま おはようございます。

ご不沙汰をいたしました。先ずは、ご子息の合格をお喜び申し上げます。スマホとはまだまだお若いですね(笑)。私は昨年携帯電話を落として、機種交換代の支払い(ポイント引き落とし)がまだ終わっていません。妻からは一緒にスマホへの乗換えを脅迫されていますが…。

すわ再開?と思いきや、本格的なテーマに驚きです。私も最近グリュミオーの演奏を聴いていました。お書きのとおり、瑞々しく端正で情感のある演奏ですね。私はヨーロッパの正統な響きを感じます。非常に丁寧で安定感のあるところがつまらないと感じる人もいるのかもしれませんね。

ところで…めっきりシゲティを聴かなくなりました。以前はこれがわからなければいけないと半ば精神修養的に自分に言い聞かせていました(ご同輩も多いと思います)が、どうしても音の震え(きっと手の震え?)が我慢できません(笑)感情過多!そもそもリズム感がない(特に3番のソナタ)!へたくそ(ゴメンナサイ)!私は演奏の巧さならパールマン、深さならクレーメル(旧盤)を選びます。

かつては演奏家にとって畢生の難曲とも称されていましたが、最近は次々と新しい演奏が目白押しですね。私も好きな曲なので、機会があれば聴くようにしていますが、どれもこれももっと気合を入れて弾かんかい!というのが率直な感想です。私のベストは前記のクレーメル、お気に入りはハイフェッツ、チョン・キョン・ファ、ズスケです。

次は誰の演奏?ご紹介を楽しみにしています。
ezorisu
2012/03/24 07:11
ezorisuさん、お久しぶりです!
コメントありがとうございます。

シゲティは正直、万人向けの演奏ではないと思いますし、うぐいすもいつも聴ける演奏ではないです。でも、これ聴くと必ず魂を揺さぶられてしまうのですよ。技術とか音色ではなくて、音楽の抑揚やフレーズ処理の端々がいちいち心の琴線に触れてくる感じです。これは完全に好みの問題ですね。

その一方で、やはりいつも聴けるような演奏を、と考えるとミルシテイン盤やグリュミオー盤は秀逸でした。クレーメルとハイフェッツは好きな演奏ではありますが、どちらも切り込みが鋭いところもあって、やはりいつも聴くには難があるかなあ。

さて、次のエントリーですが、これも結構好きな演奏になりました。お時間ありましたら拙文にまたお付き合いください。
うぐいす
2012/03/24 13:29

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