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zoom RSS 雑感:J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲<PA-371>

<<   作成日時 : 2012/03/31 19:27   >>

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今日はずいぶんと風雨が強かったです。
午前中は晴れ間も見えたので散歩しようとも思ったんですが、あまりの風の強さであきらめてしまいました。
中古CD屋にもいきたかったのになあ・・・
ま、こんな日はおとなしく家で音楽聴いてブログでも書いて過ごします。

さて、今回はJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲です。
じつは今年になってから買った演奏が4種類くらいありまして、その中からどれかの感想を書こうと思ってたんですが、その前に、いままで持ってた演奏のことを思うまま書いていたら長文になってしまいましたので(苦笑)、ちょっと前段ということで、うぐいすの無伴奏チェロ組曲に対する雑感をまずエントリーしてみます。

さて、バッハの無伴奏というと、うぐいすが今まで聴いていたのはカザルス、フルニエの'60年盤と76/77年盤、シュタルケルの'92年盤、ビルスマの'79年盤、ロストロポーヴィチといったところでしょうか。
この中でのお気に入りはフルニエの'60年盤でした。

実はJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲、無伴奏ヴァイオリンほどではありませんが、最近あんまり聴くことがなかったのですよ。
なんでかというと、やっぱりこれも無伴奏ヴァイオリンのときと同じで、持ってた演奏のせいかもしれません。

一番のお気に入りはフルニエの1960年録音のものでした。これは弾き方がとても丁寧で撥音が明確、音もちゃんと鳴らし切った端正な演奏で、しかも熱気もこもった名盤だと思うのです。
ただ、ずっと聴いてると、その几帳面さにちょっと堅苦しさを感じることがあるのです。なので、好きではありますが、いつも聴く、となるとちょっとつらかったのです。
後年の70年代の録音はかなりそういう堅さはなくなってますが、聴いてるとだんだん飽きてくる感じがありまして・・・

カザルスは構成とかそういうところは問答無用みたいな感じで、とにかく情熱的で天衣無縫なその音楽には惹きこまれますが、これはこれでいつも聴きたくなる種類の演奏ではないですね。
いわゆる、曲そのものを味わうためのリファレンス的な演奏には「絶対」ならない、バッハではなくカザルスの芸風を楽しむ演奏です(そういう意味ではこれをファーストチョイスするのはかなり危険だと思います。人によっては曲そのものを聴かなくなっちゃうかも)。
なので、うぐいすはこの演奏、なんというか、気合を入れたいときに聴くって感じでしょうか。

シュタルケルは技術的にも安定してます。音色的には、アスリートの逞しくて美しくしなやかな筋肉美をうまく表現したギリシャ彫刻を堪能するような感じでしょうか。
ただ、ルバートを駆使したそのテンポ設定があまり嗜好に合わない感じもありまして、なんとなくあんまり聴かなくなってます。

ビルスマは以前ブログエントリーしたこともありますが、その語るような演奏は味わい深いものが、ありますが・・・やはり聴くときによってはその淡白さのためにだんだん飽きてしまうときもありますね。

あと、ロストロポーヴィチは快速スピードではありますが、いろいろフレーズの表現も考えて弾いてる感じはします。しかし、うぐいすにとっては正直「つまらない」演奏でした(苦笑)。スラスラと音が流れていくのみで、なぜかちっとも心に響いてこないのです。

てなわけで、無伴奏チェロ組曲、結構好きな曲なんですが、いつの間にか疎遠になってました。
で、なぜ今頃になってまた聴き始めたか・・・については次回のエントリー、今年になってから購入した演奏の感想の中で書いてみたいと思います。

これでもし、また2カ月ブログエントリーの間隔が空いたらどうしよう(爆)。
失笑というか、我ながら呆れてしまいますな(笑)。
まあなんとか、頑張ってエントリーするつもりですが。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
この曲の録音は百花繚乱、
有名チェリストの多くが録音しているし、
複数回という人も珍しくないので、
「これが決定盤!」といえるものは選べないですね。
いろいろ聴き比べて「ああでもないこうでもない」というのが楽しいともいえますが。
フルニエの旧盤はやはり定番ですね。
私がいま気に入っているのはヨーヨー・マの新盤(また変わります、多分)。
デュ・プレが録音しなかったのが実に残念です(1番と2番のみ放送用音源がありますが)。
木曽のあばら屋
URL
2012/04/01 06:50
うぐいすさま、おはようございます。

シュムスキーのCDは以前に妻が買っていた(私がそそのかして買ってもらった)のですが、未聴のままです。今回のご紹介を契機に聴いてみなければと思っています。

チェロ・ソナタについて…
例によって、真っ向から感想が別れてしまいました(笑)。私のベストはロストロポーヴィチです。HMVの投稿欄でも相当に酷評されていますが、私にはこの演奏のどこが悪いのかが全くわかりません。少なくとも我が家の再生機(安物!)ではシフよりもずっと良い音がします。最初の音を聞いた途端に魂を奪われる思いがしました。私にはフルニエよりも深く、カザルスよりも大きく、ビルスマよりも切実に感じられます。(このあたり評論家U氏の調子)。お書きのスピード感も私にとってはピッタリで、ちょうどトスカニーニの快感を思い出します。

カザルス、シュタルケルについては同感です。特に前者は演奏だけを聴いていると巷間の評判は高すぎるように思います。マやマイスキーも時々に聞きたくなりますが、その後ではロストロポーヴィチを聴き直す結果になります。私もデュ・プレを聴きたい!!普段はマイナルディの演奏を聞いています。

これからどのような演奏が紹介されるのか、楽しみにしています。
ezorisu
2012/04/01 07:45
木曽のあばら屋さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

ヨーヨー・マの新盤ですか。古楽器を意識したような、とても軽やかな演奏ですね。旧盤とはまた違って、なんというか、とても静謐な雰囲気が漂っていた記憶があります。デュ・プレの無伴奏は確かに興味はありますね〜、かなり情熱的な演奏になるんじゃないかと。

ところで、J.S.バッハの無伴奏もそうですが、結局、名曲と言われているもののほとんどは「決定盤」といえるものがないのかもしれませんね。
自分のことを振り返ってみても、お気に入りってそのときによっても変わりますしね。今回入手した演奏を聴いてまたお気に入りが変わってしまいましたし(笑)。だからこそいろんな演奏を聴き比べる楽しみがあるということで・・・
うぐいす
2012/04/01 18:18
ezorisuさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

さてさて、J.S.バッハの無伴奏チェロに関してはいまひとつ嗜好が合わないみたいですね〜(苦笑)。
うぐいすの場合、ロストロポーヴィチの演奏は曲を選ぶ感じがありまして、たとえばリヒテルと組んだベートーヴェンのチェロソナタなどは結構好きでして、よく聴くのですよ。逆に、カラヤンと組んだドヴォコンはいまいちのめりこめません。うますぎて表現がどうも鼻につくというか・・・

一方、バッハの無伴奏については「悪い」演奏ではないでしょうね。美音ですし、表現能力も全盛期ほどではないかも知れませんが鮮やかで、さすがと思わせます。ただし、結論としてそのいろいろやってることがまったくうぐいすの心に響かなかったということでして、完全に感性の問題だと思います。美人かもしれませんけど、まったく自分の恋愛のタイプではないといった感じでしょうか・・・

あと、マイナルディですか・・・うぐいすは、あの超絶的な遅さに耐えられなくなって、入手はしてませんが、でも曲によってはいつか聴きたくなるかもしれませんので、ちょっと気にはなってます。

ところで、シュムスキー持ってらっしゃったんですね。これはなかなかユニークな演奏です。好き嫌いがはっきり分かれる演奏と思いますので、一度聴かれたら、また感想お聞かせください。
うぐいす
2012/04/01 18:21

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