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zoom RSS こりゃ名盤です:サヴァリッシュ/チェコ・フィルのモーツァルト交響曲第40番<PA-375>

<<   作成日時 : 2012/08/26 19:31   >>

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新記録です・・・
4か月以上ブログを放置してしまいました。

音楽はいろいろ聴いてるんですが、この4カ月強、もう何も書く気力が湧いてこなかった・・・
ブログを続けるモチベーションが最近落ちてますな。
仕事が忙しいというのもあるんですが。

でも、ちょっとブログ書いてみようかと心を刺激されたCDを入手したんで、エントリーします。
今回はモーツァルトの交響曲第40番、サヴァリッシュ/チェコ・フィルの演奏です。


さて、ここのところうぐいすが良く聴いているのはモーツァルトのピアノ協奏曲の20〜27番です。
うぐいすにとって、若い頃は眠くなる曲の代名詞だったモーツァルトのピアノ協奏曲(爆)。
やはり加齢による趣味の変化でしょうか?

まあ、20番と24番の短調の曲はそんなことなかったわけですが、長調の曲は睡眠導入剤に匹敵するくらい寝てました(笑)。
しかし、最近はすっかり長調作品ばっかり聴いてます。
特に22と23番、そしてなぜか・・・あまりメジャーではない25番もよく聴いてます。

一方、交響曲ですが、こちらも最近まであんまり聴いてなかったです。
モーツァルトの交響曲の「名盤」っていうのは重かったりするのが多いこともあって、あんまり聴かなくなってしまった感があります。
ベームやワルター、バーンスタイン、クーベリック等、それぞれ特色はありますが、どことなく重さを感じてしまうのです。

ちなみに、これらが嫌いということではありません。
特に、ワルター/コロンビアの晩年のステレオ録音は別格で大好きです。

ただ、モーツァルトって曲調にどこか軽みというか、スゥ〜っと流れていく爽やかな風を感じさせるような要素も持ってると思うので、あんまり風格のある演奏ばかりでなくて、そういう軽さを持った演奏も聴きたいなあと思うわけです。

で、スウィトナーやフリッチャイあたりを聴いたのですが、あまりピンと来ず・・・

それなら、とブリュッヘンやホグウッド、コープマンなどの古楽器の演奏に走った時期もありました。これはこれでおもしろく聴いてた時もありました。
が、古楽器演奏までいっちゃうと、どうもすっきりしすぎてるし、ものによってはテンポがぐるぐる動いたりフレーズの抑揚が落ち着かないものもあって、やっぱり聴かなくなっちゃったのですね。

ここ最近は集中的に聴いてたのがブリテン指揮のモーツァルト交響曲集です。
これはテンポも速めで音楽もよく考えられていてすごくいいですね!!
ただ、これも40番の3楽章のメロディについて、どうにもあのレガート奏法が馴染めなくて3楽章だけ飛ばして聴いてました(苦笑)。


以上をまとめると、軽くても、なんというか、フォーマルでかっちりしてるのがやっぱりいいのかな、と・・・

こんな経緯があって、重くなく、さりとて軽くてもかっちりしてるもの・・・
という路線でモーツァルトの交響曲をいろいろと探していたときに、そう言えば学生時代にサヴァリッシュがN響を指揮した40番をラジオで聴いたことがあったなあということを思い出しました。
あれって結構速めのテンポで音楽もうまくまとまってたなあ・・と。
オケの演奏はいまいち好みじゃなかったけど(笑)。

で、ネットで調べたら、なんとサヴァリッシュがチェコ・フィルを振ってるモーツァルトがあるじゃあないですか!

チェコ・フィル!

サヴァリッシュの路線であのふくよかな響きのチェコ・フィルでモーツァルトって、面白そうだなあと思ったわけですよ。

とはいうものの、サヴァリッシュの演奏、全盛期の頃はすごく精力的な音楽が生まれてくる時もあったのですが(1960年代バイロイトのワーグナーなど)、N響を振っているときなど、時としてうまくまとまっていても、こじんまりとし過ぎてあまり興味を引く音楽になってない時もあったので、どんなもんかという不安もあったりしたんですよ・・・

でも、最初にこの40番聴いてみて、一瞬にしてその不安は消し飛びましたよ!!!
いまのうぐいすの感性にはド直球の、素晴らしい演奏でした。

1楽章はブリテンの演奏と同じく、テンポは比較的速めで聴く者をグイグイと惹きつけてくれます。
ていうか、むしろブリテンのテンポより速いですね。
で、ブリテンの演奏よりももっとフォーマルできっちりやってる感がありますかね。
リズムがキビキビしてて音楽がイキイキしています。
メロディラインや伴奏がよ〜く聴こえるんで、聴いててすごく気持ちが良いですわ!
チェコ・フィルの演奏も、テンポが速くても音色が柔らかいので、あまり攻撃的に聴こえません。
素晴らしい演奏ですね!

2楽章以降はわりと中庸なテンポで、端正にやってる感じです。
でも、やはりメロディの音色が柔らかく、リズムにも生命力が感じられますね。

なんていうんですかね〜、このいかにもきっちりと「普通」にやってる感じがとってもとっても好感が持てるわけですよ。
いまのうぐいすには重厚な安定感、個性的なフレージング、情熱の押しつけはいらないのかもしれません。

他、38,39,41番も聴いてみましたが、基本的にみな同じ路線で、とっても素晴らしい!
こんな魅力的な演奏が、評判にならずにあんまり表にでてこないのが不思議でしょうがない。
こういう演奏はウケないんでしょうかね。

モーツァルトの曲そのものを存分に味わいたい場合には最高の演奏だと思います。
フォーマルで端正だけど音楽はイキイキとしてますし、オケの音色も柔らかく、最高の演奏です。
いやあ、こんないい演奏を知らずにいたなんてもったいない、もったいない。

さて、今回言いたいことを言ってみましたので、またしばらくブログから離れて籠ろうかなと思ってます(爆)。
何か書きたい曲や演奏があったらまた出現しようかと思いますが・・・

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
うぐいすさま おはようございます。

またまたご不沙汰をいたしました。その後、いろいろなバッハの無伴奏チェロを聴き直してみたのですが、マの旧盤に落ち着きました。気合を入れたいときにはロストロポーヴィチですね。夏の暑さに負けてシュムスキーはまだ聴けていません。もう少し涼しくなったら聴いてみます。

モーツァルトの40番は私には未だイチオシがありません。お書きのワルター/コロンビア盤は私もお気に入りでしたが、どうしてもないものねだりの思いが出て来ます。ブリテンは25番も良いと思います。アーノンクール/コンセルトヘボウ盤が魅力的なのですが竜頭蛇尾の感があります。よく引き合いに出される弦楽五重奏ではアマデウスが新旧ともに良いかなと思うのですが…。

サヴァリッシュは今となっては懐かしい名前ですね。思い起こせば往時はN響もキリッとした音を出していたように思います。

ピアノ協奏曲ではシュミット/マズア盤を聴き続けています。吉井亜彦さんが言われるほど悪い演奏ではないと思います。楷書のモーツァルトですね。

節電を脅迫された(笑)夏も終わったようです。また、折に触れてお話しをお聞かせください。
ezorisu
2012/09/09 08:52
ezorisuさん、こんばんは。
お久しぶりです。
返事が遅れまして申し訳ありません。

ブリテンのモーツァルトはいいですね、キビキビしていて。ブリテンがお気に召されていたら、サヴァリッシュのこのモーツァルトもお薦めです。特に、チェコ・フィルの木管の音色の豊かさが素晴らしいと思います。また、こういうキビキビした演奏を聴いたあとにワルターやベームの演奏を聴くと、その良さが再認識できます。どちらかだけだとやはり食傷気味になってしまいますが、こう聴き比べてみると、やはりどちらのタイプもとても素晴らしいモーツァルトだと思いますね。

モーツァルトのピアノ協奏曲は曲によって聴く演奏もいろいろと変わりますが、最近よく聴いてるのはカサドシュ/セルの組み合わせですかねえ。ハスキルも聴きますが、意外と良かったのはアシュケナージの弾き振りやブレンデル/マリナー盤だったりします。バレンボイムはオケが重くてあまり好きではありません(ECOもBPOも)。アンダはちょっと器用すぎて小賢しく聴こえてしまう時がありますね。カーゾンも素晴らしいですが、音が透明で音楽があまりにも澄みきっているため、聴くときによってはちょっと怖い感じもしますね。

最近ちょっと仕事も忙しくてなかなかブログエントリーが進みませんが、気が向いたらお付き合いください。
それではまた、よろしくお願いいたします。
うぐいす
2012/09/13 22:35
サヴァリッシュさんはモーツァルトが得意でした。EMIから出ているバイエルン国立歌劇場とワルター・ベリー、クルト・モルなどのキャストの「魔笛」も素晴らしいですよ。ところで、サヴァリッシュの名演と云えば1986年のN響とのメンデルスゾーン「エリア」ですが、現在nhk:eテレの「お願い!編集長」と云うサイトで再放送を要請しています。2014/4/11までに100人の賛同が集まれば再放送されます。是非ご協力ください。http://www.nhk.or.jp/e-tele/onegai/detail/30936.html#main_section
がんばれ!公共放送NHK
2014/04/05 11:20

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