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zoom RSS この時代でこの演奏ですか:ハリウッドQのベートーヴェン後期弦楽四重奏曲集<PA-376>

<<   作成日時 : 2013/01/07 23:59   >>

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さて、正月も明けまして、1月4日からとうとう仕事が始まりました。といってもすぐに土日だったわけですが(笑)。
本日1月7日からが本番って感じですかね。また気力を振り絞ってお勤めに励まねば(笑)。
ブログの方も、少しずつ書き始めていきたいと思います。

先日、ディスクユニオンに行っていろいろと物色していたら、長年探していたロジェストヴェンスキーのチャイコフスキー「白鳥の湖」全曲盤('69、モスクワ放送響)を発見!

昔LPで持ってましたが、LPプレーヤー手放すと同時に売り払い、そのうちCD買うからとそのまま放置していたらいつの間にか廃盤になってしまってました(泣)。
日本では一時期あんなに有名だったこの演奏が、廃盤になって久しいのですよね〜。
やれやれ、こんな名盤を廃盤にしておくとはいったい・・・って感じなのですよ。
⇒そう思うんだったら、もっと早く買っておけ!ということですけどね(苦笑)。

でまあそれを喜び勇んでカゴにいれたわけなのですが、そのときにもうひとつ掘り出し物を発見。
それが本日のテーマ、ハリウッドQのベートーヴェン後期弦楽四重奏曲集なのです。

この演奏、昔から絶賛する方がいらっしゃいますね。
例の、指揮者のスラットキンの親父様とおふくろ様がメンバーだった団体ですね。
名前でなんとなく損してる感がありますが(笑)、当時は結構評判だったようですねえ。

今回ゲットしたのは、いま一般的に売られているテスタメント盤ではなく、その昔、レコ芸での企画で廃盤になっている名演奏を復活させるというシリーズのなかのひとつです。
企画・監修はレコ芸ですが、製造は東芝EMI(当時)という形で出ていたものです。

でまあ、一通り聴いてみました。
とりあえず音楽の好みは置いておいて、この録音当時(1957年)でこんな演奏をしていたことは驚きですね。

最初12番から聴き始めたのですが、その印象としては・・・
そうですね〜、ラサールQの強音をもうちょっときつくして、さらに情念的にした感じでしょうか。
ラサールQとアルバン・ベルクQを7:3(8:2かな?)にブレンドした感じですかね。
どちらかというとラサールQ寄りかと思いますが、ときどきアルバン・ベルクQが乗り移ったようにキツめの音で情念的になりますね。16番の2楽章なんかまさにそんな感じかな。

全体的には、構成がとってもガッチリしてると思います。
そういう意味では結構安定感があるのですが、強音がかなりきつめの音でくるのですよ。
一方で、歌い方はラサールQほどドライではなく、結構、歌いこんでくる感じです。

まあなんというか、録音状態がもっと良かったら、80年代あたりの現代的で表現主義的な演奏がもてはやされた頃に出現した新しい団体と言われても納得してしまうかも。
逆に、1950年代でこんな演奏してたのは驚異的です。

あっ、でもその時期にはジュリアードQが現代的な演奏の旗手として既に活動していましたね。
ジュリアードQは鋭角的でしなやか、かつ情念的な感じですが、このハリウッドQはどちらかというとガッチリ系でド〜ンとくる感じですかね。

それでも15番あたりなどはなかなかに情感を込めた歌いっぷりではあります。
相変わらず音がキツイところはキツイですが。

まあ、ざっと聴いた感想はこんなところなのですが、さてさて、ふと最初の方の文章を振り返ってみますと、「好みはともかく・・・」というなんとなく何か言いたげな前置きがあったわけですが(笑)。

まあ、嫌いとまではいきませんけど、好みかといわれるとちょっとどうかなあ〜、というところなのですよ。
うぐいすは最近、アルバン・ベルクQやラサールQなどの現代的なベートーヴェン演奏がちと苦手でして。

アルバン・ベルクQは学生時代によく聴いたのですよ、実は。なかなか新鮮で面白く聴いてました。
でも最近はどうもこういった現代的なベートーヴェン演奏がどうも苦手になってしまいました。

ブログ6周年の時にも書きましたが、最近聴いてるのはイタリアQ、スメタナQ(これは曲が限定されますが)なのですが、他にもチョコチョコ聴いてはいます。
あとはスズケQ、バルトークQも聴いてるかな。ああっ、ターリヒQも忘れてはいけませんね。
クリーヴランドQやバリリQは初期の曲をたまに、という感じですかね。

そのくせバルトークの3,4番はよく聴いてるという矛盾もあるのですが、あれは曲自体がかなり表現主義的ですから、そういうものとして聴いているということで、まだ自分の中では納得して聴いているのです。
って、ちょっと苦しいかな(笑)。まあ、バルトークは別腹ということで(爆)。

まあ、このハリウッドQの演奏、ラサールQやアルバン・ベルクQが好きな方にはすっと入ってくるんじゃないでしょうか。

うぐいすも時と曲を選べば、意外と聴く機会が多くなりそうな気がします。
好みじゃないと言いながらも、12番と13番は結構おもしろく聴けました。
14番と15番はちょっとキツイかな・・・16番はたまに聴くのはいいかも。

しかし、ブログ休んでる期間が長いと、ついつい長文になりますね。
まだ書き足りない感じが(苦笑)。
こんなことしてるから息切れするんでしょうなあ〜。
次回からは、もうちょっと気軽に短くまとめて書くようにしますわ(笑)。

一応、テスタメント盤をリンクしときます。
↓Amazonです。


String Quartets Nos.12-16
Testament UK
2007-03-20
L.V. Beethoven
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コメント(2件)

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うぐいすさん、こんにちは。

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を聴き始めて日が浅い私なので、分からないことが多いのですけれども

カルテットによって、持っている音色がほんとうに違うものなんだなーと思います。それから、カルテットの持ち味、個性もほんとうに違うものだなーと。

作品の作りというか曲想に、カルテットの個性、持ち味がぴったりはまっているなーと(自分の中で)感じられると、その演奏がお気に入りになります。バリリQ、クリーヴランドQで初期の作品の演奏をお聴きになるといううぐいすさんのお話、なんとなく分かります。私もそうなので・笑

「ハープ」を聴くときの私のお気に入りは、ここ数年ウェラーQになっています。これからいろいろ聴いていくうちに、感じ方や好みがまた変わってくるかもしれませんが、それも音楽を聴く愉しみのひとつなのかなーなんて思ってます・笑



ANNA
2013/01/12 12:34
ANNAさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

バリリQとクリーヴランドQの初期はいいですよね。バリリQはその音色の暖かさ、クリーヴランドQはその溌剌とした音楽がとても初期の音楽にあってると思います。

「ハープ」はクリーヴランドQが結構好きです。ウェラーQはモーツァルトの演奏を持っていますが、ベートーヴェンは未聴です。この団体もウィーン風の豊かな音楽性が魅力的ですね。ウェラーが指揮者に転じてしまい、結局彼らの四重奏は聴けなくなってしまったのは返す返すも残念です。

ベートーヴェンの四重奏についてはやはり名演が目白押しで、何回か聴いたことのある演奏でも聴くたびにいろいろな発見があったりますし、うぐいすもまだまだ勉強中という感じです。今後も、ANNAさんが聴かれた感想をいろいろと聴かせていただければ幸いと存じます。

では、今後ともよろしくお願いいたします。
うぐいす
2013/01/13 21:35

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