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zoom RSS グルダ/アバドのモーツァルト:ピアノ協奏曲第27番<PA-377>

<<   作成日時 : 2013/01/16 23:57   >>

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関東地方の一昨日の雪は凄かったですね。
まさかあんなに降るとは・・・

うぐいすは当初、家から出るつもりはなかったのですが、クリーニングに出した息子の学生服をとりに行ってないことに気づいてしまいました(笑)。
翌日は学校ありますし、どうしてもその日に受け取りに行かないといけないということで、渋々出かけました。

昔、三重にいた頃には年に数回は雪が積ってましたので、車もスタッドレスタイヤ装備で普通に運転してました。
しかし、東京にきてからはそんなに雪降らないこともあって、チェーンとかスタッドレス装備の用意はしてなかったため、雪が降ったらもう車には乗らない(乗れない)という事態になってしまいまして。

ヤレヤレと思いながら、ボタボタの雪道をザクッザクッと、そして時々ツルッ、と滑りながら(転びはしませんでしたが)、なんとかクリーニング屋さんまでとりに行きましたよ。

昨日は昨日で色々ありましたが、またの機会としておきます(笑)。

前置きが長くなってしまいました。
本日のエントリーはモーツァルトのピアノ協奏曲第27番です。
演奏はグルダのピアノ、アバド指揮のウィーン・フィルの演奏です。

モーツァルトのピアノ協奏曲というと、うぐいすはその昔、20番と24番くらいしか聴きませんでした。どちらも短調作品ですね。

若い頃は他の20番台の長調作品を聴いてるとどうも眠くなってしまってたのです(苦笑)。
いやいや、今考えるともったいないことをしていたもんですが、若い頃は刺激的な曲や演奏がやっぱり好きだったのかな?と思います。

昨年、ブログを長期間書いてなかった時、ちょっと思うところがあってあらためていろいろと聴き直してみたわけですが、これが結構ハマってしまいました。
おかげさまで22番や23番、27番あたりは大好きになってしまい、電車の通勤時にはよく聴くようになりました。

さて、今回エントリーの27番ですが、昔はどうもよくわからない曲でした。
なんというか、すごく曲調は優しいんですが、その一方でどこか達観した感じというか、この世のものではないようなものを感じまして。なんかひんやりしたイメージもあるんです。

で、この曲、やはりモーツァルトらしいしなやかさや美しさは欲しいのですが、音色があんまり暖かすぎると、ちょっと違うんじゃあないかな〜、と思ってしまうのです。

たとえば、昔から名盤と言われているバックハウスとベーム/ウィーン・フィルの演奏などを聴いてますと、冒頭のウィーン・フィルの音色を聴いただけでもうなんというか、目の前に暖かい暖炉を囲んだ老夫婦が座っているというような情景が浮かんでくるんです。でも、ちょっと自分の持っているこの曲のイメージと違うんですなあ。
暖かすぎるのですよ。

どこか達観したようなクールなところがないとピンとこないのです。
そういう意味では、カーゾンとブリテン/イギリス室内管のは素晴らしいですね。すごく純度の高い水晶のようでいて、どこか質朴な手触りもある演奏です。

あと、速めのテンポで軽い感じで行くのはそんなに嫌いではないのですが、好みとしてはどちらかというとちょっと遅めのテンポでしなやかに、クールに演奏して欲しいのです。

ということで、うぐいすの一番好きな演奏はグルダとアバド/ウィーン・フィルなのです。

実は、グルダとアバドの組み合わせって、他の曲はそんなに好きではないのです(苦笑)。
20番とか25番とか、よく名盤として引き合いに出されたりするのですが、いまひとつ良さがわからないのです。むしろ、アーノンクールと組んだ26番の方が面白かったりして。

でも、27番だけはちょっと別格ですかね。うぐいす的にはカーゾン/ブリテン盤と並ぶくらいに好きなのですよ。
オケはウィーン・フィルなんですが、音色もそんなに暑苦しくないし、澄んだ感じのいい音色です。
グルダの演奏も、ベートーヴェンのソナタなんかで時折見られるようなメカニカルにやりすぎるようなところがなくって、派手な表現は抑制されているので聴きやすいですね。

ということで、27番はうぐいす的にはグルダ/アバド盤がベストです。次点でカーゾン/ブリテン盤でしょうか。
他にも、カサドシュ/セル盤やアシュケナージ(弾き振り)盤、ブレンデル/マリナー盤なんかも悪くないかなあ、という感じです。あと最近、内田光子/テイト盤の、ヒソヒソ歌ってる(笑)感じのも悪くないかな〜と思うようになってたりします。

バレンボイム盤は新旧両盤ともオケの音色が結構厚めであんまり好みではなかったです。あとアンダ盤、ハイドシェック/ヴァンデルノート盤はピアノがちょっとうますぎるかなあ(笑)。表情豊か過ぎて現世的に聴こえてしまうのです。あっちの方に逝っちゃってる感じがないかな(笑)。
バックハウス/ベーム盤は上記に書いた通りであんまり好みではないです。

最後にいろいろな演奏の感想をグチャッと載せてしまいましたが、あらためて見てみると、結構贅沢なこと言ってますね(爆)。どれもある程度の水準に達している上での好みのことを言ってますので、まあ、一音楽ファンの戯言ということでよろしいのではないでしょうか(笑)。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、はじめてコメントさせていただきます。先日同じくモーツアルトのピアノ協奏曲第27番のCD(テイト指揮ECO、内田)を聴いて、そう言えばグルダとアバドも同曲の録音があったことを思い出して廉価盤を新たに買って聴きました。そうすると、やっぱり作品自体がそれまでのコンチェルトと違った特別な世界なのが強調されました。同時にこのコンビの第20番・21番をLPで聴いていた若い時の事を思い出しました(21番はかなり良かったと思います)。
ライムンド
2013/01/17 22:49
ライムンドさん、初めまして!
コメントありがとうございます。

なんか、このブログの調子がおかしいみたいでコメントの反映が遅いみたいですね。コメント最初のだけ残して他のは消しておきますのでご了承ください。

それまでのコンチェルトと違った特別な世界・・・やはりそう思われますか!うぐいすもグルダ/アバドの27番を初めて聴いた時、他の演奏と比べて随分と静謐な雰囲気を感じたのですよ。まさしくうぐいすが思っていたこの曲のイメージがこの演奏でした。まさかグルダがこういう演奏をするとは思いもしなかったというギャップもありまして、余計に感心してしまったかもしれません。

あと、コメントされている内田光子/テイト盤もいいですね。バックのオケがちょっとこじんまりしてますがやはり静謐な雰囲気で、内田のささやくような細やかな表現にも惹きつけられます。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
うぐいす
2013/01/17 23:50
うぐいすさん こんばんは

ご紹介のCDは手許にあります。若い頃(30年ぐらい前ですね)は毎日のように聴いていました。1枚ものを含めて何枚、プレゼントに差し上げたかわかりません。今でも時々取り出しては聴いています。以前は27,20,21,25番の順番でしたが、最近では薄情そうな25番の演奏が最も気に入っています。

ご紹介の27番では私もカーゾンは別格、クーベリックとの演奏も良いと思います。次にハイドシェック/ヴァンデルノート。内田さんの演奏は私には伴奏と乖離しているように聞こえます。ブレンデル/マリナーはくっきりとしていて良いと思います。ハスキルではクレンペラーとの演奏が最もしっくり来ます。ものすごく期待して買ったバックハウス/ベームのライヴ盤には落胆しました。前記の内田盤と同様に私にはまだまだ現世への執着があるようです(笑)。

モーツァルトのピアノ協奏曲集で現在の一押しはシュミット/マズアです。どの演奏も真面目で、ひた向きで、けなげで、私にとっては内田さんよりもずっと上です。まあ女性の好みみたいなものだと笑殺してください。

この冬は雪模様ですね。関東ではインフルエンザも流行とのこと、お大事になさってください。
ezorisu
2013/01/18 21:04
ezorisuさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

この27番、ezorisuさんとうぐいすの好みは合ったり合わなかったりといろいろですねえ。グルダ/アバド盤とカーゾンは好みは共通のようですね。特に、カーゾンはやはり別格ですかね。でもまあ、いつも何気に聴けるのはグルダ盤の方かなあ。

内田/テイト盤のことは以前あんまり好きではないことを言われていたのでやはりな〜と思いましたが、ブレンデルが良いとおっしゃっているのはなんだか意外でした。ベートーヴェンのエントリーの時にイマイチとおっしゃっていたので、てっきりブレンデル自体があまりお好きでないのかと思いこんでました。でも、モーツァルトの音楽はああいった神経質なまでに細部のフレージングを考え抜いて、音色の微妙なニュアンスを弾き分けていくタイプの演奏も結構許容してくれるのかもしれません。うぐいすはブレンデルのモーツァルトも結構好きですね。

週間天気予報を見ると、来週は関東地方でまた雪が降るかもしれないようです。お互い、寒さに負けず、頑張っていきましょう。
うぐいす
2013/01/19 00:25
こんにちは。

バックハウス/ベーム盤が「暖かい」というご感想は意外でしたね。「無機的で無い」というのは確かなのですが。
僕にとっては、カーゾンやグルダも良いとは思いますが、やはりバックハウスの立派なピアノと澄み切った精神そのもののような演奏がいまだにベストです。もっとも、同じコンビのザルツブルクでのライブは余り好みません。
ハルくん
URL
2013/02/03 15:47
ハルくんさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

バックハウス盤のベーム/ウィーン・フィルは他の演奏と比べて異質というか、圧倒的に音楽の種類が違いますね。その違いが27番という曲に対して好みか好みじゃないかということだけかなあと思います。オケに対してはうぐいすの思っている27番のイメージが違うというだけの話でして、これはもう個人の好みの領域になってしまいますね。ウィーン・フィルの柔らかく人懐こい歌い回しがどうもそういうイメージをかきたててしまうのですよ。

交響曲とかセレナーデのような曲はベーム/ウィーン・フィルの音色はたまらなく好きなんですけど、27番だけはむしろクールさを感じさせる音色が好きなようです。

それでは、よろしくお願いいたします。
うぐいす
2013/02/03 22:11

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