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いろいろな雑誌やインターネットの情報をみてもどれがベストな演奏なのかよ くわからなかったため、トータル10種類(そのうち1年の間に一気に9種)の演奏 を次々と買い漁ってしまいました。 その結果わかったのは、世間で言われている「指環にベスト演奏なし。どれも いいところがあれば悪いところがある」という評価が正しかった、ということ でしょうか。 今現在持っている指環10種は、どれもここはよくてもあそこが今ひとつ、とい う感じですが、各演奏でツボがあるのでそこを押えて楽しんでいます。 キーワードでまとめると下記のようになりますかねえ。 1.わかりやすい:ショルティ 2.質実剛健 :ベーム 3.抒情劇 :カラヤン 4.重厚壮大 :クナッパーツブッシュ 5.千変万化 :フルトヴェングラー(スカラ) 6.粋・爆演 :クラウス 7.堅実・職人芸 :カイルベルト 一般的に推薦盤をあげる場合、わかりやすい初心者向けをまず推奨、それ以降 は好みということになるでしょう。そうなると、やっぱりうぐいすも、まずは ショルティ/ウィーンフィルをおすすめしますね。 曲を知ると言うことに重きをおいてあまり演奏内容にこだわらず、そんなに何セット も買うつもりのない人なら、これ一つでもそれなりに満足できると思います。 オペラに結構慣れている人には、ベームも指環のファーストチョイスの候補に してもいいでしょう。ただ、ライブ特有の粗さはありますが。 本来はクナの演奏が本物!な感じもします。でも録音が古い。あと、出来のい いところと悪いところのムラも感じますし、少々音がもどかしい感じがします。 カラヤンは綺麗ですが、変化球のような気がしますしね。 フルヴェンは音が悪いのと演奏内容がロマン的で一般的にはあまりお薦めでき ないです。 クラウスとカイルベルト('52)は演奏内容はいいが、録音がよくないです。 今回まだ感想を公開してませんが、カイルベルト('55)は録音・演奏ともにいい ところまでいっています。ラインの黄金やジークフリートは一押ししてもいい かもしれないのですが、ワルキューレが録音の安定度でもう一歩というところ でしょうか。(ピッチが低くなったり、ときどきモノラルになる) どうしてもわかりやすさと歌手の魅力、録音の効果でショルティが定盤になる かなあ。 それにしても私にしてはめずらしくオペラを複数の演奏買ってしまいました。 (このあとトリスタンも複数買うことになるわけですが) ワーグナーの楽劇の中ではやっぱり一番聴きやすいのでしょうか。長いから入 りづらいかというとそういうわけでもないですね。 逆にトリスタンやマイスタージンガーよりも、指環から聴いた方がワーグナー の世界に入りやすくていいかも。(マンガもあるし) ちなみにうぐいすはワーグナーの全曲盤は「パルジファル」から入りましたが。 (変?) |
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