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zoom RSS シゲティの音色は魂の叫び!

<<   作成日時 : 2007/01/16 22:27   >>

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今日はシゲティについて。
シゲティと言えばやはりあの独特な、魂を削っているんじゃないかと思うような圧力のかかった音色と荒いビブラートが思い起こされます。非常に好悪が分かれる演奏家と思います。
シゲティを理解するにはやはり、バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」を真っ先に聴くべきじゃないかと、うぐいすは思います。特に、パルティータ2番の「シャコンヌ」は人類の至宝とも言うべき演奏ではないでしょうか。

何の曲を聴いても、シゲティの音楽にのめり込んでいる方ならどっぷり浸れるとは思うのですが、やはりものには順序があると思うのです。
晩年のベートーヴェンやブラームスの協奏曲などはもう枯れすぎてしまい、ある意味においてはシゲティの「アク」だけが残ってしまっている感があります。
初めてのシゲティをこの演奏で聴くのは、はたしてどうかなあと・・・
ちなみに、この演奏にはうぐいすはついていけないです。

しかし、1959〜1960年に録音されたバッハの無伴奏は音色が充実していて、はじめに書いたシゲティの特色が非常に有効に機能しています。圧力を込めた音は非常にたくましく響き、音の伸ばしはクレッシェンドを含み、天に上昇するかのようで、孤高の極みです。
また、弱音部のかすれそうな音色と強弱のつけ方も絶妙で、非常に寂寥感があります。「シャコンヌ」中間部のアルペジオはいつ聴いても、うぐいすは泣きそうになってしまいます。
まあ、そういう類の演奏なわけで、聴くときに非常に気力を使う演奏です(笑)。
疲れているときには、聴くのはちょっと無理かもしれません。

精神性のある演奏などとも一般的には言われているようです。うぐいすにはこの「精神性」って意味が具体的にはわからないのですが、美麗な音色に頼るのではなく、心に訴えかけてくる演奏という意味なのかと解釈しています。
(昨日の、ワルターの「暖かさ」に近い話ですね)

バッハの無伴奏でシゲティの魅力を感じられれば、他の曲を聴いても入って行きやすい気がします。晩年に近い演奏でも、たとえばプロコフィエフのヴァイオリンソナタや協奏曲は結構好きです。ベートーヴェンの協奏曲も、ワルター/ニューヨークフィルと組んだモノラル録音は結構味わい深いですね。
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲

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